徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
うわぁー萌えるぅぅぅぅぅぅぅっ!(^^;)。
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「宇宙戦艦ヤマト」の第1作目がリメイクされる。その名も「宇宙戦艦ヤマト2199」。第1作のテレビ放送は1974年(昭和49年)、38年目のリメイクとなる。
知っている人も多いと思うけど、ヤマトの原作者兼プロデューサーの西崎義展氏と松本零士先生は仲たがいをして裁判沙汰になり、ヤマトの大元の原作は西崎義展氏のものという判決が出て、松本零士先生は西崎版ヤマトの制作には参加できなくなってしまった。ただ西崎版とは別の、松本版オリジナルのヤマトを作る権利は認められたが、そうして作られた「大ヤマト」は今ひとつの出来だった。
西崎義展氏は既に故人、松本零士先生も参加できないヤマト第1作目のリメイク版、一体どうなるのかと心配になったが、上のPVを見てそれは杞憂に終わった。
制作スタッフのほとんどがヤマト第1作目を観て育った世代なので、第1作目のあの感じの再現度がハンパじゃない。キャラクターも、松本零士先生が参加していないにもかかわらず、今風の絵柄で松本カラーが濃く残ったものになっていた。いい意味での妥協点だった。そして逆に松本零士先生のデザインの完成度を再確認した。いくら松本零士先生が参加できないとはいえ、松本カラーが出ていないものは「ヤマト」とは言えないのだということがよく判った。
ヤマトの第1作目、特にヤマト発進前のプロットは、40年近く前のテレビアニメとは思えないほど完成度が高い。未知の星ガミラスからの攻撃を受け、赤茶けた地表の死の星となった地球、壊滅寸前の地球防衛艦隊が向かう冥王星海戦、ガミラス艦の攻撃を受け、残ったのは沖田艦のみ。ただ1隻地球への帰路につく沖田艦の前に地球に向かう遊星爆弾が通過する。地球を破滅に導く遊星爆弾、だが沖田艦にはそれを破壊する力は無く、通りすぎるのをただ見送るしかなかった。この沖田艦長の無念さがヒリヒリと伝わってくる。とても当時子供向けのテレビアニメとは思えない、大人びたストーリーだ。この圧倒的な絶望感が「宇宙戦艦ヤマト2199」で見事に再現されていた。
PV冒頭の遊星爆弾の落下、そして重々しく始まる主題歌の歌い出し、アップテンポのイントロで始まるバージョンよりもこっちの方が合っていることが「わかっている」のが心憎い。
そしてもう1つ「わかっている」のが、効果音が第1作のものと同じだということだ。遊星爆弾の落下音、ヤマトの主砲発射音、波動エンジンの唸り、この当時の「音」が僕の気持ちを当時の気分に引き込んでいく。
「音」のこだわりは音楽にも表れている。今回のヤマトの音楽担当は宮川彬良氏。第1作目で音楽を担当した宮川泰氏の息子だ。PVを観ていると音楽が、第1作目の父親作のものを実直に守り、余計なアレンジを抑えて第1作目の雰囲気を出すようにしているように思える。
「宇宙戦艦ヤマト2199」は4月7日に第1話と第2話がロードショーで、2013年以降にテレビシリーズになるらしい。PVを観るとロードショーが楽しみだし、以後のテレビシリーズにも期待で胸が高まってくる(^^;)。
しかしこうなると数年前上映された「復活篇」の立場は・・・?話も途中で終わっているし(^^;)。
知っている人も多いと思うけど、ヤマトの原作者兼プロデューサーの西崎義展氏と松本零士先生は仲たがいをして裁判沙汰になり、ヤマトの大元の原作は西崎義展氏のものという判決が出て、松本零士先生は西崎版ヤマトの制作には参加できなくなってしまった。ただ西崎版とは別の、松本版オリジナルのヤマトを作る権利は認められたが、そうして作られた「大ヤマト」は今ひとつの出来だった。
西崎義展氏は既に故人、松本零士先生も参加できないヤマト第1作目のリメイク版、一体どうなるのかと心配になったが、上のPVを見てそれは杞憂に終わった。
制作スタッフのほとんどがヤマト第1作目を観て育った世代なので、第1作目のあの感じの再現度がハンパじゃない。キャラクターも、松本零士先生が参加していないにもかかわらず、今風の絵柄で松本カラーが濃く残ったものになっていた。いい意味での妥協点だった。そして逆に松本零士先生のデザインの完成度を再確認した。いくら松本零士先生が参加できないとはいえ、松本カラーが出ていないものは「ヤマト」とは言えないのだということがよく判った。
ヤマトの第1作目、特にヤマト発進前のプロットは、40年近く前のテレビアニメとは思えないほど完成度が高い。未知の星ガミラスからの攻撃を受け、赤茶けた地表の死の星となった地球、壊滅寸前の地球防衛艦隊が向かう冥王星海戦、ガミラス艦の攻撃を受け、残ったのは沖田艦のみ。ただ1隻地球への帰路につく沖田艦の前に地球に向かう遊星爆弾が通過する。地球を破滅に導く遊星爆弾、だが沖田艦にはそれを破壊する力は無く、通りすぎるのをただ見送るしかなかった。この沖田艦長の無念さがヒリヒリと伝わってくる。とても当時子供向けのテレビアニメとは思えない、大人びたストーリーだ。この圧倒的な絶望感が「宇宙戦艦ヤマト2199」で見事に再現されていた。
PV冒頭の遊星爆弾の落下、そして重々しく始まる主題歌の歌い出し、アップテンポのイントロで始まるバージョンよりもこっちの方が合っていることが「わかっている」のが心憎い。
そしてもう1つ「わかっている」のが、効果音が第1作のものと同じだということだ。遊星爆弾の落下音、ヤマトの主砲発射音、波動エンジンの唸り、この当時の「音」が僕の気持ちを当時の気分に引き込んでいく。
「音」のこだわりは音楽にも表れている。今回のヤマトの音楽担当は宮川彬良氏。第1作目で音楽を担当した宮川泰氏の息子だ。PVを観ていると音楽が、第1作目の父親作のものを実直に守り、余計なアレンジを抑えて第1作目の雰囲気を出すようにしているように思える。
「宇宙戦艦ヤマト2199」は4月7日に第1話と第2話がロードショーで、2013年以降にテレビシリーズになるらしい。PVを観るとロードショーが楽しみだし、以後のテレビシリーズにも期待で胸が高まってくる(^^;)。
しかしこうなると数年前上映された「復活篇」の立場は・・・?話も途中で終わっているし(^^;)。
東日本大震災が起きてから、今日で1年が経った。
ちょうど一年前、僕は確定申告に出かけていて、その会場で地震に遭った。会場の鉄筋コンクリートの建物がミシミシと音を立てていた。会場のテレビを観て初めて福島で大地震が起こったことを知った。
申告を終えての帰り道、壁面が崩れ落ちた建物を見る。埼玉でも揺れが大きく、被害を受けた建物も多かった。
家に戻ってビックリしたのが、21型のブラウン管テレビがラックから落ちていたことだった。テレビの重さは約20kg、立方体に近い安定感のある形をしているにもかかわらず、それが見事に床に落ちていた。どれだけ揺れが大きかったのかが良くわかった。
あれから1年、あっという間だった。しかし僕の中では地震のことは忘れてはいない。実際に揺れを体験したことも大きいが、何よりも20kgあるテレビが床に落ちたというのが衝撃的で忘れられない(^^;)。
ちょうど一年前、僕は確定申告に出かけていて、その会場で地震に遭った。会場の鉄筋コンクリートの建物がミシミシと音を立てていた。会場のテレビを観て初めて福島で大地震が起こったことを知った。
申告を終えての帰り道、壁面が崩れ落ちた建物を見る。埼玉でも揺れが大きく、被害を受けた建物も多かった。
家に戻ってビックリしたのが、21型のブラウン管テレビがラックから落ちていたことだった。テレビの重さは約20kg、立方体に近い安定感のある形をしているにもかかわらず、それが見事に床に落ちていた。どれだけ揺れが大きかったのかが良くわかった。
あれから1年、あっという間だった。しかし僕の中では地震のことは忘れてはいない。実際に揺れを体験したことも大きいが、何よりも20kgあるテレビが床に落ちたというのが衝撃的で忘れられない(^^;)。
地元、八潮駅前のショッピングモール「フレスポ八潮」の中に、いつの間にか「ミスタードーナッツ」の店舗が入っていた。
以前は同じ場所に、都内の有名店らしいアイスクリーム屋が入っていた。開店当初は客で賑わっていたが、しばらくすると客が極端に減った。アイスクリーム自体は美味しいらしいが(僕は食べていない)、その分値段が高かった。都内なら通用する値段だろうが、八潮市民にとってはこの高さがネックになったのだろう。この店は昨年、夏に入る手前で閉店となった。かき入れ時になるはずの夏が来る前の閉店だ(^^;)。
それから約半年経って、同じ場所に「ミスタードーナッツ」が入った。今度はいつまで続くかな・・・?(^^;)。個人的には「ミスタードーナッツ」は続いて欲しいな。
昨年末は八潮駅やフレスポ八潮近辺に「マクドナルド」や「丸亀製麺」ができたので、ファストフード関係の店が増えて賑やかになっている。地元生まれの僕にとってこの変貌は、まるで八潮じゃないように思えて仕方がない(^^;)。
以前は同じ場所に、都内の有名店らしいアイスクリーム屋が入っていた。開店当初は客で賑わっていたが、しばらくすると客が極端に減った。アイスクリーム自体は美味しいらしいが(僕は食べていない)、その分値段が高かった。都内なら通用する値段だろうが、八潮市民にとってはこの高さがネックになったのだろう。この店は昨年、夏に入る手前で閉店となった。かき入れ時になるはずの夏が来る前の閉店だ(^^;)。
それから約半年経って、同じ場所に「ミスタードーナッツ」が入った。今度はいつまで続くかな・・・?(^^;)。個人的には「ミスタードーナッツ」は続いて欲しいな。
昨年末は八潮駅やフレスポ八潮近辺に「マクドナルド」や「丸亀製麺」ができたので、ファストフード関係の店が増えて賑やかになっている。地元生まれの僕にとってこの変貌は、まるで八潮じゃないように思えて仕方がない(^^;)。
普通自動車免許を取った。
埼玉県民は鴻巣市の運転免許センターまで行って試験を受けなければならない。しかし地元八潮市からでは鴻巣市までメチャメチャ遠い(^^;)。
電車を乗り継いで2時間、やっと鴻巣市の運転免許センターにたどり着く。受付が朝8時30分~9時15分なので、相当早い時間で出なければならなかった。
試験は9時30分から50分間、100問の筆記試験。2、3問迷った問題があったが、まぁ大丈夫だろうと思った。
試験修了後、1階ロビーで待機。電光掲示板で合格者の受験番号が発表される。掲示板が点灯すると、自分の受験番号があった。合格だ!。
今まで教習所通いと仕事の追い込みが重なって大変だったけど、それがやっと報われた。
合格者のみ試験会場に戻り、免許証発行までの手続きを行う。そのとき、試験の結果(点数)が書かれた紙が配られた。
点数を見て自分の目を疑った。そして二度見した。そこに書かれていた点数は、なんと100点だった!(^^;)。
試験中、2、3の問題に迷い、そのうち1問は答えを消して書き直した。それがなんとこんな結果になった(^^;)。
学校出てからン十年、試験なんてものも久しぶりだし、ましてや100点など人生の中で何回あったのか・・・(^^;)。
免許はマニュアル車で取ったので、マニュアル車とオートマ車の両方が乗れる。
僕は車を持っていないので、しばらくは実家の車(マニュアル)で運転手役で乗ることになるかな(^^;)。
2日前の1月31日、「美少女キャラデッサン 顔・からだ編」が発売された。制作時は大変苦労したので、それが本になって発売され、やっとその苦労が報われた。
昨日、2月1日、僕のところに連絡が入った。「美少女キャラデッサン 顔・からだ編」がアマゾンですごい勢いで売れているという。
アマゾンのページを確認すると、在庫数が12冊となっていた。アマゾンに何冊入荷されているかは判らないが在庫数が表示され始めたということは、本が結構な数売れて在庫が残り少ないことを意味している。それにしても昨日は本が発売されてからまだ1日しか経っていない。たった1日でそんなに売れるものなのか?僕の本が(^^;)。
今日、2月2日、飛鳥吾郎という男を・・・(ry)ではなく、今日の昼間にアマゾンのページを確認したら、在庫数が6冊になっていた。在庫数が1日で1ケタになっていたのにはビックリした。そして2日2日午後11時42分現在、在庫数は3冊になっている。発売日から2日でアマゾンでは売り切れ間近だ(^^;)。
アマゾンのページでは本の表紙のみで、中身は閲覧できない。アマゾンで本を買った人はジャケ(表紙)買いをしているということか(^^;)。
表紙の絵を描いたのは僕ではない。ラフの絵も描いていないので、表紙の絵は絵師の人の完全オリジナルだ。本が売れた理由は内容ではなく、表紙イラストの出来の良さだということか。僕ではなく絵師の方の功績だ。
表紙イラストに惹かれて本を買った人は、本が手元に届き中身を見たときどう思うのか?。中身がハズレだと判断したら「表紙サギ」と思われるのか?。内容を書いた僕にプレッシャーがかかる(^^;)。
「美少女キャラデッサン 顔・からだ編」で検索すると、もうすでに本を買っている人がいて、ブログに本のレビューを書いていた。レビューを読むと、本の内容について好意的に書かれていた。
なんでも僕の前作「萌えキャラクターの描き方」シリーズを購入され、内容に満足されたようで、その続編ということで「美少女キャラデッサン 顔・からだ編」に期待をしていたようだ。・・・こんなに嬉しいことはない!(^^;)。
「美少女キャラデッサン 顔・からだ編」が売れたのは、「萌えキャラクターの描き方」が好評を得たのでその恩恵を受けたのだろう。前作様様だ(^^;)。
その「萌えキャラクターの描き方」、特に1作目の「顔・からだ編」は、都内某所の書店で昨年度の技法書部門の売り上げで1位だったらしい。マジでっ!?(^^;)。
著者としては「売れますように」と思って本を作っているけれど、実際にここまで売れると予想以上の結果に戸惑ってしまう(^^;)。
「萌えキャラクターの描き方」同様、「美少女キャラデッサン 顔・からだ編」もよろしくご愛顧のほどを(^^)。
昨日夜半から降った大雪は今日になって結構積もった。
アパートの外付け階段にも雪が積もっている。これを払わないと、夜になって雪がカッチカチになって階段を上がれなくなってしまう。
面倒くさかったが仕方なく雪下ろしを始めた。雪は5センチほど積もっていたが、これを下ろすのがなかなかの重労働!。階段に接している部分の雪がカッチカチの氷の塊となって、階段にくっついてなかなか剥がれない(^^;)。
氷の塊を叩き割って下ろす。これが結構重い。雪国の人ってこれ以上の量の雪を毎日のように下ろすのだから、スゲーッ!(^^;)。
アパートの外付け階段にも雪が積もっている。これを払わないと、夜になって雪がカッチカチになって階段を上がれなくなってしまう。
面倒くさかったが仕方なく雪下ろしを始めた。雪は5センチほど積もっていたが、これを下ろすのがなかなかの重労働!。階段に接している部分の雪がカッチカチの氷の塊となって、階段にくっついてなかなか剥がれない(^^;)。
氷の塊を叩き割って下ろす。これが結構重い。雪国の人ってこれ以上の量の雪を毎日のように下ろすのだから、スゲーッ!(^^;)。
近所のレンタルビデオ店に「スタジオジブリコーナー」があり、棚にジブリ作品のDVDが列挙されている。
しかしその中に「未来少年コナン」が並んでいるのは如何なものか(^^;)。あれは「日本アニメーション制作」なのに(^^;)。
同コーナーには「風の谷のナウシカ」も並んでいるが、厳密な話をすると、「風の谷のナウシカ」はジブリ作品ではない。「スタジオジブリ」が設立されたのは、「風の谷のナウシカ」の劇場公開の翌年。「スタジオジブリ」名義の作品は「天空の城ラピュタ」から。
レンタルビデオ店も、「宮崎駿コーナー」だったら間違いなかったのに(^^;)。
しかしその中に「未来少年コナン」が並んでいるのは如何なものか(^^;)。あれは「日本アニメーション制作」なのに(^^;)。
同コーナーには「風の谷のナウシカ」も並んでいるが、厳密な話をすると、「風の谷のナウシカ」はジブリ作品ではない。「スタジオジブリ」が設立されたのは、「風の谷のナウシカ」の劇場公開の翌年。「スタジオジブリ」名義の作品は「天空の城ラピュタ」から。
レンタルビデオ店も、「宮崎駿コーナー」だったら間違いなかったのに(^^;)。
前回の、宮崎駿監督作「崖の上のポニョ」についての考察の続きです。
2・嵐の日の夜、5歳児の宗介とポニョを崖の上の家に残して、
1人車で「ひまわりの家」の安否確認に出かけてしまった。
についての検証。セリフはDVDから引用。
*リサの行動を検証するために、少し前のシーンからの説明になります。
ドックを直撃した高波から逃れ、
リサの車は崖の上の我が家を目指して
猛スピードで走る。
車の後を追うように魚の形をした高波が
迫ってくる。
宗介、波の上を走る女の子(ポニョ)を見つける。
ポニョ、リサの車を発見して指を差す。
*実はこの直後に激しく降っていた雨が止む。
ポニョがリサの車を追いやすくするために
気象をコントロールしたのか?、それとも
単にアクションを見せやすくするための演出か?。
車はなんとか崖の上の家に到着。
家のすぐ下ギリギリのところまで上がって
きた波の中から女の子(ポニョ)が現れる。
その途端、荒々しかった波がスーッと静かに引いていく。
*ポニョが波をコントロールしているという描写。
女の子(ポニョ)、走って宗介に飛びつく。
宗介、この女の子がポニョだと気付く。
宗介「リサ!ポニョが女の子になって戻ってきた!」
リサ、状況を把握しきれず困惑する。
その途端、波が高く激しく上がる
波の上にがポニョの妹達がいて、
夕日を浴びて光輝く。まるでポニョが
宗介に逢えたことを祝福するかのように。
ポニョ「宗介のとこ、来たーっ!」
リサ、ハッとする。
*リサはこの一連の不思議な現象の原因がポニョだということに気付く。
宗介とポニョを両脇に抱えて家に入る。
リサ、宗介とポニョを下ろし、語りかける。
リサ「いい?宗介とポニョ、どんなに不思議で、嬉しくて、
驚いてても、今は落ち着くの。いい?」
*これはリサがこの現状を受け入れるために自分に言い聞かせている
こともあるけれど、不思議なことが起きているからこそ、宗介とポニョに
浮かれずに現状に対処するようにと、「母親」としての顔を見せるためでもある。
リサ、非常灯をポニョに渡す。
*停電で照明が点かないことの説明。
リサ、キッチンの懐中電灯を点け照明代わりにする。
ラジオのスイッチを入れるが、ノイズだらけで受信しない。
*一切の情報が外部から入ってこないという説明。
リサ「よーし、それじゃお茶にしようか!」
水道の確認、ガスの点火をイベントのように楽しむ。
3人で蜂蜜入りミルクティーを飲んで一息つく。
リサ「では、ごはんを食べましょう。でもその前に発電機を回さなきゃね」
宗介「電気を起こして耕一と通信するんだよ。耕一は僕のお父さんだよ」
*崖の上の家には非常用の発電機と無線機があるという説明。
物置部屋、発電機がある。
リサ、発電機のエンジンをかけるが、ガソリンが詰まっているらしく
エンジンがかからない。
そこでポニョは魔法でガソリン詰まりを取り除き、エンジンがかかる
ようになった。
*ポニョは魔法を使えるという具体的な説明
発電機が作動したおかげで部屋の照明が点く。
家の外、波はまだ高いが星空になっている。
リサ、無線用のアンテナを野外に設置する。
宗介、海のほうを見る。
宗介「リサ・・・みんな沈没しちゃったのかな・・・」
リサ「灯りが一つも無いね・・・」
*これは、後でリサが宗介に言う「灯りをともすことの大事さ」の
伏線になっている。灯りは生存確認の印であり、絶望的な
状況下においては希望の印となるからだ。
リサ、宗介、ポニョは家の中に戻る。
リサ、無線機をチューニングするが、ノイズだらけで
通信が傍受できない。(ラジオで確認済み)
宗介「・・・通じない?」
リサ「電波という電波がダメみたいね・・・」
リサ「こちらはJA4LL、JA4LL、耕一、聞こえますかー?
こちらはリサと宗介とポニョです。みんな元気ですよー!」
宗介「これからごはんを食べるよー!」
ポニョ「ハムーッ!」
(実はこの「ハム」、ポニョの大好物というだけでなく、
アマチュア無線家を指す「ハム」にもかかった駄洒落。
リサがちゃんとコールサインを言っているのがスゴイ。でも
宮崎監督、こんなの40代以上じゃないとわかんねーよ!)
*崖の上の家には無線機があり、通信シーンがあることで無線局として
使えることを説明。
夕飯としてチキンラーメンを食べる。
ポニョ、食事の途中で眠くなりゴロンと寝てしまう。
リサ、ポニョをソファーに寝かせる。
夜の海。波が静まり水面が平らになっている
リサと宗介、窓から海の様子を見ている。
リサ「宗介見て、波が静まってる」
宗介「ポニョが寝たからかな」
*ポニョと波との因果関係を強調説明。
リサ「宗介、あそこ」
リサが見ている先を宗介も見る
向こう岸にチカチカと小さい光が見える。
リサ「動いてる、誰かあそこにいるんだわ」
宗介「ヨシエさん達かな」
光が消える。
宗介「消えちゃったね」
リサ「山の上の道だわ」
リサ、部屋から家の外に出て海の様子を見にいく。
リサ「宗介はポニョのとこにいて」
*僕は最初このセリフは、「宗介、ポニョを守れ」という意味だと思ったが、
よく考えてみると、「魔法を持つポニョの側にいたほうが宗介は安全」という
意味にも取れないかと思った。
リサ、家の前の道路を見る。
道路にかかっていた波が引いている。
リサ「今なら通れそう。山を廻れば行けるかもしれない」
リサ、家に戻り宗介に話す。
リサ「宗介、私ひまわりへ行ってくる」
宗介「僕も行く!」
リサ、宗介の肩を抱く。
リサ「宗介はポニョとここにいて」
リサ、ひまわりの人達用の食事を用意する。
宗介「やっぱり僕も行く!ポニョも連れていけばいいんだもん!
リサと行く!」
リサ、宗介の目線にしゃがみこむ。
リサ「宗介ねぇ、今この家は、嵐の中の灯台なの。
真っ暗な中にいる人は、みんなこの光に
励まされているわ。
だから誰かがいなきゃだめ」
*これはリサの「船乗りの妻」としての意見。
崖の上の家が立地的に「灯台」になることがわかっている。
崖の上の家の灯りは停電の中の人達への励ましに
なるだけでなく、沖に出ている船乗りのための目印にもなる。
リサ「不思議なことがいっぱい起こっているけど、
今は何故なのかはわからない。
でもそのうちわかるでしょ。
今は、ひまわりの人達が心配なの」
*これはリサの「ひまわりの家の介護士」としての意見。
ひまわりの家の老人を守るのもリサの役目。
ポニョと波に因果関係があるなら、ポニョが眠っているうちは
波の心配は無いと考える。
リサ「宗介がここを守ってくれてたほうが、リサの力が出るの。
大丈夫、絶対戻ってくるから」
*リサが宗介を家に残していく理由は2つある。
1つめは、宗介なら5歳児といえども灯台守の役目を果たせられると
考えたため。
宗介は無線機と信号灯が扱える。緊急の無線や船舶からの信号灯の
連絡に対処しなければいけないので、家には誰かいなければならない。
2つめは、崖の上の家が立地的に「安全地帯」であり、さらにポニョが
家にいることで「宗介にとっての絶対的な安全地帯」になるため。
リサがもし宗介とポニョを連れてひまわりの家に向かった場合、灯り
一つ無い暗がりの中、老人達を探さなければならない。また運良く
老人達を見つけられたとしても、避難作業に追われて宗介に目をかけて
いられなくなるだろう。また、家を留守にすることで耕一と連絡が取れなく
なるので、リサも仕事に身を入れることが難しくなると思われる。
なお、ポニョがいることが「絶対的な安全地帯」になるというのは、
このあとのシーンでフジモトが崖の上の家を覗こうとしたときに、
ポニョが張った「結界」で入れなかったことで判明する。
また、翌朝になって宗介とポニョが家を離れて船でリサの捜索に
出てしまうのは、夜が明けてしまえば灯台として灯りの目印に
なる必要はなくなり、船舶も航行に支障をきたさなくなるためと
思われる。
宗介「絶対・・・?」
リサ「絶ー対!」
宗介「絶対だよ」
リサ「宗介、大好き!」
リサ、宗介をギュッと抱きしめる。
*宗介とポニョを家に残すことは、灯台守としての役目を果たせることになり、
宗介の安全は「絶対的な安全地帯」で完全に保障されるため、リサも
安心してひまわりの家に向かうことができ、救助作業に集中することが
できる。
リサは、宗介とポニョを何の考えも無しに家に残し、自分の都合でひまわりの
家に向かった訳ではない。
リサのセリフを見てわかるように、リサは宗介の安全を第一に考え、
この不思議な状況下で冷静に対処し、その上で自分ができるベストの行動を
考えている。またこれは、リサが宗介のことを信頼しているからこそできる
ことでもある。
これは子供を家に置き去りにして車で出ていってしまう無責任な母親の行動
では決してない・・・・・と僕は思うけど、どうだろうか?(^^;)。
今回の検証は、漫画家仲間3人の批判的意見に反論して論破するためにした訳ではない。
僕が感じた疑問点を再確認するために行っただけのことだ。
検証した内容は、僕の主観が多少入ってはいるものの、それほどズレた解釈ではない・・・・・と思いたい(^^;)。
それに今回検証して思ったけど、ストーリーを人に伝えるということは、様々な工夫が必要であり、とても難しいことなんだな・・・・・(^^;)。
2・嵐の日の夜、5歳児の宗介とポニョを崖の上の家に残して、
1人車で「ひまわりの家」の安否確認に出かけてしまった。
についての検証。セリフはDVDから引用。
*リサの行動を検証するために、少し前のシーンからの説明になります。
ドックを直撃した高波から逃れ、
リサの車は崖の上の我が家を目指して
猛スピードで走る。
車の後を追うように魚の形をした高波が
迫ってくる。
宗介、波の上を走る女の子(ポニョ)を見つける。
ポニョ、リサの車を発見して指を差す。
*実はこの直後に激しく降っていた雨が止む。
ポニョがリサの車を追いやすくするために
気象をコントロールしたのか?、それとも
単にアクションを見せやすくするための演出か?。
車はなんとか崖の上の家に到着。
家のすぐ下ギリギリのところまで上がって
きた波の中から女の子(ポニョ)が現れる。
その途端、荒々しかった波がスーッと静かに引いていく。
*ポニョが波をコントロールしているという描写。
女の子(ポニョ)、走って宗介に飛びつく。
宗介、この女の子がポニョだと気付く。
宗介「リサ!ポニョが女の子になって戻ってきた!」
リサ、状況を把握しきれず困惑する。
その途端、波が高く激しく上がる
波の上にがポニョの妹達がいて、
夕日を浴びて光輝く。まるでポニョが
宗介に逢えたことを祝福するかのように。
ポニョ「宗介のとこ、来たーっ!」
リサ、ハッとする。
*リサはこの一連の不思議な現象の原因がポニョだということに気付く。
宗介とポニョを両脇に抱えて家に入る。
リサ、宗介とポニョを下ろし、語りかける。
リサ「いい?宗介とポニョ、どんなに不思議で、嬉しくて、
驚いてても、今は落ち着くの。いい?」
*これはリサがこの現状を受け入れるために自分に言い聞かせている
こともあるけれど、不思議なことが起きているからこそ、宗介とポニョに
浮かれずに現状に対処するようにと、「母親」としての顔を見せるためでもある。
リサ、非常灯をポニョに渡す。
*停電で照明が点かないことの説明。
リサ、キッチンの懐中電灯を点け照明代わりにする。
ラジオのスイッチを入れるが、ノイズだらけで受信しない。
*一切の情報が外部から入ってこないという説明。
リサ「よーし、それじゃお茶にしようか!」
水道の確認、ガスの点火をイベントのように楽しむ。
3人で蜂蜜入りミルクティーを飲んで一息つく。
リサ「では、ごはんを食べましょう。でもその前に発電機を回さなきゃね」
宗介「電気を起こして耕一と通信するんだよ。耕一は僕のお父さんだよ」
*崖の上の家には非常用の発電機と無線機があるという説明。
物置部屋、発電機がある。
リサ、発電機のエンジンをかけるが、ガソリンが詰まっているらしく
エンジンがかからない。
そこでポニョは魔法でガソリン詰まりを取り除き、エンジンがかかる
ようになった。
*ポニョは魔法を使えるという具体的な説明
発電機が作動したおかげで部屋の照明が点く。
家の外、波はまだ高いが星空になっている。
リサ、無線用のアンテナを野外に設置する。
宗介、海のほうを見る。
宗介「リサ・・・みんな沈没しちゃったのかな・・・」
リサ「灯りが一つも無いね・・・」
*これは、後でリサが宗介に言う「灯りをともすことの大事さ」の
伏線になっている。灯りは生存確認の印であり、絶望的な
状況下においては希望の印となるからだ。
リサ、宗介、ポニョは家の中に戻る。
リサ、無線機をチューニングするが、ノイズだらけで
通信が傍受できない。(ラジオで確認済み)
宗介「・・・通じない?」
リサ「電波という電波がダメみたいね・・・」
リサ「こちらはJA4LL、JA4LL、耕一、聞こえますかー?
こちらはリサと宗介とポニョです。みんな元気ですよー!」
宗介「これからごはんを食べるよー!」
ポニョ「ハムーッ!」
(実はこの「ハム」、ポニョの大好物というだけでなく、
アマチュア無線家を指す「ハム」にもかかった駄洒落。
リサがちゃんとコールサインを言っているのがスゴイ。でも
宮崎監督、こんなの40代以上じゃないとわかんねーよ!)
*崖の上の家には無線機があり、通信シーンがあることで無線局として
使えることを説明。
夕飯としてチキンラーメンを食べる。
ポニョ、食事の途中で眠くなりゴロンと寝てしまう。
リサ、ポニョをソファーに寝かせる。
夜の海。波が静まり水面が平らになっている
リサと宗介、窓から海の様子を見ている。
リサ「宗介見て、波が静まってる」
宗介「ポニョが寝たからかな」
*ポニョと波との因果関係を強調説明。
リサ「宗介、あそこ」
リサが見ている先を宗介も見る
向こう岸にチカチカと小さい光が見える。
リサ「動いてる、誰かあそこにいるんだわ」
宗介「ヨシエさん達かな」
光が消える。
宗介「消えちゃったね」
リサ「山の上の道だわ」
リサ、部屋から家の外に出て海の様子を見にいく。
リサ「宗介はポニョのとこにいて」
*僕は最初このセリフは、「宗介、ポニョを守れ」という意味だと思ったが、
よく考えてみると、「魔法を持つポニョの側にいたほうが宗介は安全」という
意味にも取れないかと思った。
リサ、家の前の道路を見る。
道路にかかっていた波が引いている。
リサ「今なら通れそう。山を廻れば行けるかもしれない」
リサ、家に戻り宗介に話す。
リサ「宗介、私ひまわりへ行ってくる」
宗介「僕も行く!」
リサ、宗介の肩を抱く。
リサ「宗介はポニョとここにいて」
リサ、ひまわりの人達用の食事を用意する。
宗介「やっぱり僕も行く!ポニョも連れていけばいいんだもん!
リサと行く!」
リサ、宗介の目線にしゃがみこむ。
リサ「宗介ねぇ、今この家は、嵐の中の灯台なの。
真っ暗な中にいる人は、みんなこの光に
励まされているわ。
だから誰かがいなきゃだめ」
*これはリサの「船乗りの妻」としての意見。
崖の上の家が立地的に「灯台」になることがわかっている。
崖の上の家の灯りは停電の中の人達への励ましに
なるだけでなく、沖に出ている船乗りのための目印にもなる。
リサ「不思議なことがいっぱい起こっているけど、
今は何故なのかはわからない。
でもそのうちわかるでしょ。
今は、ひまわりの人達が心配なの」
*これはリサの「ひまわりの家の介護士」としての意見。
ひまわりの家の老人を守るのもリサの役目。
ポニョと波に因果関係があるなら、ポニョが眠っているうちは
波の心配は無いと考える。
リサ「宗介がここを守ってくれてたほうが、リサの力が出るの。
大丈夫、絶対戻ってくるから」
*リサが宗介を家に残していく理由は2つある。
1つめは、宗介なら5歳児といえども灯台守の役目を果たせられると
考えたため。
宗介は無線機と信号灯が扱える。緊急の無線や船舶からの信号灯の
連絡に対処しなければいけないので、家には誰かいなければならない。
2つめは、崖の上の家が立地的に「安全地帯」であり、さらにポニョが
家にいることで「宗介にとっての絶対的な安全地帯」になるため。
リサがもし宗介とポニョを連れてひまわりの家に向かった場合、灯り
一つ無い暗がりの中、老人達を探さなければならない。また運良く
老人達を見つけられたとしても、避難作業に追われて宗介に目をかけて
いられなくなるだろう。また、家を留守にすることで耕一と連絡が取れなく
なるので、リサも仕事に身を入れることが難しくなると思われる。
なお、ポニョがいることが「絶対的な安全地帯」になるというのは、
このあとのシーンでフジモトが崖の上の家を覗こうとしたときに、
ポニョが張った「結界」で入れなかったことで判明する。
また、翌朝になって宗介とポニョが家を離れて船でリサの捜索に
出てしまうのは、夜が明けてしまえば灯台として灯りの目印に
なる必要はなくなり、船舶も航行に支障をきたさなくなるためと
思われる。
宗介「絶対・・・?」
リサ「絶ー対!」
宗介「絶対だよ」
リサ「宗介、大好き!」
リサ、宗介をギュッと抱きしめる。
*宗介とポニョを家に残すことは、灯台守としての役目を果たせることになり、
宗介の安全は「絶対的な安全地帯」で完全に保障されるため、リサも
安心してひまわりの家に向かうことができ、救助作業に集中することが
できる。
リサは、宗介とポニョを何の考えも無しに家に残し、自分の都合でひまわりの
家に向かった訳ではない。
リサのセリフを見てわかるように、リサは宗介の安全を第一に考え、
この不思議な状況下で冷静に対処し、その上で自分ができるベストの行動を
考えている。またこれは、リサが宗介のことを信頼しているからこそできる
ことでもある。
これは子供を家に置き去りにして車で出ていってしまう無責任な母親の行動
では決してない・・・・・と僕は思うけど、どうだろうか?(^^;)。
今回の検証は、漫画家仲間3人の批判的意見に反論して論破するためにした訳ではない。
僕が感じた疑問点を再確認するために行っただけのことだ。
検証した内容は、僕の主観が多少入ってはいるものの、それほどズレた解釈ではない・・・・・と思いたい(^^;)。
それに今回検証して思ったけど、ストーリーを人に伝えるということは、様々な工夫が必要であり、とても難しいことなんだな・・・・・(^^;)。
宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」に登場する主人公・宗介の母親リサ、このリサの行動に対して、僕と同業である漫画家仲間3人が批判的な意見を述べている。
批判の内容は次の通り。
1・天候が荒れている中、「ひまわりの家」から車での帰り道、
ドックの警備員の通行止めの制止を振り切り、車の中に
宗介がいるにもかかわらず、大波が襲来する中を
無理矢理突っ込んでいった。
2・嵐の日の夜、5歳児の宗介とポニョを崖の上の家に残して、
1人車で「ひまわりの家」の安否確認に出かけてしまった。
1に対しては、「子供が車に同乗しているのに波を突っ切ろうとするのは無茶過ぎる」
2に対しては、「5歳の子供を家に残して出かけてしまうのは、親として如何なものか」というものだった。
僕もこのシーンは覚えている。確かにリサはこのような行動をとっていた。しかし僕はこのリサの行動に対し、批判的な意見は浮かばなかった。
十人十色、人それぞれ感想が違うのは当たり前と言ってしまえばそれまでだが、僕がリサの行動を批判しなかったのは、劇中でその理由が説明されていて僕はそれに納得したからだと覚えている。
作者の意図が劇中で説明されているのだから、その解釈が人それぞれでバラバラでいい訳がない。ある程度共通の解釈をしないとストーリーを把握できなくなるからだ。
しかし批判的な意見を持つのは漫画家3人、ストーリー作りのプロであるし、その3人が共通解釈として批判的意見を述べているのだから、もしかしたら僕のほうが間違えているのではと思えてしまう。
その確認をするために、「崖の上のポニョ」のDVDを観直すことにした。手元にDVDがある方は、それを観ながら確認していただくとありがたい。
1のシーンについての検証。セリフはDVDから引用。
夕方、天候が崩れ嵐になる。
リサは「ひまわりの家」の仕事を終え、宗介を車に乗せて
海岸沿いの道路を走り、崖の上の我が家に向かう。
船をドックに引き込む交差点(?)で警備員2人が
交通整理のためリサの車を停めた。
警備員A「リサさん!ここはもう渡れん!」
警備員B「さっき町のもんに避難命令が出たぞ!」
リサ 「避難って・・・ひまわりの家にはお泊りの
おばぁちゃん達がいるわ!」
警備員B「あそこは島陰だし、堤防も高いから大丈夫だ!」
リサ 「とにかく一旦家に帰らなきゃ!」
警備員B「ここは無理だ!」
警備員A「山に回りなさい!」
リサ、車の窓から顔を出し、前方にあるドックの
引き込み交差点(?)を観る。
海岸沿いの道路から一段低くなっている交差点には
水が入りこんできている。
リサは交差点の水の量を見て、車で渡ることを決意する。
リサ 「宗介、行くよ!」
宗介 「うん」
リサ、車を前に出す。
警備員B「あぁ!やめなさい!」
*この時点では確かにリサの行動は無謀。
交差点の段差を渡れば家までの最短距離には違いないが、
子供を車に同乗させていることを省みて、安全策である
山の迂回路を通るべきである。
しかしそれは次のシーンで一変する。
警備員A「デカい波が来たぞ!」
沖の方から高波が陸に近づいて来ている。
高波はリサ達のいる場所に迫っていく。
警備員B「来るぞ!」
警備員A「逃げろーっ!リサさーん!」
リサ、交差点に入ってくる波の満ち引きのタイミングを計っている。
波が引き水面が下がってきたところでリサは車で飛び込んだ。
(水位が下がるということは、その直後に高波が来ることを意味
しているので、高波を引き付けてからの発進は危険度が高い。
しかし水位が下がらないと水の抵抗で車で渡ることは難しいので
判断に迷ったら絶対に高波に呑まれてしまう)
リサは猛スピードで対岸に渡り、高波をかいくぐって抜けていった。
*ここで下の場面を見てほしい。

*高波が迫ってくる場面で、見ての通りここに留まっては絶対に高波に呑まれて
しまうので、逃げなければいけない。ではどの方向に逃げるか?
それには3つの方向が挙げられる。
・左折して山の迂回路へ
・直進
・後退
僕が最初に提示した山の迂回路に向かうことは、高波が来た場合に、高波の
進行方向上を走ることになる。
高波は浅瀬に近づくごとに速度と威力が増していく性質を持っている(水撒き
ホースの口を指で潰して狭めると水が勢いよく出る原理と同じ)。
速度と威力を増していく高波に車は呑まれてしまうだろう。
高波が陸に迫ってきた場合は高波の進行方向に逃げるのではなく、高波の
進行方向から逃れて高波の幅の外側に抜けることが正解だ。
高波の幅の外側に抜ける最短距離は、高波の進行方向の直角方向になる。
つまり、
・直進
・後退
の、どちらかに逃げるべきになる。
しかし後退の場合は、バックで早く走れると思えないし、Uターンはタイムロスになる。
車を猛スピードで直進させたリサの行動が、結果的に「正解」だったといえる。
しかしリサの行動が結果的に正解だったとはいえ、リサが車を直進させると
判断したのは「高波が来る前」であり、警備員の制止を聞かないということも
あり、映画を観ている人はリサに対して「子供が同乗しているのに無茶な
運転をする」という印象をどうしても受けてしまうことになる。
これは演出上の不備といえるかもしれない。映画を観ている人に誤解され
やすい表現になっているからだ。
リサが車を直進させたのは、リサの行動力を表現する演出もあるのだろうけど、
海岸沿いの道を走らないと波の上を走るポニョに会えないという、「最大の理由」
があったからだとも思う(^^;)。
ちょっと長くなりそうなので、2のシーンについての検証は次回にします(^^;)。
画像についての著作権は「スタジオジブリ」に帰属します。
批判の内容は次の通り。
1・天候が荒れている中、「ひまわりの家」から車での帰り道、
ドックの警備員の通行止めの制止を振り切り、車の中に
宗介がいるにもかかわらず、大波が襲来する中を
無理矢理突っ込んでいった。
2・嵐の日の夜、5歳児の宗介とポニョを崖の上の家に残して、
1人車で「ひまわりの家」の安否確認に出かけてしまった。
1に対しては、「子供が車に同乗しているのに波を突っ切ろうとするのは無茶過ぎる」
2に対しては、「5歳の子供を家に残して出かけてしまうのは、親として如何なものか」というものだった。
僕もこのシーンは覚えている。確かにリサはこのような行動をとっていた。しかし僕はこのリサの行動に対し、批判的な意見は浮かばなかった。
十人十色、人それぞれ感想が違うのは当たり前と言ってしまえばそれまでだが、僕がリサの行動を批判しなかったのは、劇中でその理由が説明されていて僕はそれに納得したからだと覚えている。
作者の意図が劇中で説明されているのだから、その解釈が人それぞれでバラバラでいい訳がない。ある程度共通の解釈をしないとストーリーを把握できなくなるからだ。
しかし批判的な意見を持つのは漫画家3人、ストーリー作りのプロであるし、その3人が共通解釈として批判的意見を述べているのだから、もしかしたら僕のほうが間違えているのではと思えてしまう。
その確認をするために、「崖の上のポニョ」のDVDを観直すことにした。手元にDVDがある方は、それを観ながら確認していただくとありがたい。
1のシーンについての検証。セリフはDVDから引用。
夕方、天候が崩れ嵐になる。
リサは「ひまわりの家」の仕事を終え、宗介を車に乗せて
海岸沿いの道路を走り、崖の上の我が家に向かう。
船をドックに引き込む交差点(?)で警備員2人が
交通整理のためリサの車を停めた。
警備員A「リサさん!ここはもう渡れん!」
警備員B「さっき町のもんに避難命令が出たぞ!」
リサ 「避難って・・・ひまわりの家にはお泊りの
おばぁちゃん達がいるわ!」
警備員B「あそこは島陰だし、堤防も高いから大丈夫だ!」
リサ 「とにかく一旦家に帰らなきゃ!」
警備員B「ここは無理だ!」
警備員A「山に回りなさい!」
リサ、車の窓から顔を出し、前方にあるドックの
引き込み交差点(?)を観る。
海岸沿いの道路から一段低くなっている交差点には
水が入りこんできている。
リサは交差点の水の量を見て、車で渡ることを決意する。
リサ 「宗介、行くよ!」
宗介 「うん」
リサ、車を前に出す。
警備員B「あぁ!やめなさい!」
*この時点では確かにリサの行動は無謀。
交差点の段差を渡れば家までの最短距離には違いないが、
子供を車に同乗させていることを省みて、安全策である
山の迂回路を通るべきである。
しかしそれは次のシーンで一変する。
警備員A「デカい波が来たぞ!」
沖の方から高波が陸に近づいて来ている。
高波はリサ達のいる場所に迫っていく。
警備員B「来るぞ!」
警備員A「逃げろーっ!リサさーん!」
リサ、交差点に入ってくる波の満ち引きのタイミングを計っている。
波が引き水面が下がってきたところでリサは車で飛び込んだ。
(水位が下がるということは、その直後に高波が来ることを意味
しているので、高波を引き付けてからの発進は危険度が高い。
しかし水位が下がらないと水の抵抗で車で渡ることは難しいので
判断に迷ったら絶対に高波に呑まれてしまう)
リサは猛スピードで対岸に渡り、高波をかいくぐって抜けていった。
*ここで下の場面を見てほしい。
*高波が迫ってくる場面で、見ての通りここに留まっては絶対に高波に呑まれて
しまうので、逃げなければいけない。ではどの方向に逃げるか?
それには3つの方向が挙げられる。
・左折して山の迂回路へ
・直進
・後退
僕が最初に提示した山の迂回路に向かうことは、高波が来た場合に、高波の
進行方向上を走ることになる。
高波は浅瀬に近づくごとに速度と威力が増していく性質を持っている(水撒き
ホースの口を指で潰して狭めると水が勢いよく出る原理と同じ)。
速度と威力を増していく高波に車は呑まれてしまうだろう。
高波が陸に迫ってきた場合は高波の進行方向に逃げるのではなく、高波の
進行方向から逃れて高波の幅の外側に抜けることが正解だ。
高波の幅の外側に抜ける最短距離は、高波の進行方向の直角方向になる。
つまり、
・直進
・後退
の、どちらかに逃げるべきになる。
しかし後退の場合は、バックで早く走れると思えないし、Uターンはタイムロスになる。
車を猛スピードで直進させたリサの行動が、結果的に「正解」だったといえる。
しかしリサの行動が結果的に正解だったとはいえ、リサが車を直進させると
判断したのは「高波が来る前」であり、警備員の制止を聞かないということも
あり、映画を観ている人はリサに対して「子供が同乗しているのに無茶な
運転をする」という印象をどうしても受けてしまうことになる。
これは演出上の不備といえるかもしれない。映画を観ている人に誤解され
やすい表現になっているからだ。
リサが車を直進させたのは、リサの行動力を表現する演出もあるのだろうけど、
海岸沿いの道を走らないと波の上を走るポニョに会えないという、「最大の理由」
があったからだとも思う(^^;)。
ちょっと長くなりそうなので、2のシーンについての検証は次回にします(^^;)。
画像についての著作権は「スタジオジブリ」に帰属します。
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