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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 12月28日、実家で年末恒例の餅作りが始まった。その手伝いに弟の家族がやってきた。
 実家では餅米を竃で炊き、餅つき機で餅を作る。

 

 父親が竃に薪をくべる。強い火力でガンガン炊くので熱々でふっくらした餅ができる。



 餅米が炊き上がったら餅つき機に移す。餅つき機で餅を作っている間に新しい餅米を竃で炊く。



 餅つき機の中で丸く餅が出来上がっていく。



その様子を2人の甥が興味深く見ている。



 出来上がった餅を専用の袋に入れて平らに薄く伸ばしていく。熱々なので軍手が必要だ。
 餅が冷めたら袋の赤線を目安にカットする。カットした餅は冷蔵庫で保管して、年末~正月に食べる。



 出来上がった餅を、餡子、きな粉、大根おろしに絡めて食べる。甘い餅を食べると辛い餅が食べたくなり、辛い餅を食べると甘い餅が食べたくなって箸が止まらない(^^;)。甥も喜んで美味しそうに餅を食べている。

 21世紀の現在、昭和の風景がまだ実家にはある。
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 12月27日、駅前のパチンコ屋に貼られていたポスター(^^;)。埼玉の地元にヤマジュンファンがいるとは驚いたよ(^^;)。
 まさかと思うけど「パチンコ」にも掛かっている・・・?(^^;)。
修理に出していたパソコンが戻ってきた(^^)。

 先日、パソコンの調子がおかしくなった。どうやってもウィンドウズ画面が起動しなかったのでメーカーの電話サポートで聞いてみた。
 サポートの言う通りに操作をしてみた。BIOS画面からの操作でパソコン内部の状態をチェックするというものだったが、なんだかゲームの裏技みたいだった。普段使っているパソコンなのにこんな機能を秘めていたことに驚いた(^^;)。
 しばらくしてエラーコードが出た。コードの番号をサポートの人に伝えたところ、
「ハードディスクの物理障害」だということが判明した。
 ハードディスクそのものがイカれているので、バックアップを取っていなかった分のデータはパーになってしまった(T_T)。業者に頼めば壊れたハードディスクからデータを救出してくれるが、それだとン万円の費用がかかるらしい。
 仕方なくパソコンをメーカー修理に出した。この場合ハードディスクは全取替えになるので、データ救出はあきらめるしかなかった。
 ここで救いだったのが、パソコンが無料保障期間の範囲の中だったこと。余分な出費が無くて助かった(^^)。

 僕はDELLのパソコンを使っている。パソコンを修理に出すと決まってからDELLのサポートが素晴らしかった。
 電話サポートは、僕のパソコンを宅配業者が引き取りに来る(無料)と言った。しかもパソコン本体からコードを外して、本体をこちらで梱包する必要は無いという。
 指定した時間に宅配業者が来た。僕はむき出しのパソコン本体を手渡した。業者はそれを緩衝材が入った箱に手際良く入れた。そしてあっという間の僕のパソコンを持っていってしまった。

 以前使っていた別メーカーのパソコンを修理に出すことがあったが、そのときにはパソコン本体をこちらで梱包し、しかもこちらで配送を手配するしかなかった。当然費用はこちら持ち。宅配業者によっては配送費用が1万数千円かかると言われた。一番安かったのがクロネコヤマトの1500円だった。修理に出すまでえらく手間がかかったことを覚えている。それを考えるとDELLのサポートが神に思える(^^)。

 パソコンが修理から戻ってきたが、1つ困ったことがあった。僕は元々ウィンドウズXPを使っていたが、戻ってきたらパソコンのOSがウィンドウズ7になっていた(^^;)。
 よく考えてみたら、僕は4年前に「ウィンドウズ7」のパソコンを買っていたが、パソコンで仕事をしている最中だったので、作業の中断にならないようにウィンドウズXPのままでいて、ウィンドウズ7は後でディスクから入れられるようにしていた。
 ウィンドウズXPのサポートが来年4月に終わるのでギリギリまで使おうと思っていたが、まさかパソコンの修理によって急遽OSがウィンドウズ7になるとは思わなかった(^^;)。

 現在、使い慣れないOSに悪戦苦闘しているところ。マニュアルを見ながら操作を覚え、XPで使っているソフトを入れ直している(^^;)。
 それにしても7はサクサク動くので動作が気持良い。ハードディスクの音もメチャメチャメチャ静か。早く7にしておけばよかった。

 今はウィンドウズ8の時代なのに・・・(^^;)。

 昨日11月1日、劇場版「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」を観るために新宿バルト9まで行った。
 毎月1日はサービスデーなので1000円で映画を観ることができる。混むかなと思ったが、終電が無くなるような遅い回なら空いているだろうと思い、夜10時10分上映の回に入った。終わるのは深夜12時半過ぎになるので、終電で帰る人は映画を観ないだろうと思った。僕は始発で帰ればいいと思っていたので何の問題も無かった。
 しかし予想に反して劇場内はメチャ混み!1階にある券売機には長蛇の列が並んでいた。みんな終電無くなってもいいのか?(^^;)。
 そこに係員がやってきた。9階にある券売機は比較的空いているから案内するということだった。しかしエレベーターもエスカレータも混んでいるので、9階まで徒歩で階段を上がらなければならないという(^^;)。
 どうせ1階で並んでチケットを買っても、そのあとエレベーターもエスカレーターも混んでいるなら入場まで時間がかかってしまう。それなら9階まで歩いて上がる大変さはあっても、9階で早くチケットを買えるなら、そこから11階にある劇場まで行くのは結果的に早くて楽だ。と思い僕は係員に付いていった。
 係員に連れられビルの裏口のような場所へ行った。そこに非常階段のような入口があった。階段は狭い範囲をグルグルまわるように上がらなければならなかった。途中、階の中を見られるわけじゃなかったので、景色が変わらないままグルグルと上がっていかなければならない。4階を過ぎたあたりからなんだか気持ち悪くなってきた(^^;)。僕の後ろには太った人がいたが、その人も気持ち悪くなってきたのか、息をゼーゼーと切らしながら、僕との間の距離が離れていった(^^;)。
 キツイ思いをしながらやっと9階に到着。確かに券売機は思ったよりも空いていた。さっそくチケットを買って11階へ行った。劇場入口で係員にチケットを渡した。それと引き換えに入場プレゼントをもらった。

 

 もらったのは小さな銀色の袋。表にはQべぇがプリントされていた。

 中身はなんと、蒼樹うめてんてーのイラストにサイン付きミニ色紙(複製)!新房監督のサインも入っていたけど、新房監督って意外と字汚な!(^^;)。

 映画の内容についてはネタバレになるので言及はしないけど、結論として面白かったです。話の構成が難解な部分はあったけど、「こんな魔法少女たちの姿が観たかった」という観客の要望の応えるようなサービスも盛りだくさんだったので、とても楽しめました。

 ミニ色紙の入場プレゼントはこの日までらしく、以降は別のものになるらしい。フィルムしおりだったかな?。
 まだ観ていない人はなるべく早く観ることをお勧めします。結構内容が盛りだくさんで、難解な部分もあるから、お腹いっぱいになりやすいので体調を整えて観に行ったほうがいいかもしれません(^^)。

 前編より。

 9月27日~30日の四日間、関西旅行に出かけた。
 これは奈良にいる友人に会うのと、その友人が名古屋の焼肉店から依頼を受けてイメージキャラクターデザインをしたので、そのお店を見に行くためだった。

9月29日

 今日は奈良の友人に会いに行く予定だが、旅行前に奈良まで行く鉄道ルートを調べたら困った事があった。
 友人から鉄道のルートを教えてもらっていたが、ネットで検索してみたら運賃が3500円ほどで、所要時間がなんと7時間半掛かると出た(^^;)。
 さすがにこれは時間が掛かり過ぎるので他のルートを探してみた。名古屋から京都まで新幹線で行き、そこから私鉄で奈良へ行くルートが見つかった。これなら2時間ほどで奈良に行ける。新幹線は「ぷらっとこだま」の座席指定で行けば運賃が格安になる。トータルで5000円未満で行けることが分かった。すかさず新幹線の予約を取った。
 しかし旅行出発直前にもう一度友人から教わった鉄道ルートを検索してみたら、名古屋から奈良まで運賃が約3500円、所要時間がなんと約3時間と出た!(^^;)。
 どうやら所要時間が7時間半と出たのは、僕の入力ミスだったらしい。しかし新幹線の切符を買ったあとでそれが分かるなんて・・・(T_T)。

 

 名古屋から奈良までは京都回りで行くことになった。まぁ京都観光ができるし新幹線も乗れるから結果オーライとしよう!(^^)。
 


 新幹線の車窓から田園風景が見える。何だか気分が落ち着く(^^)。

 京都駅到着。ここが「イリス」に破壊された京都駅か!(映画「ガメラ3 邪神覚醒」より^^;)。

 京都駅の目の前には「京都タワー」がある。その手前のロータリーからバスに乗り「清水寺」に向かう。

 バスで10分ぐらい走り下車。清水寺への近道である「茶碗坂」を上る。近道とはいえこの上り坂が600mほど続く(^^;)。

 キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!京都の聖地「清水寺」!

 遠くに京都も町並みが見える。京都が盆地だということがよく分かる。

 清水の舞台から下を覗く。この高さから飛び降りることは本当に度胸がいることだと分かった(^^;)。



 そして・・・・もう一つのある意味聖地キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!

 ここは「京都アニメーション」。「らき☆すた」や「けいおん!」でおなじみのアニメ制作会社だ。
 この日は日曜のためか、入口が閉まっていた。

 入口横の掲示板には「Free!」のポスターがあった。

 「京都アニメーション」は、京都駅からJR奈良線で約20分、木幡駅を出てすぐ目の前にある。閑静な住宅街の中にあるので、こんなところにアニメ製作会社が!と驚いてしまう(^^;)。

 木幡駅、反対側ホームに渡る歩道橋から撮影。「京都アニメーション」が駅前にあることがよく分かる。


 友人の待つ奈良へ向かう。僕は奈良で一泊するため駅前のビジネスホテルを予約していた。午後3時にチェックインするので、そのホテルで友人と待ち合わせをした。
 ホテルにチェックインして部屋に入る。友人に会うために着替えをした。先日焼肉屋で買った「牛くんTシャツ」を着た。これなら友人も驚くに違いない!(^^)。

 実は友人と会うのは今日が始めてだった。
 友人とはネットのとあるイラスト投稿サイトで知り合った。お互いのイラストにコメントを寄せているうちに意気投合して仲良くなり、実際に会おうという話になった。
 会うときに迷わないようにお互いの顔写真は交換していた。さらに目印の意味もあって「牛くんTシャツ」を着た。

 「牛くんTシャツ」は全体はハデハデな赤色なので、これでは通常の3倍目立ってしまう(BY.機動戦士ガンダム^^;)。このまま着ていく度胸は無かったので上からネルシャツを羽織った。しかし牛くんのプリントは背中にあるのでこのままでは牛くんが隠れてしまう。仕方なくTシャツを後ろ前に着て牛くんを前に出し。ネルシャツの前を開いて牛くんが見えるようにした。
 友人からメールが来た。今、ホテルの前まで来ているという。いよいよご対面だ!

 友人の名はウィンキーさん(ペンネーム)という。主に筋肉質のデッサンが得意で、その鉛筆画の超絶テクニックは見る者を圧倒する。
 しかも今年2月から、「1000本ノック」と称し、半年間で1000枚のスケッチを描くという荒行もこなしている。↓
http://blog.goo.ne.jp/p27400201/e/c1797ffab68a2cdcdb37d69780bebd3d

 ウィンキーさんは筋肉デッサンをしているだけあって、本人もトレーニングで鍛えていて筋肉質だった。ボディビルダーのようなモリモリのマッチョではなく、身体を引き締めて筋肉のメリハリを出す感じだった。
 ウインキーさんは僕が着ている「牛くんTシャツ」を見て驚いた。なんとウィンキーさんは「牛くんTシャツ」の現物を持っていないらしい(^^;)。普通デザイナーにはサンプルとして1着ぐらい贈呈として貰えるもんなんだけど(^^;)。

 二人で「びっくりドンキー」に入り談笑した。そのときの様子をイラストレポートにしてイラスト投稿サイトにアップロードした↓

 ウィンキーさんのブログにもイラストレポートが大きいサイズで転載されている。また「びっくりドンキー」での様子の記事が書かれている↓。
http://blog.goo.ne.jp/p27400201/e/515979e6ed8b8164ba909cebedea5a7e

 話が盛り上がり、ウィンキーさんが終電で帰る時間まで続いた。
 ウィンキーさんと名残惜しく別れ、僕はホテルに戻った。充実した一日を過ごした満足感で心地よく眠りについた。


9月30日

 朝10時にホテルをチェックアウトして奈良から京都に向かった。
 京都から高速バスに乗り東京に向かう。バスは新東名高速道路に入った。新東名は新しい高速道路なので綺麗だった。しかも混雑が無くスムーズに走ることができてとても快適だった。
 夜8時に東京に到着。ほぼ2年ぶりの一人旅が終わった。また余裕ができたら旅行に行きたいなぁ!(^^)。

 9月27日~30日の四日間、関西旅行に出かけた。
 これは奈良にいる友人に会うのと、その友人が名古屋の焼肉店から依頼を受けてイメージキャラクターデザインをしたので、そのお店を見に行くためだった。
 こちらの仕事が終わり退社したので、やっと会いに行く都合がついた。

 9月27日

 まず秋葉原に出た。デジカメで写真を撮ろうとしたら、家でフル充電したにもかかわらずもう電池切れをおこしている。2ヶ月前に茨城県大洗町に行った時以来、電池の消耗が激しくなったので、これは機械的な問題ではなく充電池の問題だと考えた。思えばこの充電池も長い間使っている。そろそろ限界なのかもしれない。
 秋葉原のヨドバシカメラで新しい充電池を買おうと思った。電池売り場に行った。しかし同じタイプの充電池見当たらない。僕が使っているのは「ニッケル水素電池」というタイプ。見当たらないということは生産中止・・・・?(^^;)。
 7年前に買ったデジカメはその当時ですでに型落ち品だった。値段が安かったという理由で買ったが、型落ち品にはこういうリスクがあったとは・・・(^^;)。
 仕方なく使い捨てカメラを買う。27枚撮り2個パックで980円だった。昔は1個でこの値段だったが、デジカメ全盛の今ではずいぶん安くなったものだ。

 使い捨てカメラを買って万世橋へ行く。万世橋の傍には煉瓦造りの鉄道の高架がある。ここはその昔、「万世橋駅」があった場所だった。

 

 万世橋駅は、東京駅を設計した辰野金吾による煉瓦造りの豪華な駅で、その開業は東京駅開業(大正3年・1914年)よりも前の明治45年(1912年)だった↓。
http://www.tanken.com/manse.html

 しかし大正12年(1923年)、関東大震災によって駅舎は消失、その後その場所には、昭和11年(1936年)に「鉄道博物館」が開業した。
 その鉄道博物館も平成18年(2006年)に閉鎖。さいたま市に移転されることになった。
 そして現在はその跡地に「JR神田万世橋ビル」が建ち、煉瓦造りの高架にはシャレオツな店舗が入り、「mAAch ecute(マーチエキュート) 神田万世橋」となった。

 

 シャレオツな店舗が入るのは少々鼻持ちならなかったが、しかしそのおかげで旧万世橋駅の中に入ることが出来るようになったので、これは感謝しないといけない。
 写真は神田川沿いに張り出した通路。もちろんここにも自由に入ることが出来る。

 

 交通博物館があった場所は建物が完全に撤去され、高架下を利用してシャレオツな店舗が入っている。店舗に入ると、旧万世橋駅の面影が色濃く残っているので、当時の雰囲気が楽しめる。

 

 高架下からなんとホームに上がれる出入り口がある。数年前なまでは考えられなかったことだ。歴史的建造物のため、構内はフラッシュ撮影が禁止されている。そのため写真が暗くなっている。

 

 当時の階段。何だか趣がある。

 

 階段の上から見下ろすように撮影。

 

 ホームはテラスとして利用されていた。奥にはレストランがあり、テラス越しに電車が通るのを眺めることができる。

 

 秋葉原電気街が見える。今自分が旧万世橋駅のホームに立っていることがなかなか信じられなかった。

 

 秋葉原から東京駅に向かう。東京駅は現在も残る煉瓦造りの駅。しかし戦時中は空襲により半壊し、改修されたものになっていた。しかし数年前から復元作業が行われており、1年前に大正時代の外観が復元された。なんだか異国の駅みたいでスゲーッ(^^;)。
 しかも当時は東京駅と同じ煉瓦造りの豪華な駅が近距離で並んでいたからさらにスゲーッ!(^^;)。

 夕方、東京駅から新幹線で名古屋に向かう。名古屋で一泊して翌日は名古屋観光と焼肉屋へ行くことにする。


 9月28日

 友人がイケージキャラクターデザインを担当したお店は「炭火焼肉 一気」という。名古屋駅近くの「駅前店」と大曽根駅近くの「大曽根店」の2つがあるらしい。友人が担当したのは「大曽根店」らしい。

 友人のブログ記事↓。
http://blog.goo.ne.jp/p27400201/e/5ed8cf54dfdc2f466c873c125d2ecdbf

 朝早く「大曽根店」に向かった。とりあえずは名古屋観光の前に場所を確認しようと思った。
 大曽根駅を出て3分ほど歩いたところに店はあった。

 

 「炭火焼肉 一気」大曽根店に着く。しかし様子がおかしい。

 

 友人のブログでは、店内いたるところに友人デザインの絵があったのに、それが無い。開店時間前だからかと思ったが、店内を覗くと調理の設備が見当たらない。どう考えても閉店状態だ。
 後でネットで調べたところ、営業は「大曽根店」から「駅前店」に移転したらしい。

 

 朝食がまだだったので近くの店に入る。
 名古屋は喫茶店の激戦区で、独特の文化があると聞いていた。コーヒーのモーニングセットを頼むとメチャメチャいっぱいにセットの食べ物が付いてきて、それがどう考えてもコーヒーの値段以上らしいという。名古屋観光に来たのはそれが楽しみでもあった。
 お店の名前は「コーヒーショップ ぽてと」。地元の人たちが集まる憩いの場のような喫茶店だった。

 

 早速、コーヒーのモーニングセットを注文した。そして来たのが上の写真の状態だった。店内でフラッシュをたく訳にはいけないので写真が暗いけど(^^;)。
 コーヒーに厚切りのバタートースト、ゆで玉子、そしてデザートのヨーグルトにブルーベリーソースがかかっている。これが全部でなんと350円!メチャメチャ・・・いや名古屋弁で「めちゃんこ安いがな!(^^;)」。
 名古屋人は「東京でコーヒーを注文すると、値段が高いしそのくせ何も付いてこないからすごく損した気分になる」という。その理由がよく分かった(^^;)。

 大曽根から名古屋城に向かった。

 

 名古屋城の城址公園から名古屋城を望む。お堀と緑と城が綺麗!。

 

 入場料を支払い城内に入る。城の上の金の鯱がよく見える。

 

 名古屋駅に戻り周辺をうろつく。
 歩道上に「7(ナナ)m級の女型の巨人」発見!と思ったら名古屋名物の「ナナちゃん」でした(^^;)。



 「炭火焼肉 一気」駅前店に向かう。開店は午後5時から。
 写真を撮るなら客がいないほうがいいと考え、開店と同時に入ろうと思った。

 

 店の入口の置き看板。友人デザインの「牛くん」が描かれている。
 お店は2階なので階段を上がる。そこには女子高生軍団が開店を待っていた。どうやら部活帰りらしい。しかし最近の女子高生は学校帰りに制服姿のまま焼肉屋に寄るのか?それとも名古屋の女子高生が特殊なのか?(^^;)。

 お店のシステムとして、複数人で入って食べ放題コースを頼むのが基本になっていた。一人での食べ放題コースはお断りしているらしい。店員さんに「普通の食事として入りたい」と頼んでお店に入れてもらった。やれやれ、一人焼肉は肩身が狭いなぁ(^^;)。

 

 牛タンと牛カルビを注文。炭火で焼くためか、肉がフワッとしてジュワッとしてンマ~イ!(^^)。
 斜め前の席に先ほどの女子高生軍団がいる。食べ放題コースでガンガンおかわりをしている。焼肉の匂いが制服に付くぞ!(^^;)。

 

 店員は、友人デザインの「牛くん」がプリントされているTシャツを着ている。。店員に「これを描いたデザイナーに明日会いに行くので、写真を撮らせてほしい」と頼んだ。快く承知してくれてパチリ!これで友人も喜ぶぞ!(^^)。
 このTシャツはレジで販売もしている。僕は1着買った。


 食事に満足してお店を出る。ちょうど写真を撮り切ったので、駅前のビッグカメラに現像に出した。
 友人に写真を見せるには現像にだしてプリントをしなければばならない。デジカメに慣れると、この現像に出す手間が面倒だ(^^;)。ビッグカメラに現像を出すと1時間くらいでプリントができるから助かる。

 明日はいよいよ友人が住む奈良へ行く。会えるのが楽しみだ!(^^)。

 昨日、都内でヨーロッパ漫画学院の生徒に漫画の技法を教える講義をしたと書いた。
 それからなんと進展があった。

 つい先日、ヨーロッパ漫画学院からメールが来た。内容は、前回の都内での僕の講義が生徒や校長先生に好評だったようで、ヨーロッパ漫画学院に講師として僕をイタリアに招待したい(!)というものだった。

 ・・・・・マジで!?(^^;)。

 なんと費用はヨーロッパ漫画学院が持つので、是非来てほしいという。なんだかエライことになってきた(^^;)。
 もし招待を受ける場合はこちらのスケジュールの都合のいい時や滞在について確認したいということだった。

 僕は8月末に編集プロダクションを辞め、漫画家復帰のための準備活動に入っている。そのためにイタリアに長く滞在することは難しい。取れるとしてせいぜい一週間~10日ぐらいだろう。また先のスケジュールが読みにくいのでいつイタリアに行けるか決めにくいので、ヨーロッパ漫画学院で希望の時期があればそれに合わせてスケジュール調整するとメールで返事をした。

 再びメールが来た。
 ヨーロッパ漫画学院では11月~6月を本科のコースにしている。その後はサマースクールや秋には日本での勉強会がある。
 出来れば来年のいずれかで本科のコースで10日間ほど授業をしてほしいとのことだった。詳しいことはまた後日連絡するという。

 なんだか思いもかけず。来年イタリアに行くことになりました。しかも日本漫画をイタリア人に教える講師として(^^;)。

突然のことでなんだかまだリアリティが感じられません。海外旅行経験の無い僕が来年イタリアに行くのか・・・!(^^;)。
 これは8月末に仕事を辞めてすぐに、9月7日に起きた出来事です。

 ちょうど1年前、出版社でヨーロッパの漫画専門学校の校長先生(外人)と知り合いになり、編集部の一角で見学に来ていた生徒数人(もちろん外人)に漫画の描き方をレクチャーした。と日記に書いた。

http://turedure.blog.shinobi.jp/%E4%BB%95%E4%BA%8B/%E6%BC%AB%E7%94%BB%E3%81%AE%E7%A8%AE
 その校長先生から連絡が来た。漫画専門学校のカリキュラムに日本旅行があり数日間の滞在中に日本漫画を学ぶというもので、その中の1日に日本の漫画家やアニメーターを講師に呼んで授業を行うという企画があって、僕は講師として参加してほしいと依頼を受けた。

 1年前の日記では「ヨーロッパのとある国の漫画専門学校」とボカした書き方をしたが、これは編集部で行った漫画のレクチャーの様子がヨーロッパ圏内でテレビ放送されるので、放送前ということで守秘義務があったためだった。

 ヨーロッパの専門学校は「ヨーロッパ漫画学院」といい、イタリアにある。コミックではなく、日本文化としての「MANGA」を学べるイタリアで唯一の、というよりヨーロッパで唯一の専門学校らしい。

 「ヨーロッパ漫画学院」HP↓
http://www.accademiamanga.it/jap/index.php

 一昨日の土曜日が授業の日だった。会場は秋葉原とお茶の水の中間地点にあるビルで、その中の会議室だった。

 会議室↓
http://www.mystays.jp/location/ochanomizu/meeting/index.php

 授業は朝10時からランチ休憩を挟んで夜7時まで。内容別に1つの授業は1時間。僕は11時~12時の担当だった。
 会議室のキャパは30人ほど。ヨーロッパ漫画学院のイタリア人生徒が20人、代々木アニメーションの日本人生徒が6人だった(ヨーロッパ漫画学院は代々木アニメーションと提携しているため)。

 朝10時、最初の授業が始まった。僕の出番は11時から。2番手だったので、授業の雰囲気を知るために会議室の後ろで授業見学&待機していた。
 最初の授業の先生はトップバッターで緊張しているのか、会場の雰囲気に呑まれたのか、何だか説明がたどたどしい(^^;)。
 授業内容は「キャラクター設計」についてのものだった
  ・キャラクターの性格を書き出してチャートを作る。
  ・キャラクターには欠点や、見た目と性格のギャップを作る。
  ・ストーリーからキャラクターを作る方法もあるし、
   キャラクター設定をキッチリ作ってからストーリーを
   作る方法もある。
 説明がたどたどしい上に内容が高度で複雑であるため、通訳の人(日本人)が何だか困ってる(^^;)。そのせいか、生徒達の頭の上に大きな「?」が浮かんでいるように見える(^^;)。しかも僕の席の前にいる生徒がノートにラクガキをしている(^^;)。
 会議室はヘンな空気に包まれた。その空気の中で僕は次の授業をやらなければいけないのか!(^^;)。

 11時、僕の担当の番になった。
 授業と授業の間には休憩時間は無かった。トイレなどは行きたい時間に行ってもいいスタイルのようなので、ホントに会議室がヘンな空気に包まれたまんまその中に飛び込んで行かなければならなかった。(^^;)。
 僕は何とかこの空気を変えたかったので、冒険だが最初の挨拶でジョークをかましてみた。
 僕はイタリア語をよく知りません。知ってる単語も3つ。「ボンジョルノ(こんにちは)」「グラッチェ(ありがとう)」「ボーノ!ボーノ!(美味しい!)」だけです。と言ってみた。「ボーノ!ボーノ」の部分では、頬に人差し指を立ててクリクリ回してもみた。
 生徒達から軽い笑いが起きた。ちょっとはウケたようだった。ただ通訳を介さないとジョークが伝わらないので、僕がジョークを言ってから笑いが起こるまでタイムラグがあった。これが結構ツラかった。スネークマンショーで似たようなネタがあったことを思いだした(^^;)。
 軽く笑いが起こったことで、会議室の空気が和んだ。冒険だと思ったがジョークも言ってみるもんだ。おかげで僕の気も楽になった(^^)。

 僕の授業は「キャラクターについて考える」だった。前の授業と共通する部分はあるが、僕は内容をシンプルにしようと考えていた。
 お題を出して生徒にキャラクターを描いてもらうという方法を取った。これなら説明は簡単だし、生徒が絵を描いている間は僕は喋らなくてもいい(^^;)。
 僕は1時間ずっと喋り続ける自信がなかったのでこの方法を考えていたが、これは正解だったようだ。複雑な説明は通訳を悩ませることは前の授業で証明済みだし、説明の途中で生徒がノートにラクガキを始めたらショックを受けただろうから(^^;)。

 生徒全員にB4サイズの紙を配った。紙を横に倒して左右を二分するように真ん中に縦線を引いてもらった。
 その左半分に名前を入れ、「自分がもし漫画のキャラクターになったら」とお題で生徒達にキャラクターの全身の絵を描いてもらった。時間は15分、この時間内で描けるようなシンプルなデザインでいいと説明した。
 生徒達が絵を描いている間、僕もお題を描くことにした。ちょうど授業で使えるようにとプロジェクターが用意されていたので、それで僕の手元を映してもらうことになった。僕が絵を描く工程をライブ・ビューイングにするということだった。
 プロジェクターの映像がスクリーンに映し出された。しかし鉛筆線が飛んじゃって映らない。明るさ調整をしても鉛筆線は薄くしか映らなかった。
 試しにボールペンで描いてみたら、何とか線が映った。仕方なくボールペンで描くことにした。
 しかし鉛筆で下書きをすればスクリーンに映らないのでライブ・ビューイングがつまらないものになる。仕方なく、下書き無しでボールペン一発描きをすることにした(^^;)。

 15分経った。次は紙の左半分に描いたキャラクターを使って、「もしキャラクターに向かってボールが飛んできたら、どんなリアクションをするか?」をお題に紙の右半分に描いてもらった。ボールは、野球、テニス、サッカーでも何でもいいことにした。
 自分自身がキャラクターならリアクションも想像しやすいだろうし、楽しく描いてもらえるだろうと考えていた。制限時間は同じく15分にした。
 僕も生徒達と同じようにお題を描き、その工程はライブ・ビューイングで映された。僕は「キャラクターにボールが飛んで来たら?」というお題は決めていたが、リアクションについては考えないでいた。生徒達と同じ条件で描こうと思ったので、アイデアの無いまっさらな状態から絵を描き始めた。

 さらに15分が経った。生徒達の絵を集めてテーブルの上に並べた。その周りに生徒達に集まってもらい、絵を観て感想や意見交換をするようにした。
 この授業の目的は「キャラクターの性格を表現する」ことだった。キャラクターの立ち絵だけではキャラクターの性格が分かりにくいので面白味は薄い。しかし出来事に直面した場合にキャラクターが取るリアクションでキャラクターの性格が分かり、面白味が出る。
  ・キャラクターの性格を考える
  ・キャラクターの性格を元にリアクションを自分なりに想像してみる。
  ・キャラクターの性格はリアクションや行動で見せることが面白い。
 この3点を理解してもらうことがポイントだった。
 生徒作品をテーブルを囲むようにして皆で見るのは、「自分の作品を人に見てもらうこと」「他の人の作品を見ること」「皆で近づいて絵を見ることで講師と生徒達との距離を縮める」ためだった。僕も生徒達に混じって感想や意見を言い、講師として寸評もした。
 生徒作品は「MANGA」を勉強しているだけあって、ちゃんと日本漫画の絵になっている。その中には萌えキャラもいて、ちゃんと「萌えキャラ」になっていた(^^;)。
 しかも個性的なものが多くどれも面白いものばかりだった。わざとムダにカッコイイポーズをとってボールをキャッチする者、ボールをキャッチして、投げてきた人に向かって不敵な笑みを浮かべる者など、生徒達が本当に楽しんで描いていることがよく分かった。
 なぜか女子生徒の作品はボールを避けるものが多く、男子生徒の作品はボールがキャラクターに直撃するものが多かった(^^;)。
 ヘタリア・・・いやイタリア人、面白い!(^^)。

 前の授業のこともあり、授業がどうなるか心配だったが、わりと好評だったようで校長先生からも感謝されたので、とりあえず責任は果たせたと思いホッとした(^^;)。

 休憩時間に通訳の人とお話をする機会があった。
 通訳の人は、校長先生の知り合いだけど漫画や絵に詳しいわけではないらしい。だから漫画の専門技術や用語をイタリア語に通訳するのが難しいのだという。つまり授業の成否は実は、「通訳の人が授業内容を理解できるのか」にかかっていたということだ。
 僕は授業の手間を省くために内容をシンプルにしたが、偶然にもそれが結果として良かったということになる(^^;)。
 また、日本語にはあるけれどイタリア語には無い言葉があるので訳すのが大変だと言っていた。
 例えば角度を表す「アオリ」「フカン」という言葉はイタリア語で該当する言葉が無いらしい(ローアングル、ハイアングルじゃいけないのかな^^:)。生徒達は日本語で「アオリ」「フカン」と理解するのだという。
 通訳の人は日本人講師の説明の流れを受けて「アオリ」や「フカン」について説明しなければならないので、それがすごく大変だと言っていた。
 僕は授業を1時間するだけでいいが、通訳の人は全部の授業に出なければならない。ホントにものすごく大変だ(^^;)。

 文化交流の難しさと面白さがよく分かった、すごくためになる1日でした(^^)。

 しかし話はこれで終わりではなかった!(続く)
(前編まで)
 8月11日にアニメ「ガールズ&パンツァー」の聖地、茨城県大洗町へ行った。
 アニメのストーリーを追うため、まず磯前神社に向かった。しかしこれからスタートというときにアクシデントが起こった(T_T)。

 聖地巡礼・大洗(後編)

 磯前神社の坂を下り、大洗ホテルに向かった。
 大洗ホテルは対聖グロリアーナ女学院戦で、屋上から従業員達が大洗女子学園チームを応援していた。またOVAではこのホテルの宴会場が祝勝会の会場になっている。
 大洗ホテルをデジカメで撮影しようとしたとき、何だかデジカメの調子がおかしい。今まで撮影した写真のプレビューはできるけど、撮影モードにした場合、数秒で電源が落ちてしまう。バッテリーの残量はまだあるはずなのに、どうしても撮影ができない。
 これからまだ先に見所がたくさんあるのに、写真が撮影できないんじゃ大洗まで来た意味が無い!。困りながらもこれからどうするか必死に考えた。そして一つの案が浮かんだ。
 目の前には大洗ホテルがある。「ホテルの売店なら使い捨てカメラを売っているはずだ!」これが最後の望みだった。もし売店で使い捨てカメラが売っていなかったら、この巡礼の楽しみが半減する。一縷の望みを託して大洗ホテルに入った。
 ホテルの玄関を入ってすぐ左が売店だった。使い捨てカメラを探すと・・・・・あった!レジの奥にたった3個が!急いで使い捨てカメラを1個買った。
 このデジカメ全盛の時代、携帯にもカメラが付いている時代、もう使い捨てカメラを売っても意味無いんじゃないかと思っていたけれど、まさかこんな時に自分を救ってくれることになるとは・・・!
 さっそく1枚パチリ!。



 売店の入口に冷泉麻子のパネルがあった。これは「ガルパン街なかかくれんぼ」という企画で、大洗の商店街やその周辺に「ガールズ&パンツァー」のキャラクターのパネルが54枚展示されている。巡礼者は一人一人のキャラクターのパネルを探すことが楽しみになっている。パネル配置の地図はネットからダウンロードできるので、それを見ながらパネルを探すことも可能になっている。
 パネルの冷泉麻子は、売店でアルバイトしているという設定になっているらしい。業務内容は接客。開店から閉店までの間、ずっと立ちっぱなしらしい。アニメとは違ってとても勤勉だ(^^;)。



 磯前神社の坂を下りると、大洗ホテルに前と大鳥居に出る。



 この交差点を左折すると海沿いの道に出る。



 海沿いの道。「ガールズ&パンツァー」でもおなじみの構図。この道を大洗女子学園チームの戦車群が走っていく。



 大洗は元々、海水浴場として有名な場所。泳いでいる連中が羨ましい!あ~~頭から海に飛び込みたい!(^^;)。



 ガソリンスタンドに大きなパネルを発見。Ⅳ号戦車とあんこうチームが一緒にいる。この大きさだと戦車も実物大・・・!?。



 海沿いの道を歩いていくと、フェリー乗り場のゲートがあった。ここから出港するフェリーは北海道に向かうので、この港は北海道へツーリングへ行くライダー達の集合場所としても有名である。
 アニメ本編では学園艦が停泊しており、また最終回の優勝パレードではこのゲートがゴールになっている。



 さらに歩いていくと、マリンタワーに出る。アニメ本編ではこの構図でⅣ号戦車、Ⅲ突、八九式が横切っていく。



 敷地内に入りマリンタワーを撮影。展望台に「あんこうチーム」の5人の姿が見える・・・肉眼では(^^;)。写真には写っていない、というか小さくて見えにくくなっている。使い捨てカメラなのでズームできないのが悔しい(^^;)。



 マリンタワーに入場して撮影。キャラクター達が窓から外を見ているようにパネルが設置されていた。



 別パターンのパネル。ここにあるパネルは「ガルパン街なかかくれんぼ」とは別物らしい。



 学園艦・・・?(^^;)。



 マリンタワーの隣にリゾートアウトレットがある。ここは対聖グロリアーナ女学院戦でここの横を戦車群が通るだけでなく、「あんこうチーム」のメンバーが買い物をするところでもある。

 リゾートアウトレットに入ってみたら、店舗が入っている一画に、東日本大震災があった日の大洗の様子が写された写真が展示されているコーナーがあった。
 あの3月11日、大洗は海のそばにあるために津波の直撃を受けた。リゾートアウトレットは浸水と瓦礫の山でメチャメチャ、それは町の中も同様だった。その上風評被害も出て復興が大変だったらしい。それが大洗町の人達の努力により、また「ガールズ&パンツァー」が後押しをする形になり大洗町は復興した。2年前の震災直後の状況からよくここまで持ち直したと思う。



 アニメ本編ではこの交差点を右折して商店街方面に向かう。



 商店街に入ると、店ごとに一枚「ガルパン街なかかくれんぼ」のパネルが飾られている。多くのキャラクターのパネルを見たい場合は商店街の中を通っていくことになる。

 これはいい方法だと思った。震災に遭い風評被害もあって大洗の商店街は一時、客が激減したらしい。それをどうやって商店街に客を呼び込むかということで出たアイデアが、キャラクターのパネルを立てるということだったようだ。
 キャラクターのパネルを人数分作るには費用がかかると思うけど、それでもキャラクターの銅像を作るよりは安く済むはずだ。それに移動が楽で、設置と撤収が簡単だということ。パネルを店頭に出してもビールの新製品用のPOP程度の目立ち方に過ぎないし、片付けようと思えば子供の力でも簡単に動かせる。またお遊びとして、店頭に書き置きを残してパネルを他の店舗に集合させることも可能だ。
 正に、商店街に客を呼び込む「看板娘」だ(^^;)。

 よくあるアニメの聖地では、町おこしとしてアニメ色を強調しようとするため、過剰に装飾をして本来その町が持っていた景観の良さを消してしまう傾向がある。それが大洗では、商店街は基本的にパネル展示や幟立て、、店によっては店内が「ガールズ&パンツァー」一色に染まっている所があるものの、基本的に景観を損ねるようなアニメ寄りの過剰な装飾はしていない。
 聖地というものはアニメに寄ることに価値があるのではなく、アニメに登場する実際のその場所そのものに価値があるということだ。聖地といえども、そこには人が住み、普段の生活がある。その生活を壊すことなく、アニメはほんの少し色を染める程度でいいのだと思う。



 道沿いにある商店街は、一旦交差点で分断される。この交差点こそが、ラストでⅣ号戦車がチャーチルに向かってドリフト行進間射撃をした場所だ。
 交差点の一画に立て札がある。「被弾につき、改修中」とは洒落が効いててイイ!。



 魚忠の前。アニメ本編では「剣魚(ソードフィッシュ)」になっている。Ⅳ号戦車が聖グロリアーナ女学院チームに追い詰められた場所でもある。
 写真では小さくて見えにくいけど、バレー部の妙子ちゃんのパネルが立っている。



 旅館・福本楼の前。アニメ本編では福の字が逆さまになっている。
 奥に華さんのお母さんのパネルが立っている。



 オレンジペコのパネルもあった。



 この構図は「ガールズ&パンツァー」を観ている人ならすぐ分かるはず。商店街の中でⅣ号戦車をマチルダ戦車が追いかけるが、マチルダ戦車はカーブを曲がりきれずに店に突っ込んでしまう。このお店が肴屋本店だ。



 肴屋本店の店先にはダージリン様のパネルが飾られ、英国風にテーブルやティーセットも置かれている。
 ダージリン様の横にもう一人パネルがある。見覚えが無かったので調べてみたが、どうやら設定書にはあるが、アニメ本編には登場しなかったキャラクターで、知波単学園の戦車長・西絹代というらしい。どうやらこれはファンが作って持ち込んだパネルのようだ。確か知波単学園って第1回戦で黒森峰女学院に負けたんじゃなかったっけ・・・?(^^;)。



 肴屋本店から道路を挟んだ向かい側に小さな駐車場があり、痛車が並んでいた。そしてその奥には、「あんこうチーム」の5人がダージリン様の様子を偵察している(^^;)。



アップ

 この頃、午後4時あたりから急に黒雲がわき始めた。これはヤバイと思い、雨が降る前に駅に戻ろうと思った。しかし歩いている途中で雷が鳴り出し、大きな稲妻が駅の向こう側、遠くに落ちるのを見た(^^;)。ますますヤバイと思い急いだが、駅まであと少しというところで大粒の雨が降ってきた。仕方なく近くのコンビニに入って雨宿りをした。
 コンビニに入ってから、雷と雨はさらにヒドくなった。しかもこの様子ではしばらくおさまりそうにない。
 じつは午後4時57分に大洗駅から水戸駅に向かってラッピング列車が出発することになっていた。これに乗って水戸駅まで行こうと思っていたが、激しい雷雨はおさまる様子を見せないため、大洗駅を目の前にしながらもその手前で立ち止まるしかなかった。そしてただ時間だけが過ぎていった・・・。
 時間は午後4時45分を回った。さすがにもう駅に行かないと間に合わないので、コンビニでビニール傘を買って雷雨の中に出ていった。
 途中何度も落雷を見たので生きた心地がしなかった。それでもなんとか駅に着き列車に間に合った。しかしさらに悲劇は続く(^^;)。
 列車の中は、あんこうチームの5人の水着姿がラッピングされていた。これは写真を撮るしかないと思った。使い捨てカメラのフィルムを巻き上げたそのとき、巻き上げ部分が空回りになりカウンターが0になってしまった。実はもうすでに枚数を撮りきってしまっていたのだった。
 「あんこうチーム」の5人の水着姿の写真を撮ることができず、皆様にお伝えできないのは残念だ。しかし写真には焼けなかったが、自分の脳裏にはしっかり焼き付けておいたのでご心配なく(^^;)。

 水戸駅に行ったのは、とんかつ屋「クックファン」に行くためだった。「クックファン」はアニメ本編にも登場し、そこの特別メニューが戦車の形を模したとんかつだった。アニメ放送後、実際に店でこのとんかつをメニューに載せることになった。名づけて「ガルパンかつ」!それを食べに行こうと思っていた。
 「クックファン」は残念ながら大洗には無い。水戸駅からさらにバスで25分ほど行ったところにある。

 「クックファン」の動画↓



 「ガルパンかつ」一人用(1580円)を注文。動画にあるようなとんかつが来た。
 下はとんかつで、その上にコロッケが乗っている。砲塔がわりのアスパラはコロッケに差してあるのではなく、とんかつとコロッケの間に挟まっている。
 「ガルパンかつ」は美味しかった。そしてなにより嬉しかったのがこのおまけ!

 

 おしぼり。桂利奈ちゃんのシールが貼られている。これじゃおしぼり使えねぇ!(^^;)。

 

 「ガルパンかつ」に刺さっていたフラッグ。ウサギさんチームのエンブレムだった。

 



 レターセット2枚。
 1枚目は「クックファン」の店先でのキャラクター集合、2枚めはアニメ本編での「ガルパンかつ」

 「ガルパンかつ」と「おまけ」に満足して店を出た。しかし幸せな気分はそこまでだった。
 水戸駅から乗ってきたバスは1時間に1本しか出ない。「クックファン」を出てバス停まで行ったが、水戸駅まで戻るバスが来るのが午後7時40分、これから30分ほど待たなければならない。しかもこれが最終バスだった。もしこれを逃したら水戸駅に戻れなくなるということだ。しかも問題はこの後だ。
 バスに乗って水戸駅に着くのが午後8時過ぎ、ここから常磐線で松戸まで帰るわけだけど、このままのペースでは松戸に着く頃には松戸から八潮方面に行く最終バスが無くなっている。松戸で降りなくても北千住まで行って乗り換えて八潮駅まで行くというルートもあるけれど、使い捨てカメラやビニール傘の余計な出費がかさんだので、北千住回りで帰る電車賃がギリギリかもしれなかった。

 午後8時過ぎに水戸駅に到着、常磐線ホームに入った。時刻表を見て上野直通で行ける電車を選んだ。途中下車が無ければ時間のロス無く早く帰れるからと思ったからだ。
 予想は当った。水戸駅から松戸駅まで2時間で着いた。行きは水戸駅まで直通で行ける電車が無かったため途中下車が多く、水戸駅まで3時間かかってしまった。それが直通で行けば2時間!行きは1時間もロスしていたのかと驚いた(^^;)。
 松戸駅の改札を出てバスロータリーへ向かった。バス停の時刻表を見ると、最終バス1本が何とか残っていた。その瞬間、疲れが一気に出てその場にへたりこんでしまった(^^;)。バス停に誰もいなかったのが幸いだった。

 帰宅したのは午後11時。何とも波乱万丈な聖地巡礼だった。だけど大洗にはもう一度行ってみたい。今度は準備を万全にして(^^)。
 内容は2ヶ月前の8月11日のものです。
 仕事の一つが終わり、次の仕事に入る合間での休みの出来事です。

 8月11日、世間ではコミケで盛り上がっている中、その流れに逆らうように茨城県大洗町へ行った。そこはアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台であり、いわゆる「聖地」と呼ばれている場所である。

 昼近くに大洗駅に到着。そこで見たものは、

 

 反対側のホームに「ガールズ&パンツァー」のラッピング列車が停車していた。存在は知っていたものの、実際にみるとスゲー派手!まさに痛列車だった(^^;)。

 

 ホームの上のほうに何かが見える。あれは・・・西住どのーッ!!

 

 これは「駅なかかくれんば」という企画で、鹿島臨海鉄道の駅の中に「ガールズ&パンツァー」のキャラクターのパネルがこっそり展示されているというものだった。大洗駅では「あんこうチーム」の5人が出迎えてくれた。

 

 ホームから改札に向かうと、大洗女子学園のみんながお出迎え。

 

 そして大洗女子学園優勝記念の横断幕。アニメの話なのに実際に横断幕を作ってしまうとは、大洗ノリノリである。

→「ガールズ&パンツァー」について

 作中では、華道、茶道と並んで「戦車道」が女子の嗜みとなっている。そして毎年、甲子園大会のように全国大会が行われていた。 
 主人公・西住みほは全国大会の優勝常連校・黒森峰女学園チームの副長だったが、とある事件がきっかけで戦車道がトラウマになり、戦車道が無い大洗女子学園に転校した。
 しかし転校した矢先、大洗女子学園は20年前に廃止した戦車道を復活させることを決定した・・・。

 

 改札を出て左側に売店がある。ここはアニメ本編にも登場している。

 

 アニメ本編でのシーンがパネルになって店先に飾られていた。

 

 そして右側には「ガールズ&パンツァー」コーナーがあった。

 

ここではアニメの設定資料や声優のサイン色紙、戦車のプラモデルなどが展示されていた。

 

 大洗駅の外観。アニメでもおなじみのイルカの像がある。

 

 駅を正面にして向かって左にある一画。ここは最終回でパレードの前に「パンツァーフォー!!」の掛け声で大洗女子学園チーム全員がオーッと叫んだ場所。

 

 その場所から大洗駅を見る。

 

 駅前にはちょうどラッピングバスが来ていた。

 

 駅を出て左に曲がり、磯前神社に向かう。道の途中に、「ガールズ&パンツァー」の幟と戦車のパネルがあった。幟は大洗女子学園が全国大会を優勝した記念に作られたもの(架空の学校の優勝なのに^^;)。戦車のパネルは「街なか戦車せいぞろい」という企画のもの。アニメ本編に登場した戦車のパネルが街なかに45枚散らばって展示されていて、それを1枚1枚探そうというものだった。

 

 写真の戦車は主人公達が対プラウダ校戦で使用した「Ⅳ号戦車D型改(F2型仕様)」。

 

 近くには自衛隊の最新鋭兵器「10(ヒトマル)式戦車」のパネルもあった。
 そういえば先月、大洗のイベントで本物の10式戦車の展示があったんだけど、仕事で行けなかったんだよな・・・(T_T)。

 

 磯前神社への道はアップダウンの激しい坂が多く、しかも炎天下なので歩くのがキツい(^^;)。
 あとで分かったことだけど、レンタルサイクル店があるらしかったので、自転車を借りればよかった(T_T)。
 坂の上から海が見えた。大洗は海水浴場としても有名な場所だ。そして磯前神社はもうすぐそこというわけだ。

 

 磯前神社の大鳥居と、そのむこうに大洗ホテルが見える。

 

 磯前神社。

 

 絵馬は痛絵馬だらけだった(^^;)。

 

 小林源文先生の絵馬。

 

 神社のすぐ横は海。潮の匂いが海風に乗ってやってくる。 

 

 磯前神社に来たのは、「ガールズ&パンツァー」第4話の対聖グロリーアナ戦での、大洗町市街戦のルートを追うためだった。アニメ本編ではこの道を大洗女子学園チームの戦車群が通っていく。

対聖グロリアーナ戦ダイジェスト↓ 



  


 坂の下から見た構図。同じ構図がアニメ本編でも登場する。

ここでとんでもないアクシデントが発生!。
後編に続く!
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