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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 外は雪、だがこの燃える(萌える)魂を凍てつかせることは出来ぬ!。
 という訳で燃え(萌え)歌第3弾は、日本版「スパイダーマン」(1978年)。

「スパイダーマン」はご存知マーベル・コミックスの名作。それを東映が日本的解釈で実写化!。この解釈が問題で、日本版「スパイダーマン」は、スパイダーマンがピンチになると巨大ロボットに搭乗して戦うのだ(^^;)。おもちゃ会社のスポンサーの関係があったためと思われるけど、よくマーベル・コミックスが許したと思うよ(^^;)。

 この頃は特撮冬の時代で、テレビでの作品数が激減、特撮好きの僕にとっては辛い時期だった。そんな中で強烈なインパクトを放ったのがこの日本版「スパイダーマン」だった。
 渡辺宙明サウンド全開のテンポのいい主題歌、それに合わせた軽快なスパイダーアクション、当時はCGが無いので、体1つだけで見事にスパイダーアクションをこなしている。この動きは本家マーベルコミックスのスタッフも「イメージ通りだ」と唸らせたらしい。
 考えてみれば日本は元々「忍者」の文化がある。スパイダーアクションも、忍者の体術の応用だ。キレのいい動き、そしてアクセントとしての見栄切り、これが見事に本家以上のスパイダーマンになっている。当時制作されたアメリカ版「スパイダーマン」は哀しいかな動きのキレが無い。アメリカンヒーローはマッチョが多いので、スパイダーマンのようなスマートヒーローは勝手が違うのかもしれない。よく考えてみると、日本はマッチョヒーローが殆どいない。あるとしたら北斗の拳ぐらいだろうか?。ほとんどスマートヒーローである土壌が出来ているので、スパイダーマンは日本に馴染みがよかったのかもしれない。

 今はサム・ライミ監督版のスパイダーマンが人気を博している。最新CGで作られた映像では、人間では不可能なアクションを見事なまでにこなしている。ある意味、究極のスパイダーアクションだ。
 しかし逆にいえば、アメリカではCGに頼らないとスパイダーアクションを表現することが出来ないということだ。
 今から30年も前に、体1つだけでこれだけスパイダーアクションが出来たことは驚嘆に値する。日本人の技術の高さが改めてよく判った作品だった。内容的にはツッコミどころも多かったけど(^^;)。
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