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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 今日、テレビ朝日で夜7時から放送されている。今、それを観ながら書いている(^^;)。

 クレヨンしんちゃんの映画の中でも「名作」に入る作品だ。

 しんちゃんが住む埼玉県春日部市で「20世紀博」が開催された。1960~1970年代を追体験できるその会場は、その当時に子供だった「今の大人」達の人気を博していた。大人達は会場の中を童心を取り戻すように遊びまわる。
 しかしこの博覧会にはオトナ帝国のリーダーの陰謀が隠されていた。リーダーが昔憧れていた「輝ける21世紀」、しかし実際の21世紀は憧れとは程遠い醜いものだった。そこで20世紀博に来場する大人を洗脳し、日本を「夢多き懐かしい時代」に再構築しようと企んだ。
 しんちゃんの両親も洗脳されオトナ帝国の一員になり、しんちゃんの元から離れていく。果たしてしんちゃんは両親を取り戻す事が出来るのか・・・?

 クレヨンしんちゃん映画版は、大人も子供も楽しめる作りになっている。子供だけで映画館へは行けないだろうから、どうしても大人の同伴が必要になる。入場料も大人の財布から出るものだろうから、大人も楽しめなければ財布の紐も緩みにくいという事だろう(^^;)。
 しかしこの映画は内容が良い。「大人」とっては懐かしく、「子供」にとっては親の子供時代の事に新鮮味を感じるだろうから、親子の会話が弾みそうだ。そういう狙いもあるのかも知れない。

 映画の挿入歌として、70年代フォークソングが使われているのも(いい意味で)ズルいよなぁ・・・。僕も70年代に子供時代を過ごしているし、小学生の時から趣味でギターを始めたので、この手のフォークソングは耳馴染みもあるし、練習曲としてよく手本にしていた。それだけに思入れも特に強かった。

 オトナ帝国のリーダーが20世紀博会場内の「20世紀再現街」に入って行く時に、ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」がBGMで流れる。タイミングも絶妙だし、絵と曲のマッチも美しい。
 他の歌が挿入されているシーンでも歌詞がシーン内容と合っているのも見事だ。
ラストの、吉田拓郎「今日までそして明日から」なんて、泣け!と言わんばかりのズルさを感じるけど、でも見事に乗せられちゃうんだよなぁ・・・ちょっとウルッとくるし(^^;)。

 この映画は以前WOWOWで放送された時にDVDに録画して何度も観ているけれど、それでもまた観直すと同じところでジ~ンと来るし(^^;)。学習能力が無いのか?大人なのか子供なのか?(^^;)。

 余談だけど、埼玉県春日部市のすぐ側に僕の地元の「埼玉県八潮市」がある。20世紀博が現実に開催されていたら、絶対行ってるね(^^;)。
 

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