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以前、僕は雷でパソコンとモデムをやられたことがあったので、昨日はずっとコンセントと電話線を外していた。そのため日記を書くことが出来なかった(^^;)。
今日は雨こそないものの、薄曇りの空から時折ゴロゴロと雷鳴が聞こえる。やんだかなと思い電話線と電源を入れパソコンを立ち上げようとすると、またゴロゴロと鳴り始める(^^;)。
今日も夜遅くまで鳴っていた。ヘタしたら今日も書けないところだった。
僕は、光が眩しくても音がうるさくても、横になって目を閉じてしまえばすぐに眠れるタチなので問題はないが、他の人はこれに耐えられるのだろうか?(^^;)。
夜間工事はしばらくの間続きます・・・(^^;)
この景色は、埼玉県八潮市の北限より更に約500メートル北に行った所にある。埼玉県と東京都の県都境からたった5キロくらい行っただけでこの景色を拝めることが出来る。
見事なまでの「田舎の景色」だ。僕は20年前、昭和30年代の田舎を舞台にした漫画を描こうとしたことがある。そのための資料として写真を撮りまくった。漫画の方はポシャってしまったが、この景色は20年経ってもまるで変わることが無かった。
このあたりは見事に水田が広がっていた。その中をJR武蔵野線が横切っていくのどかなところだった。
だがそんな田舎にも、最近開発の手が入ってきた。超巨大なデパート群が建設中で、その規模は1つの町だった。
それは「越谷レイクタウン」と呼ばれている。巨大なデパート群と広大な水田が同居する不思議な町になっている。
便利になるのはいいけれど、この写真のような景色はいつまで残ることが出来るのか・・・。
昨日7月27日は「祈祷獅子」があった。
これは獅子が御祓いをしながら町中を練り歩くというものだ。これが結構長丁場で、終わるまでに約12時間かかる(^^;)。
長丁場といってもずっと歩き続ける訳ではない。獅子頭だけでも約8kgあり、太鼓まで付けているフル装備になると更に重くなる。こんな状態で歩き続けていくというのは無茶だ。そのために、要所要所で「被り替え」というスポットが数点存在する。これは地元の旧家が担当する。ここで獅子は着替えをして、次のメンバーに獅子を代わってもらう。代わった獅子は次の「被り替え」までが歩くノルマになる。
「被り替え」は休憩所でもある。僕ら笛の吹き手はメンバー交代が無く、朝から夜まで吹き続けなければならない。途中途中で栄養や水分を補給することになる。
朝出発した時は薄曇りだったので暑くは無かったが、昼になってから日が射すようになったのでメチャメチャ暑くなった。「祈祷獅子」はトータルで十数キロを歩くので、暑くなると正に地獄だ。
それでもなんとか歩き続け、最後の「被り替え」まで来た。その時、急に空が暗くなり激しい雷雨が襲った。激しい雨で水煙が立つ。暗い雲を引き裂くように稲妻が走る。これでは歩けないので、天気が落ち着くまでしばらく待った。
1時間近く待って、ようやく嵐は治まった。そして獅子は最終地点の神社へ向かった。
これで今年度の獅子は終わった。次に始まるのは1年後。それまでには獅子頭はメンテナンスされ、次の出番を待つことになる。
屋台が多く並んでいて、特設ステージもある。客が大勢行き来して、屋台で買ったものを食べながらステージでのライブを聴いている。
八潮市もつくばエクスプレスが開通してから結構賑やかになった。都市化が進むのはちょっと抵抗あるが、人が行き来をして賑やかなのは何だか楽しい。
今日はウチの両親がプラネタリウムに連れていった。ウチの近所には「葛飾区郷土と天文の博物館」がある。
それにしても子供って本当テンションが高い!(^^;)。田舎に遊びに来ているというのもあるだろうけど。普段家にいる中で一番の年少者が弟(36歳)なので、いつもは小さな子供がいない生活をしているのもあって、姪と甥が来るとメチャメチャ賑やかに感じる(^^;)。
姪と甥は今日実家に泊まって明日帰る。この2人にとってはいい夏休みの経験になっただろうか。
今回は厳密にいうと「金町」ではない。
地元八潮市と金町を結ぶバス路線の中間あたり、葛飾区水元にそれはある。
都内有数の大きな公園の一つ「水元公園」の北側入り口付近に写真の橋はある。この橋の名は「閘門橋」、「こうもんばし」と読む。「こうもん」といっても水戸~だったりアスホールのわけではない。川の水が出入りする量を調節する役目を果たすものを「閘門」と呼ぶらしい。昔この地域はよく川が氾濫するところだったので、水の量をコントロールするためにこの橋は造られたらしい。
この「閘門橋」が造られたのは明治43年(西暦1910年)。今年で、造られて98年になる。あと2年で100年になる。98年前がどんな時代だったかピンとこない人もいると思うが、この橋が作られた4年後に第1次世界大戦(西暦1914年)が勃発したと考えると、その歴史の重さが判るというものだ。
この橋は都内で唯一現存する「アーチ型煉瓦橋」らしい。この近くには以前、大きな煉瓦工場があり(太平洋戦争時、空襲で消失したらしい)、そこからふんだんに煉瓦を使ったとか。
以前はこの橋の上をバスが通っていたが、橋の保全のため隣の葛三橋の方に車道を移して、現在は歩行者と自転車のみが通れるようになった。
歩道部分は平成に入ってから補修されで現在の形になっているが、その下の煉瓦部分は当時のままで残されている。
「閘門橋」の欄干(?)には、水門を調節している人の像が建っている。昔の人の様子がよくわかる。
ウチから金町までの道のりの途中でこんな歴史的建造物があるなんて、通るたびにワクワクする(^^;)。
JR常磐線金町駅から線路を亀有方面に向かうこと約200メートル、そこには三菱製紙中川工場跡地がある。
三菱製紙中川工場は大正時代に設立された。敷地面積は約17ヘクタール、この広大な土地に巨大な工場が立ちならび、我が国の工業の発展に大きく貢献していた。
しかし平成不況により工場は閉鎖。その広大な土地にはマンションが建ち並んでいくという。
工場が閉鎖された今でも、その名残はまだ残っている。写真は煉瓦造りの倉庫。ネットで調べたところ、1917年の設立当初からあるらしい。実に90年モノだ。その威風堂々とし佇まいは歴史の重さというものを感じさせる。だが悲しいことに、この倉庫に落書きをした愚か者がいる。ここは周りが高い塀で囲まれているが、それをわざわざ乗り越えて入ってきて、スプレー缶で倉庫に落書きをしていく。
落書きをした者はこの倉庫の歴史的価値を感じたことが無いのだろうか?まさかと思うけど、この落書きをしたのは金町の地元の人間じゃないだろな?ここは近代日本の工業化に大きく貢献してきた由緒ある工場だ。地元の誇りでもあるはずだ。平成不況で工場が閉鎖され、もう国のために働くことができない哀しさを踏みにじる行為はしていけないはずだ。
三菱製紙中川工場には、煉瓦造り倉庫の他にもモニュメント的な遺物がある。その名も「地球釜」。
「地球釜」とは、紙を製造中に出た屑パルプなどをドロドロにして、また紙を作れるようにする釜だ。釜といっても、直径約4メートルほどの球型した巨大な機械だ。
それが煉瓦造り倉庫の横に設置され、夜になるとライトアップをされるほど、モニュメントとしての扱いを受けていた。
以前、TBSラジオ「伊集院光日曜日の秘密基地」の番組内でも「謎の鉄球」として取り上げられたことがあった。見かけがSFチックなので、「地球釜」を見て驚く人が多い。
「地球釜」を撮影しようと思ってデジカメを構えたところ、「地球釜」が無いのに気がついた。いつもなら写真の中の看板の側にあるはずなのが、それが無い。まさか処分されたのか・・・?
しばらく探していると、「地球釜」は意外なところにあった!「地球釜」は以前の場所から約200メートルほど離れた住宅地寄りの方に移動していた。
1番近づける場所から最大望遠で撮影した。
よかった。捨てられていないでよかった。
この釜は二度と動くことはない。永いことそこに置かれ、赤錆を身に纏うようになった。もう何も語らず、ただただ朽ちていく。松本零士先生の戦場漫画シリーズ「ザ・コクピット」の中の「鉄の竜騎兵」のような哀しさがそこにある。
JR常磐線から「地球釜」を撮影した動画を発見した。21秒後に「煉瓦造り倉庫」、24秒後に「地球釜」が出てくる。半年くらい前までは、この位置に「地球釜」はあった。
おまけ
煉瓦造り倉庫の横、JR常磐線高架下にあった落書き。
「鉄人28号」が描かれている(^^)。これが結構デカい。2メートルぐらいある。
僕は基本的に落書きは嫌いだが、これにはちょっと感心させられてしまった(^^;)。
「金町」の西側には「亀有」、南側には「柴又」がある。メジャーな土地に囲まれる中で、「金町」は今ひとつ知名度が低い。でもこうやって歩いていると、結構面白いものに出逢える。ビバ、金町!。
大瀬の獅子舞は約340年の歴史がある。だが獅子舞の笛には楽譜が無い。それに今、笛の吹き手も多くはない。伝統芸能としての記録を残しておかないと、この先ちょっと心配になってくる。
ラジカセとパソコンをケーブルで繋ぐ。録音用のフリーソフトをダウンロードする。ラジカセで再生し、ソフトの録音ボタンをクリックするだけで録音が出来る。意外と簡単だった。
カセットテープの音をハードディスクに録音出来るということは、今までエアチェックしたラジオ番組もデジタルデータとして残せるということだ。カセットテープを長いこと使っていると、どうしても音が劣化してくる。それをデジタルデータ化すれば音は劣化せず保管することが出来る。笛の録音が終わったら次はラジオ番組の録音?カセットテープ700本ぐらいあるぞ・・・・(^^;)。
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