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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 昨日の夜、映画「サマーウォーズ」を観に行ってきた。
 家から一番近い上映館は、千葉県流山市。つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」前のシネコンだった。夜8時以降の上映回は割引き(1200円)になるので、9時45分上映の回をめざして行った。
 地元、八潮駅から4つめの駅なので、電車に乗って10分ほどで到着。駅を出てすぐ目の前がシネコンだった。八潮市から映画館まで行くのがこんなにラクになるなんて、5年前までは考えられなかった。つくばエクスプレス開通バンザイ!(^^;)。

 ネタバレになるかもしれないので内容については詳しく書かないけど、結論からいうと、面白かった。
 「極秘裏に開発されたAIがネットに進入し暴れまわり、現実社会のインフラやライフラインに混乱を起こしている。それを収拾するために主人公たちが立ち上がる」というのが基本的な物語の骨子だけど、SF的なクールな描写に終始しないように心配られているように思える。
 生活する上でネットが必要不可欠な昨今、それが混乱した時を起こるパニックが丁寧に描かれているので、「ネットの脆弱性」が問われているように思えるが、「サマーウォーズ」ではそれに立ち向かうための行動がネットを通じての「絆」を重要視している。ネットというものを否定的に捉えるのではなく、絆を強めるためのツールとして肯定的に捉えられているのが嬉しい。
 また、ネットが混乱して収拾がつかない時、ネットに頼らず、独自の「ネットワーク」を通じて次々と事態の収拾にかかる描写もある。「サマーウォーズ」では「インターネット」が前面に出てはいるけど、「インターネット」はテーマを表現するための一ツールでしかなく、本当に表現したいのは「絆」の強さと素晴らしさなのだと思う。キャラクターの行動原理は「人情」だったりするし、ネット内での描写もデジタル技術がふんだんに使われているにもかかわらず、表現がアナログっぽかったりするし。
高度なバーチャル表現は出てくるものの、頭をラクにして楽しめるエンターテイメントに仕上がっているので、割りと万人が楽しめるんじゃないかと思う。

 「サマーウォーズ」上映終了。時刻は夜11時50分。映画の余韻を引きずりながら駅に向かう。
 帰路につくため改札の前に行き驚いた。なんと11時40分にすでに終電が出て行ってしまっていた(T_T)。時刻表を見ると、始発は朝5時18分。始発まで5時間待たなければならない。駅前には24営業のファミレスやマクドナルドは無い。開いている店はコンビニのみ。明るいのは駅前のみで、ちょっと離れると深い森が点在している。さすが「流山おおたかの森」!(^^;)。
 仕方なく駅のベンチに座りボーゼンとする(^^;)。その時、カバンの中に仕事途中の原稿が入っていることを思い出した。カバンを膝の上に乗せ机代わりにして、その上に原稿を乗せて描いた(^^;)。
 朝5時、夜明けと共に改札のシャッターが開いた。駅に入り始発を待った。それにしても、映画を観に行って、思いもがけぬ朝帰りをしてしまうとは・・・(^^;)。
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 ハリウッド版「鉄人28号」の予告編は以前から存在は知っていたが、動画を貼ることが出来なかった。
 You Tubeに動画があったので早速貼ってみた。
 ハリウッド版といえども、鉄人28号やモンスターなどのロボットのデザインが見事に横山光輝タッチになっている。全然アメリカナイズされていないのがスゴイ。しかし人物の方はさすがにアメリカナイズされている。金田正太郎は茶髪のイケメン外人少年だし(^^;)。
 操縦器はリモコンではなく、ジャイアントロボの腕時計タイプになっていた。腕時計に向かって外人少年が「アターック!」と叫ぶのはちょっとカコイイ!(^^;)。
 少し時間が空いたので、「MOVIX三郷」に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観に行ってきた。
 ネタバレになるといけないからストーリーは言わないけど、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の公開が、1作目の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」から約2年も経ってしまった理由が判った。ストーリーがよく練られているので脚本に相当時間がかかったんじゃないだろうか?それと作画のクオリティを高めた結果でもあるのだろうけれど。それに、新劇場版:序でセカンドインパクトで海が赤く汚染されている設定になっていたので、それに基づいたストーリー&設定変更があったためかもしれない。

 感想としては、「面白かった」。TVシリーズと新劇場版では設定やストーリー構成が別物になってはいるものの、根底にあるものはやっぱり「エヴァ」なので、そのあたりは裏切られた気がしないのがいい。新キャラ「真希波・マリ・イラストリアス」の登場でいい感じにストーリーが「破」になっている。ストーリーを破るというよりは、ストーリーが新たな方向に向かわせるために投げられた一石になっている。
 新劇場版のタイトル、「序」、「破」というのは、「序破急」から来ている。「序破急」とは物事の流れ、展開を示す言葉で、「起承転結」が3部構成になったようなものだ。今回の「破」で物語がいい意味で破れたものになっていて、次の「急」でそれが急展開する。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」がますます目が離せなくなってくる(^^;)。
 とはいうものの、新劇場版は4部作らしいけど、「序破急」では3部作分しかないので、4部作目のタイトルはどうなってしまうのか・・・?(^^;)。

09-07-14a.jpg

 写真は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のパンフレット。このパンフレットにはちょっとした工夫が施されている。
 実はこれ、シールで封がされていて、これを剥がさないと中が見られないようになっている。

09-07-14b.jpg

 シールをよく見ると、「映画を観る前に空けないように」と書かれている。このシールは糊が強めになっているので、手で剥がすのは難しい。無理に剥がすとシールがポロボロになるしヘタすればパンフレット本体を痛めかねない。ハサミかカッターで切るのがベストだろう。だから映画館の中で空けるのには難しい構造になっている。
 映画を観に来た万人にパンフレットがネタバレにならないように工夫されている。これもガイナックス流(?)の遊び心かもしれない(^^;)。
 石原裕次郎二十三回忌の特別企画として、テレビ朝日「富士山頂」が放送された。
 「富士山頂」は1970年の石原プロモーション制作の劇場用映画で、この映画が今までテレビ放映されたことは無かった。これは故・石原裕次郎「映画は映画館で観るもの」というポリシーを持っていたため、石原プロモーション制作の劇場用映画は今まで一度もテレビ放映されたことが無い。また、ビデオ化やDVD化も一切されないという徹底ぶりだ。それだけ今回のテレビ放映が貴重なものだといえる。

 「富士山頂」は昭和38年の富士山レーダー設置を題材にしている。標高3776メートルの富士山頂に気象レーダーを設置するという大プロジェクトで、その設置は非常に困難なものだった。設置の猶予は2年間、しかし富士の雪が溶けて工事可能な状態になるのは1年の内に40日ほどしかない。2年間の内で富士山頂で工事が出来るのは80日程度。気圧の低い中、強風や濃霧などの悪天候などで実際に工事できる日数はもっと短くなる。不可能を可能にする男たちの挑戦が始まる・・・。

 「富士山レーダー設置」については「プロジェクトX」でも特集されていたので大体の経緯は知っていた。しかしそれが映画になると、富士山頂の広大なロケーションが凄いので画面に釘付けになる。こんな過酷な条件下で工事をするという凄まじさが画面からビシビシ伝わってくる。
 レーダーを守るための囲い、600キログラムの球状の鉄柵をヘリで運ぶシーンがある。これは実際の富士山レーダー設置時にも行われたことで、富士山頂は乱気流が発生するのでヘリで空輸することがどれだけ大変なのかがよく判るシーンだ。それを映画の中でもちゃんと描いている。球状の鉄柵はセットだから600キログラムもないかもしれないけど、それをヘリがぶら下げてホントに富士山頂まで運んでいる。そのヘリを、さらに上空から別のヘリが撮影をしているし(^^;)。石原プロモーション、見せ場でのカネの掛け方がハンパじゃない(^^;)。それゆえ出来上がった映像もゾクゾクするほど素晴らしい。石原裕次郎が「映画は映画館で観るもの」と言った理由がよく判った。この映像は映画館のデカいスクリーンで観てこそ醍醐味を味わえるのだろう。

 もちろん、DVDに録画した。これから先もビデオ化やDVD化もされないだろうから、録画したDVDは正にお宝モノになる(^^)。
 石原プロモーション制作の劇場用映画は他にも「黒部の太陽」がある。これは黒部ダム建設の物語だ。奇しくも、これも後に「プロジェクトX」で特集されている(^^;)。
 「富士山頂」がテレビ放映されたんだから、出来れば「黒部の太陽」もテレビ放送してもらえないかな・・・(^^;)。
 今日は毎月1日「映画の日」。入場料が1000円になる。
 なにか映画を観に行こうと思い、ネットで近所のシネコンの上映作品リストを見たが、こんな時に限って観たい映画が無い(^^;)。
 せっかく安く映画が観られるのに・・・しかもゴールデンウィーク中だというのに・・・(^^;)。
 ウチから近い「MOVIX亀有」では昨日までがレイトショー(1200円)ありだったので、急いで「ヤッターマン」を観に行ってきた。
 
 「ヤッターマン」の率直な感想は、アニメ版のテイストを漏らすことなくふんだんに盛り込んでノッて作られたのが良くわかる作品だった。ただ、アニメ版の下品さや下劣さはアニメだから笑っていられるけど、実写でやると本当に品性下劣だということが良くわかる(^^;)。エロ、グロ、下品をちゃんと描こうというのが三池崇史監督の狙いだと思うが、正直言って、家族揃って楽しんで観られる映画ではない。劇中で、ドロンボー一味が乗る女性型巨大ロボがヤッターワンの口から出てきたアリ型小型ロボ達に体中にたかられて苦悶の表情を見せるが、その様子をみてヤッターワンが興奮して欲情するシーンがある。こんなもん家族で観た日にゃ空気が気まずくなるのは必至だね(^^;)。
 つまり「ヤッターマン」はフファミリー向けの映画ではなく、子供時代にリアルタイムでアニメを観ていた30~40代の大人向けということだ。。てゆーか、「ヤッターマン」好きの三池崇史監督が好きなだけ思いのたけをぶつけて作っているので、どうしてもこうなるのだろう。
 それにしても三池崇史監督、悪ノリぶりが徹底していて素晴らしい!ジャニーズタレントやアイドルや女優など出演者に品性下劣な演技を要求するし(^^;)。また、その要求に応える出演者も偉い!。ヤッターマン1号の桜井翔はファンから顰蹙を買うような変態ぶりだし、ヤッターマン2号の福田沙紀などは体を張ってセクハラじみた攻撃を受けているし、ゲストヒロインの翔子ちゃんはヒロインの1人なのに「お客さん」扱いされずにロクな目に遭わないし(^^;)。ドロンボー一味はまさにハマリ役。ドロンジョの深田恭子が若すぎるかなと最初は思ったけどだんだん馴染んできたし。監督も出演者も徹底して割るノリしているので、超豪華な悪ふざけ作品にしあがっている。もちろん褒め言葉で(^^;)。
 劇中、「ヤッターマン」に縁の深い人物がカメオ出演している。ファンにとっては嬉しい限りだ。

 映画「ヤッターマン」は三池崇史監督が自分の好きなように作っているので、観る人は好き嫌いがハッキリ分かれると思う。少なくとも僕にとっては「超豪華な悪ノリエンターテイメント、最低で最高な作品」だった(^^)。
 これから「ヤッターマン」を観に行って来ます。


 昨日の日記の「ベルセルク」繋がりで(^^;)。
 You Tubeでこの動画を見つけた時はちょっとビビッた。ハリウッドで映画化されるのかと思ったら、調べて見たら、「ベルセルク」ファンのアマチュアが作ったらしい。それにしてもよく出来てる(^^;)。
 外人が演じているので、雰囲気はそれっぽい。ガッツがもっとマッチョだったらなおよかったのに(^^;)。

 下の動画は長いバージョン。音声が無いのが残念(^^;)。

 「MOVIX亀有」映画「ヘヴンズ・ドア」を観て来た。
 内容はネタバレになるから言わないけど、素直な感想として、本当に面白かった。
 主演の長瀬智也はナチュラルな感じで嫌味無く主人公を「らしく」演じていたし、少女役の福田真由子も14歳とは思えぬほど味のある演技をしていたし。途中ダレる事無くグイグイ引っ張られて一気にラストまで観た。本当イイ映画だった。
 仕事上、ほんの僅かだけどこの映画に参加することになったけど、その映画が本当に出来が良く面白くて良かった!(^^;)。
 以前、映画「ヘブンズ・ドア」関係の仕事のお手伝いに携わったこともあり、映画が公開されたら観に行こうと思っていた。
 映画は2月7日から公開が始まった。だが僕は2月18日締め切りの仕事を抱えていたため、なかなか観に行く時間がとれなかった。仕事が終わったら観に行こうと思い、映画館の上映スケジュールをネットで調べた。
 すると、公開初日からは1日5回上映だったのが、公開一週間で1日2回上映に。さらに2月20日からは1日たったの1回上映で、2月27日に上映終了と書かれていた。
 ジャニーズが主演なのに、なんで公開期間がこんなに短いんだっ!?締め切りが18日なので、上手くいけば18日の夜に映画を観ることが出来る。19日までが1日2回上映で、2回目がレイトショーなので1200円で映画を観る事が出来る。20日からは1日1回上映になり、レイトショーの対象にならないので、原稿が終わり次第速攻で観にいかなければならない。
 しかし原稿が完成したのが18日夜11時。レイトショーのチャンスは19日のみになってしまった。そして再度、上映スケジュールを確認したところ、確かに19日までが1日2回上映だけど、19日はレイトショーになっていなかった。
 僕は愕然とした。もう定価で映画を観るしかないのか・・・?1800円はちょっと痛いなぁ・・・でも公開は27日までだから早く観にいかないとおわっちゃうし・・・。

 と、ここまでが昨日19日までの話。
 今日20に、もう一度上映スケジュールを確認した。すると、今日から1日1回上映になるのは間違いなかったが、今日20日は映画館の「1000円デー」だった!。なんとこの映画館は、毎月20日が「1000円デー」になるという。
 こらはもう今日観に行くしかない!。「亀有MOVIX」で19:25から上映なので、これから観に行って来ます!(^^)。
 また、映画を観終わったら、原稿が完成したこともあるので、恒例の、博多長浜ラーメン「田中商店」でラーメンを食べて来ます!(^^)。

 今日は充実した夜になりそうだ!(^^)。
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