[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
用事で市役所近辺に行った。
市役所の側を自転車で通った時、ふと思い出した。今から二十余年前、この近所に小さな古本屋があり、当時高校生だった僕は通学路の途中ということもありよく通っていた。この古本屋はなかなかマニアックな漫画が置いてあった。店の主人がマニアだった訳ではなく、店の規模が小さいためか意外な「お宝本」が目立たないように紛れ込んでいる。穴場中の穴場だった。僕が20歳で上京してからは一度も通っていなかった。果たして、まだあるのだろうか・・・?。
記憶を頼りに古本屋に向かう。その場所に着いて一瞬目を疑った。確かに古本屋はあった。しかし以前は入口前にジュースの自動販売機が並び小さいながらも賑やかな店構えだったのが、自動販売機は影も形も無く店も渋い色に塗装されていた。一見見ると普通の住宅、申し訳程度に店の看板がある。しかし古本屋というよりも古物商のような雰囲気だ。店外からガラス越しに店内を見て、漫画本が並んでいるのを見て初めて古本屋だということが確認出来る。
もうとっくに潰れたと思っていた。しかし店内に入ると店の雰囲気が当時のままだったので、タイムスリップをして迷い込んだような錯覚に襲われた。
並んでいる本は80年代前期~中期のモノが多かった。僕が高校生当時、新刊として売られていた本が古本として並んでいる感じだ。ナンか妙な気分だ(^^;)。古いモノは70年代から揃っている。僕が買いたいと思うちょうどいい具合の年代のモノが揃っている。ここは今なお穴場だ!(^^)。
で、買ったのが「恐怖新聞」(つのだじろう・著、秋田書店)3~9巻と「実験人形ダミー・オスカー」(作・小池一夫、画・叶精作)1巻。1冊あたり100円だった。
「恐怖新聞」は僕が小学生の時に読んで、その恐ろしさのあまり2度読むことが出来なかった漫画だった。主人公・鬼形礼に取り憑いたポルターガイストの顔と、サブタイトルが付くコマに入っている「口からエクトプラズムを出している人」のカット絵がメチャメチャに怖かったので、結構トラウマになっていた。しかし僕ももう40歳!(^^;)。今ならちゃんと正視できると思い、まとめて買った。
「恐怖新聞」は復刻版も出ている。装丁は昔と大体同じで裏表紙だけが違うデザインになっている。しかし古本屋に置いてあったのは、僕が小学生だった当時発売されていた単行本だった。そのためか読みながら当時のトラウマが次々と甦ってきた。でも今は耐えられる。大人だもん!(^^;)。
「実験人形ダミー・オスカー」は、なんだかコテコテの劇画が読みたくなって買った。今流行りの萌え絵ばっかり見ていると食あたりを起こしそうなので、その反動もあるかもしれない。久し振りに読んだけど良いなー!。ヘタなヲタクなど小便チビッて逃げ出すほどの迫力がある。オスカーが歌う「ダミーのブルース」最高!「’人間’に絶望した人間が作った歌」というセンスが毒々しくて良い!さすが小池一夫先生!普通の人には出来ないセンスの事を平然とやってのけるゥ!そこにシビれるゥ!憧れるゥ!あンたァー!!。
喜びに包まれながら本をレジに出した。レジに座っていたのはジィさんだった。確か20年前にもレジに座っていたのと同じジィさんだ(^^;)。
しかし時は無常だ。僕が本を計8冊買ったので、ジィさんは「袋に入れますか?」と言ってくれたが、ジィさん、手がプルプルと震えて本を袋に入れることが出来ない。仕方なくジィさんに袋を広げてもらって僕がその中に本を入れた(^^;)。
一見、時が止まったかのような店内で、それだけが20余年の歳月をまざまざと感じさせてくれた。なんだか切ないなぁ・・・(^^;)。
高校時代の友人達と集まった。
メンバーは漫画研究部の同窓で、男5人、女4人。市内にある大きなカラオケ店に集まった。高校を卒業して二十余年が経つけれど、それでも懐かしいメンツに会うと気分は「高校生」に戻る(^^;)。
久し振りのカラオケだった。なんだかんだでここ2年ぐらい行ってなかった。そのせいか、何か歌おうと思ってもパッと曲が出て来なかった(^^;)。最近の曲も判らないこともあり、結局アニソン三昧だった(^^;)。まぁ「漫画研究部」だからいいんだけど、1番初めからアニソンだったのは如何なものだったのか・・・!(^^;)。でも久し振りに大声を出せて歌えたので、いい発散になりました(^^)。
今回集まったのは同級生と1つ下の後輩だったので、年齢的なこともあるが、大部分が既婚者だった。高校時代からの友人とはいえ、「人妻とカラオケに興じている」というシチュエーションは、独身の僕にとっては、う~ん、何だか妙な気分(^^;)。
歌の合間には雑談になるが、既婚者が多いと必然的に自分の子供の話題が出てくる。そこで聞いた話でショックだったのが、「子供が母校に入学した」だった(T_T)。
友人の子供が「後輩」になるというのが何だか・・・!ていうか、僕はこの時点で気分が「高校生」でいるのに、子供も「高校生」だなんて・・・。しかもさらに驚いたのが、「漫画研究部」に入部したということだった。
漫画研究部は僕が高校を卒業してから7年ぐらいまでは活動を確認できた。しかし僕が20歳で漫画家アシスタントとして東京に住むようなったこともあり、学校へも足が遠くなってしまった。そして数年後、母校のHPが出来たので部活動の紹介ページを見たら、「漫画研究部」の文字が無かった!。そこで僕は「ああ、漫画研究部なくなっちゃたんだ(T_T)」と思った。
しかし今日、「漫画研究部」があるという話を聞いてメチャメチャビックリした。一旦廃部になって復活したのか?それとも目立たない形で今までしぶとく生き残ったのか・・・?(^^;)。今日集まった皆は、卒業してから母校に行く機会が少なくなっているので、「漫画研究部の実情」を誰も詳しくは知らなかった。それでも、もう存在していないと思っていた「漫画研究部」が母校にあるなんて・・・!何だか心に乗っかっていた重しがとれて、気分がメチャメチャ軽くなった。
今の「漫画研究部」って、どんな活動をしているんだろ?ちょっと覗いてみたいな。フラッと学校に入る訳にはいかないだろうから、文化祭の時にでも呼んでくれないかな・・・?。
いや~、懐かしい仲間と会って時を忘れたのと、近況報告で妙に時を感じてしまったのと、密度の濃い集まりでした(^^;)。
さて、何の本を買うか?今の時点で急ぎで必要な本は無かったので、何も決めてはいなかった。本棚をざっと見る。今回は「コーヒーを飲みながら読む」という事がテーマなので、それに見合う本を探した。コーヒーを飲みながら読めて、ある程度読み応えがあり、なおかつ店内で程よくくつろげる時間内で読みきれるもの・・・、んで、買ったのが写真の「うつうつひでお日記」(吾妻ひでお・著、角川書店)。
この本は、吾妻ひでお先生が失踪から帰宅をし、ベストセラー「失踪日記」が刊行されるまでの日常を絵日記にしたものだった。元々自費出版だった絵日記はその後商業誌での連載になり、1冊の単行本にまとまった。
「失踪日記」がベストセラーになる前の吾妻ひでお先生は、漫画家復帰したものの本当に仕事らしい仕事が無かったようだ(^^;)。描かれてあった内容は、メシ食って、テレビや本を見て、外出はほとんど図書館のみで、仕事は下描きを2ページほどだけして(^^;)。毎日がそんな感じ。事件も波乱も仕事も無し(^^;)、淡々とした日常が描かれている。
僕はアパートで一人で漫画を描いているので、この本に描かれている生活サイクルが良く判る(^^;)。
コーヒーを飲みながら、1時間半ほどで読み終えた。本も面白かったし充実した時間を過ごせた。
この「タリーズ」も、「ark八潮店」同様に閉店になってしまうらしい。もう二度と立ち寄れないのに、最初で最後に「タリーズ」で読んだのが、「うつうつひでお日記」で良かったのだろうか・・・?(^^;)。
店内では、映画ビデオ&DVD、そして雑貨などがほとんど捨て値で売られている(^^;)。店じまいのための処分だ。できれば書籍も捨て値で・・・これは無理か(^^;)。
家からフラッと行けて、品揃えもわりと良かったので閉店はなんだか寂しい。店に入ると、同じフロア内で本屋に隣接しているコーヒーショップ「タリーズ」からいい香りが漂ってくるので、気分良く本を選ぶ事が出来た。それももう出来なくなるのか・・・(T_T)。
そーいえば、僕はこの店を好きなのにもかかわらず、「ark」で本を買って「タリーズ」に入ってコーヒーを飲みながら本を読むという事を1回もしたことが無かった!。ヤバイ!閉店になっちゃうよ!近日中に行ってこよ!。
↓その名も「自衛隊WARS201X」(株・学研、税込1000円)!。
http://shop.gakken.co.jp/shop/order/k_ok/bookdisp.asp?code=1913431
僕は最近まで、コンビニ売りのハウツー本や、漫画による実用書の類を描いていたため、なかなか地元の本屋に自分の本(というか参加した本)が置かれる事がなかった。編集部から本は送られてくるので手に入らないということは無いが、自分が関わった本が店に並べられていないというのは何とも寂しかった(^^;)。
しかし今度の単行本の出版社はあの「学研」!これなら本屋に置かれないことはないはずだ!。僕は期待を胸に秘め、TX八潮駅ガード下の「ark八潮店」に行った。
「ark八潮店」は約1年半前のTX八潮駅開設と共に開業、広い店舗に豊富な品揃え、同じフロアにコーヒーショップ「タリーズ」があり、コーヒーの香りに包まれながら本選びを楽しむことが出来る。割と僕好みの本屋だ。今年の正月に東京から地元に出戻ってからは、僕の行き付けの本屋になっていた。
この店で本を買うたびに「いつかここの店の本棚に自作の単行本が置かれるようになってやる!」とか「地元出身の漫画家として、単行本が置かれる側に手描きのポップなんぞ描いたりして」などと思っていた。
今回は、丸々1冊自作単行本という訳では無いが、共同執筆とはいえ自作掲載の単行本が出るのだから、これで夢の1つが叶うと思った。
店に入り、新刊コーナーを見る。今日発売の単行本が多く置かれていた。その中に学研の軍事漫画の単行本を発見した!。
手に取ってみると、学研の軍事漫画ではあるがタイトルが違っていた。それは僕の単行本と同時発売の別シリーズの軍事漫画だった(^^;)。しかしその本の帯には、僕の単行本の発売告知が描かれていた。今日発売であることが間違いないでないことを確信した。
新刊コーナー内をくまなく探した。しかし僕の単行本は全然見つからなかった。他の本棚を探し回った。
そのうち、学研の軍事漫画が並べてある一角を見つけた。やった!と一瞬思ったが、僕の単行本だけが無かった(T_T)。
TX八潮駅前、「フレスポ八潮」内に別の本屋がある。そちらにも探しに行った。しかしここは「学研」発行の漫画そのものが置かれていなかった。あったのはガンダムのゲーム本1冊のみだった。
他の市内の本屋に行ってみようと思ったが、僕の知っている市内の本屋は現在全部潰れてしまった(^^;)。ネット検索でもしない限り、市内の本屋の場所が判らない。時間も遅かったこともあり、今日はここまでで家に帰った。
「ark八潮店」は4月15日まで営業、そして閉店になってしまうらしい(^^;)。これで僕の「夢」が1つ失われてしまうのであった・・・(T_T)。
スーパービバホームに買出しに行く。
スーパービバホームは八潮市の隣の「三郷市」にあり、そこに行くには市の間を流れる「中川」を渡らなければならない。
写真上は「共和橋」の上から。高い位置に架けられているため見晴らしが良い。今日はいい天気のため、「富士山」「サンシャイン60」「新宿副都心」が見えた。
共和橋を渡りそのまま真っ直ぐ行くと「三郷IC」がある。そのすぐ側に「スーパービバホーム」はある↓。
http://shop.vivahome.co.jp/user/svh/misato_svh/
それにしても駐車場がだだっ広い!。目見当ではあるが、東京ドームがすっぽり収まるぐらいだろう。この広大な駐車場の奥に店がある。そこに辿りつくまでが結構大変だ(^^;)。
写真左の「クラフトホビー・生活館」に漫画専門画材が置いてある。大抵買い物はここで済ます。しかし「スーパービバホーム」はこの建物だけではない。「クラフトホビー・生活館」の横には、写真右のように「シネコン・ゲームセンター」などが入っているアミューズメント施設がある。さらにその隣には「イトーヨーカドー」もある。
写真では判りづらいが、この建物自体も相当バカでかい!。駐車場が広いため、相対的に建物が小さく見えるが、とんでもない!中に入るとその広さに頭がクラクラしてくる(^^;)。いくら田舎で土地があるからとはいえ、とんでもないモノを作ったものだ(^^;)。
買った物は「スクリーントーン」。今、軍事モノの漫画にとりかかっているため、迷彩服に貼るための「迷彩柄」を調べたかったためだ。
ここの画材屋にあるトーンは、「IC」「ICユース」「デリータ」「Jトーン」「テクノスクリーン」だった。大体294円の物がメインで、1番高くても「IC」の453円だった。「レトラ」などの高価なトーンは置いていなかった。安くて種類が豊富だったが、欲を言えば「デザイントーン」も置いて欲しかった。
迷彩柄のトーンは4種類あった。それを取りレジに持っていった。会員割引カードを持っているとはいえ、トーンを4枚買ったのに千円札出してお釣りが来たよ!(^^;)。
さすが「スーパービバホーム」!。
チョコをしっかりと貰った。実家の母から(^^;)。
四十になって貰うチョコが母からのみというのは素直に喜んでいいのか?微妙な気分(^^;)。
貰ったのは森永の板チョコでカカオ分60%のビターなやつだった。
甘かった。
少し苦かった。
そして塩っぱかった(^^;)。
でも美味かった。
地元、埼玉県八潮市に「つくばエクスプレス」が開通し、都内に住まなくても「交通の面」においては漫画の仕事に差し支えは無くなった。
しかし引っ越して1ヶ月、大事な事に気が付いた。地元には漫画用の画材を売っている「大型画材店」が無かったのだ(^^;)。都内まで買いに行くか、ネット注文をするか・・・、都内に行くには電車賃がかかる。画材を多く買うのならともかく、インク1個だとかトーン1枚だとか、単品が欲しいだけで電車賃を払って出かけるのは正直キツい(^^;)。ネット注文なら定価より安い場合があるが、日数がかかるのと、送料、手数料がプラスされる場合があるので、どうも頼みにくい。
グーグルマップで近場に店がないかと探したが、なかなか近所には無い。しかも「画材」で検索しても、漫画用品を取り扱っているか情報が載っていない場合があるので、確認が難しい。
実家でそんな話をしていたら、父親が、近場の店を知っているという。そこは八潮市の隣の「三郷市」にある「スーパービバホーム」という大型総合店舗だった。ウチの家族の行きつけの店で、そこの画材売場に漫画用画材のコーナーがあるということだった↓。
http://shop.vivahome.co.jp/user/svh/misato_svh/
父親が車で道案内してくれた。家からは少し遠めだが、自転車で行けない距離ではなかった。
それにしても、デカイ店舗にだだっ広い駐車場!田舎で土地が安くて広いためもあるだろうが、都内では考えられない規模の大きさだった(^^;)。
店に入り画材売場にむかう。そして「漫画用画材コーナー」を発見!地元近くで漫画用画材が、しかもスクリーントーンが買えるなんて!まさに夢のようだった(^^;)。
さらに驚くことに、値段が安い!。都内でなら500円の「パイロット証券用インク」が、なんと420円!。都内で420円(だったと思う)の「ミスノン」が、なんと「378円」!しかもその店のカード会員になると、定価の5%引きで買い物が出来る。つまり、会員になれば消費税を取られないということだ。入会金は210円で1年間有効、1年後更新するには105円でOKだとか。
僕の地元は田舎だけど、漫画制作環境においては、いつの間にか東京を上回っていた。ビックリしたなぁ、もう!(^^;)。
明日は「コミティア」。その準備のために駅前の「フレスポ八潮」に買い物に行ってきた。
その帰り際、以前日記に書いたラーメン屋「麺の華」に寄った↓。
http://turedure.blog.shinobi.jp/Entry/169/
この店のメインはどうやら「味噌ラーメン」らしい。「味噌胡麻」「八丁味噌」「札幌味噌」の3種類の味噌ラーメンがある。美味そうだとは思ったが、今日初めて入ったので、基本である「醤油ラーメン」を注文した。
「醤油ラーメン」は600円、スープは琥珀色、ダシはカツオブシか?麺は中太ちぢれ麺、モチモチした食感が嬉しい。具はメンマ、ワカメ、チャーシューとちょっと少なめ。海苔、玉子が欲しいところだが、これは別トッピングになっていた。600円ならデフォルトで入れて欲しいなぁ(^^;)。
味は、なんだか綺麗にまとまりすぎている感じ。美味しいけれど、少々パンチには欠けるかも。悪くは無いが、何か一味欠けているような・・・と思ったら、ネギが全く入っていなかった。ネギは僕にとって必需品、嘘!?これがこの店の「仕様」なのか!?と思っていたら、メニューの写真では醤油ラーメンにはちゃんと刻みネギが盛り付けてあった。
僕は店員に確認してみた。どうやら店員が盛り付けの際にネギを入れ忘れたらしい(^^;)。店員は僕に謝り、刻みネギと、お詫びの印にと「ゆで玉子」をサービスしてくれた。
ネギを入れると、ラーメンの味が変わった。やっぱりネギは必需品!。思いがけずゆで玉子をゲットできたので、さっそくいただく。うん、いい感じ。これでナルトと海苔があれば・・・と思うのは贅沢か?。
ちょっとお得な出来事があったので、いい気分で店を出た。ラーメンは割りと美味しかったが、ちょっとこれだけではリピーターにはなりにくい。
まぁ味噌ラーメンが店のメインなので、それを食べてから通うのを決めても遅くはないかな・・・。
今年から、20年振りに地元での生活が始まった。実家が近いので、毎日行き来をする。
実家は古くから地元に定住しているので、実家の中には僕が幼い頃に残した「記録」が眠っている事がある。地元に戻るという事は、自らの過去と対面しなければならないという事だ。
今日、親から1つの箱(紙製)を渡された。埃を被ったその箱は、昔馴染みだった今は無き洋服店のロゴが入っていた。それだけで年代モノだという事が判る。
その中に入っていたものは、子供時代に描いた僕の絵だった。しかも僕が小学1、2年生頃に描いたと思われる漫画も含まれていた。
当時、僕は赤塚不二夫先生の漫画をメチャメチャ模写をしていた。アトピー性皮膚炎を患い、体調が弱くて学校を休みがちだった僕は、家で休んでいる時のあり余る時間を使って絵を描きまくっていた。当時、父親が「天才バカボン」の単行本を買っていたこともあり、僕もそれを読んで多大な影響を受けていた。40歳になった現在でも、「バカボンのパパ」を手本無しにスラスラ描ける程だ(^^;)。
模写だけに飽き足らず、赤塚キャラを使って漫画を描いてみたくなったのだろう。今で言うなら「トリビュート物」だ。いや、漫画なら「アンソロジー漫画」と言うのだろうか?(^^;)。
今日、この漫画を見た時はビックリした。漫画を描いた記憶はあるが、この作品に全く覚えが無かったからだ(^^;)。
まずタイトル、「ペンペコ時代」って何だよっ!?(^^;)我ながら意味不明で馬鹿丸出しだ。しかも何かをもじったようではあるが、その出元が全く判らない(^^;)。赤塚キャラが着物を着ているという事は、元々赤塚漫画でそういう話があり、それをまんま模写したものだと思われる。しかしストーリーはどうやら僕オリジナルのようだ。そりゃあいくら赤塚先生であっても、こんなシュール過ぎる漫画を描くわけが無いものね(^^;)。
それにしても子供の頃の漫画とはいえ、この大胆さは何だ?現在、技術は上がっても、小細工を弄して小さくまとまってしまいがちの今の僕には無いモノだ。思わず反省(^^;)。
やっぱり漫画は「馬鹿要素」が無いと面白く無いんだな(^^;)。
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |