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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 今回の、春~夏までかかった仕事、これが終わったら気分転換に旅行しようと考えていた。
 よく自転車であちこち遠出する(最長、埼玉-横浜)割には、自分で旅行らしい旅行をすることは一度も無かった。この機会に、今まで自分一人では行ったことがない遠くへ行こうと思った。ちょうど高速バスの存在を知り、東京-大阪間が片道3500円で行けることが判った。新幹線だと片道約13000円くらい。高速バスなら1万円も特だ。ただし高速バスでは大阪まで10時間ほどかかり、ずっと席に座っていなければならない(^^;)。
それでも片道3500円は魅力なので、ネットで席を予約した。8月29日夜10時に高速バスで出発、30日朝に大阪到着、そこから大阪をいろいろ廻り、夜9時に帰りのバスに乗り、31日朝に帰ってくるというスケジュールだ。

 8月29日PM10:00

 北千住の乗り場から高速バスに乗る。

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 初めての高速バス。中央は通路になっていて左右2席ずつ並んでいる。窓はカーテンが閉められていて、運転席と客席の間もカーテンで仕切られている。これは夜間走行のため、車内が明るいとフロントガラスに反射して運転がしにくくなるためだろう。
 僕がバスに乗った時点では、まだ乗客は少なかった。しかしバスはこの後、浅草→東京→新宿を廻って客を乗せていく。新宿の時点でほぼ満席になった(^^;)。

 新宿で全ての乗客を乗せた後、車内は完全消灯になった。この時僕は、バスの長旅中に本でも読もうと思い、カバンの中に本を何冊か入れていた。しかし完全消灯になれば全く本が読めなくなる。本を持ってきた意味はまるで無くなり、本はまさに「お荷物」になってしまった(^^;)。


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 高速バスは高速道路に入ると、約2時間おきにトイレ休憩のためにサービスエリアに入る。
 バス車内はカーテンが閉められているので、外の景色が見えない。旅の過程を楽しむことができないのが高速バスのデメリットだなと思った。ただこれは夜行の場合だけで、昼に走る便はカーテン無しで外の景色が見られるのかもしれないけど(^^;)。
 トイレ休憩で高速バスの外に出た時に、やっと外の景色が見られる。その時に、旅をしているんだという実感が湧いてくる。

 
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 8月30日AM7:00
 夜が明けてカーテン越しに明るさが差し込んでくる。朝7時に京都に到着。ここで降車する人がいるので、しばらく停車した。
 カーテンを少し開けると、目の前が京都駅だった。夜のうちはカーテンを少し開けても街灯しか見えなかったが、夜が明けると外の景色が見えるのが嬉しい。
 目の前にある京都駅を見て僕は思った。
「ここってイリスにメチャメチャブッ壊されたんだよな・・・(ガメラ3 イリス覚醒より^^;)」
 ホント、ヲタクってしょうがないや!(^^;)。


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AM8:30
 予定より30分遅れで大阪に到着した。
 高速バスから降りると目の前に「ヨドバシカメラ梅田店」があった。秋葉原の店舗もデカいけど、ここもかなりデカイ!(^^;)。


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 少し歩くと、「JR大阪駅」があった。この先に帰りのバスの集合場所がある。大阪に着いた時に降車したヨドバシカメラ前とは違う場所なので、確認をしておかなければならなかった。もし乗車場所に気がつかずヨドバシカメラ前でずっと帰りの高速バスを待ったとしたら・・・申し込み書類をちゃんと読んでおいてよかった!

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 電車に乗って30分ほどして「万博記念公園」駅に到着。駅のすぐ目の前に岡本太郎作「太陽の塔」があった。これが思っていたよりもデカい!(^^;)。「太陽の塔」の手前に高速道路の料金所(?)があるが、そこを走る車の大きさと比べると、より大きく感じる。

 実はここが大阪に行くメインの目的だった。僕は生まれてから一度も万博を開催中に行ったことがない。行く予定があっても様々な理由で行くことは叶わなかった。
 大阪万博の時は僕は4歳だった。この頃は万博のことはよくわからなかった。しかしつい最近、母親から、祖母(故人)が農協の旅行で大阪万博に行ったということを聞いた。当時おばあちゃんっ子だった僕は、祖母に一緒に連れて行けとせがんだらしい。
 万博へのリベンジというのもあるけれど、41年前、祖母が通った道を辿って行きたいという気持ちもあった。大阪万博から41年、会場は自然公園となり当時のパビリオンは解体&移築となったが、「太陽の塔」といくつかのパビリオンがまだ少し残っているらしかった。そのまだ万博の面影のあるところを感じてみたかった。


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 入場料250円を支払い、公園の中に入る。すぐ目の前に「太陽の塔」がある。

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 ここで遅い朝食をとることにした。母親が用意してくれたおにぎり(梅干)2個ととうもろこし、これを「太陽の塔」を眺めながら食べた。
 写真左下、黒い塊がおにぎり、下の銀色が、おにぎりを包んでいたアルミ箔。


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 「太陽の塔」の後ろ側。黒太陽が描かれている(^^;)。

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 公園の奥へ行くと「大屋根」の一部が展示されていた。
「大屋根」とは万博開催当時、「太陽の塔」を囲むようにして会場の屋根になっていた部分。「太陽の塔」も大きいが、それを囲む「大屋根」はもっと大きかった(^^;)。
 それにしてもこの日の大阪はメチャメチャ暑かった。後で知ったが、この日にの大阪は気温35度だったらしい(^^;)。


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 ここは万博開催当時、「鉄鋼館」というパビリオンだった。現在は万博当時のものを展示する「EXPO’70パビリオン」になっている。
 数日前の新聞で、長年行方不明だった「第4の太陽の顔」が発見されたという記事があった。万博開催当時に地下に展示されていたもので、その後行方不明になったらしい。それが最近になって発見され、タイミング良く僕が大阪旅行する時に再展示されることになった。
 展示されていた太陽の顔は、顔自体が直径3メートルほどの円形で、太陽のフレアを表す波型のプレートが顔から放射状に伸び、横幅13メートルほどの大きなオブジェになっていた。
 当時の再現ということで暗い部屋に展示されていた。写真撮影はOKだったが、フラッシュをたいてはいけなかった。微妙な暗さだったので写真を撮らなかったが、今になって撮っておけばよかったかなと後悔の念がわいた(^^;)。


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 「EXPO’70パビリオン」から見た「太陽の塔」。
 手前に2階建ての「中央休憩所」があるが、それを遙かに越えるデカさだ(^^;)。


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PM1:00
「万博記念公園」を出る。この通路、万博開催当時は「動く歩道」があったらしい。

 そして次の目的地に向かった。


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PM2:30
「淀屋橋」駅到着。駅を出て少し歩くと、古めかしい建物がある。これは幕末に蘭学者で医師である緒方洪庵がこの地にあった商家を利用して作った「適塾」だ。緒方洪庵は日本で初めて天然痘治療のために牛痘による治療を広めた人で、その後、オランダ文化や当時最先端の医学を学ぶ場所として「適塾」を作った。門下生にはあの福沢諭吉がいた。昭和に解体復元した部分はあるものの、幕末当時の佇まいを残している。


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  「適塾」の西側は小さな公園になっており、そこに緒方洪庵の像がある。

 緒方洪庵は、僕の師匠である村上もとか先生の作品「JIN-仁-」にも登場する。
 現代の脳外科医である南方仁は、ふとしたことから幕末にタイムスリップしてしまう。南方仁は、自分の行動が歴史を変えてしまうのではと悩みながらも持てる医術をもって幕末の人々を治療していく。
 江戸にコレラが大発生した時に、患者の治療を通して、当時、奥医師であり西洋医学所の頭取だった緒方洪庵と出会う。緒方洪庵は南方仁の神のごとき新しい医療技術に驚嘆した。
 TVドラマでは武田鉄矢が緒方洪庵を熱演していた。
 南方仁の手術の途中、南方仁が作りあげたペニシリン(抗生物質)精製所が放火にあった。これによりペニシリンはほぼ全滅。手術後には感染症を防ぐためにペニシリンが絶対必要、しかしペニシリンの精製には日数がかかる。
 緒方洪庵は知人である浜口儀兵衛(江戸の実業家でヤマサ醤油の祖)に命がけで嘆願し、ペニシリンは浜口儀兵衛の醤油倉で職人により作られ、南方仁の元に早急に届けられることになった。
 浜口儀兵衛からことの真相を告げられる南方仁。そして緒方洪庵が労咳(結核。当時は不治の病)であることも告げられる。南方仁は緒方洪庵の元に駆けていく。
 下の動画はその続きから。南方仁役の大沢たかおも、緒方洪庵役の武田鉄矢も熱演が素晴らしい。


 


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 緒方洪庵の像の後ろに「適塾」がある。緒方洪庵の想いは現在になっても形として残されている。
「適塾」についての追記

 手塚治虫先生の名作「陽だまりの樹」の初期は、この大阪の「適塾」が舞台になっている。
「陽だまりの樹」を読み直したところ、「適塾」は僕が見学したものとほぼ同じに描かれている。急角度の階段、物干し台(?)が同じように描かれていた。
 「陽だまりの樹」の主人公の手塚良庵(三代目良仙)は手塚治虫先生の曽祖父であり、「適塾」の門下生になり、緒方洪庵に師事していたらしい。


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PM4:05 
「適塾」から移動して道頓堀に出る。「適塾」の静かな佇まいとは対照的にとても賑やかな所だ(^^;)。有名なグリコのネオンを見ると、大阪に来たんだって実感が湧く。
 手前にあるのが「えびす橋」。TVでよく見る光景だが、TVで観るよりも橋の幅が狭かった。TVカメラは広角レンズを使っているのか?。


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 橋の下には「道頓堀川」が流れている。阪神タイガース優勝時には、この川に飛び込む者がいたり、カーネルサンダース像が投げこまれたりした。実際に川を見ると、とても綺麗とは言い難い。ノリで飛び込むのは絶対に良くないよ(^^;)。

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 川側から「えびす橋」を見る。川面から思ったより高くない。この川に飛び込むのは、度胸があるというのではなく、飛び込むのに手ごろな高さだったからではないかと思った。

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 「えびす橋」を渡ると、あの「かに道楽」の店があった。有名な巨大看板もある。ただ残念だったのが、現在節電中のため、動きを止めているとのことだった(^^;)。

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 さらに先を行くと「食いだおれ太郎」がいた。「食いだおれ太郎」の店は残念ながら閉店してしまったが、「食いだおれ太郎」だけは道頓堀のシンボルとして今でも元気な姿を見せている。

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 さすが「食いだおれ」の街であり、この一角のほとんどが飲食店だった。
 ちょうどお腹がすいたので、たこ焼きを買った。この店は雑誌でも紹介された有名店らしく、多くの客で賑わっていた。美味しそうだったので僕も並んで買った。6個入りで350円。一口食べてみると、外側が軽くパリッとしていて、中はふんわりしていた。これは当たりだ。とても美味い!。


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 近くの自動販売機で「琉球コーラ」という飲み物があった。沖縄のコーラ?どんな味だ?と思い買ってみた。
コカ・コーラよりも酸味と甘みが前面に出てくる感じ。少々癖はあるが、このたこ焼きにはメチャメチャ合う!。


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PM6:00
 JR大阪駅近くまで戻る。近くのビルの10階から撮影。歩道橋の先、写真右側中央あたりに「阪神梅田駅」がある「阪神百貨店」が見える。

PM9;00
 東京行きの高速バスに乗る。
 昼間歩き疲れたせいか、高速バスの中ではグッスリ眠っていた(^^;)。


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 8月31日AM6:00
 東京、北千住に到着。長い高速バスの旅は終わった。7000円で大阪まで行って帰ってこれるというのは本当にスゴイ!。

 大阪では他にも面白い発見があった。僕は大阪出身の友人がいるので大阪弁には慣れていたつもりだったが、若い女の子同士の会話が「~するやんかー」という、ほとんど「オセロ松嶋」の口調だったのに新鮮な驚きを感じた(^^;)。
 あとはよくいわれる「大阪のエスカレーター」。東京ではエスカレーターで横2列に並ぶ時、エスカレーターの右側を空けて追い越し車線にする。しかし大阪は東京の逆で、エスカレーターの左側を空けて追い越し車線にする。つまり大阪で、東京気分でエスカレーターの右側を足早に駆け上がろうとすると、エスカレーターの右側で立ち止まっている人にぶつかってしまうということだ。
 頭では「大阪は東京の逆なんだ」と思ってはいても、エスカレーターの右側に立ち止まっているとなんだか体がムズムズしてくる(^^;)。逆に東京気分でエスカレーターの左側っで立ち止まっていたら、後ろから「どかんかいワレ!」とケリを入れられるんだろうな(^^;)。

 高速バスの旅は楽しかった。また仕事終わりにでもどこかに行こうかな(^^)。
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楽しそうですね。
こんにちは。大阪の旅行は一杯詰まっていて楽しそうですね。 「太陽の塔」大きいんですね? 実際に見ると圧倒されそうです。 後ろ側にも描かれていたのは初めて見ました。 大阪に行く機会がないのですが、行くことがあれば寄ってみたいです。 

「JINー仁」は漫画は見ていませんが、TVは見ていました。よく原作が漫画でドラマ化されると原作のイメージと違ってしまうと言われますが、このドラマはどうなんですか? プロの伊原さんの目から見ても素晴らしいキャスティングでしょうか? 

いいですねぇ。本場のたこ焼きさん! この頃、銀だこしか食べていないので。。。あれって揚げてる感じだからなぁ。(それはそれでアリだけど(^o^)b ) 琉球コーラは謎(笑)見かけたこと、ありません。。。 大阪って何でもあるんですねぇ。
Posted by 傷だらけの天使最強 2011.09.15 Thu 12:07 編集
旅行いいですよ。
 高速バスの旅行、いいですよ!。東京大阪間が片道3500円ですからね。新幹線だと13000円以上がかるので、メチャメチャお得です。

 「太陽の塔」は思っていたよりもデカかったのでビックリです。駅を出てすぐ目の前にあるので、迷うことがありません。
 万博記念公園は万博の会場そのままの広さなのでメチャメチャ広く、またこの日は気温35度だったこともあり、公園内全部をまわることはできませんでした。
 帰り際、EXPO’70パビリオンで万博の特集本を買って電車の中で読んだのですが、本の中に万博開催当時の会場地図があり、それを見ると「月の石」を展示していた「アメリカ館」や、「ボストーク」などの宇宙船を展示していた「ソ連館」があったエリアに行っていないことがわかりました。本を先に買っておけば・・・(^^;)。

 「JINー仁」はドラマ版の出来がすごく良いですね。キャストの演技も良く、漫画版を下敷きにしながらも脚本がよく練られていました。
 ドラマ版は漫画には無い南方仁の恋人が重要な役割を果たすので、ラストが漫画版と違いますが、その設定のおかげでドラマ版独自の素晴らしいラストになっています。(漫画版でも南方仁の恋人は登場しますが、さほど重要な役でなく、タイムスリップ前に仁はフラれています)
 僕は元々村上もとか先生のアシスタントでした。「JINー仁」連載前に僕は卒業していたので手伝ってはいませんが、先生の漫画がドラマになってこれほど反響を呼ぶなんて、僕も自分のことのように嬉しく思っています。

 たこ焼きは本当に美味しかったです。しかも安いし。
 道頓堀は食べ物の店やたこ焼きの屋台が多いので、「食いだおれ」と呼ばれる意味がよくわかりました。
 琉球コーラ、たこ焼きにメチャメチャ合いました。大阪から帰ったあと、新橋駅近くでも琉球コーラを見つけました。これで大阪まで行かなくても琉球コーラが飲めます(^^)。
Posted by たつや 2011.09.15 Thu 16:08 編集
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