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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 ウチから近い「MOVIX亀有」では昨日までがレイトショー(1200円)ありだったので、急いで「ヤッターマン」を観に行ってきた。
 
 「ヤッターマン」の率直な感想は、アニメ版のテイストを漏らすことなくふんだんに盛り込んでノッて作られたのが良くわかる作品だった。ただ、アニメ版の下品さや下劣さはアニメだから笑っていられるけど、実写でやると本当に品性下劣だということが良くわかる(^^;)。エロ、グロ、下品をちゃんと描こうというのが三池崇史監督の狙いだと思うが、正直言って、家族揃って楽しんで観られる映画ではない。劇中で、ドロンボー一味が乗る女性型巨大ロボがヤッターワンの口から出てきたアリ型小型ロボ達に体中にたかられて苦悶の表情を見せるが、その様子をみてヤッターワンが興奮して欲情するシーンがある。こんなもん家族で観た日にゃ空気が気まずくなるのは必至だね(^^;)。
 つまり「ヤッターマン」はフファミリー向けの映画ではなく、子供時代にリアルタイムでアニメを観ていた30~40代の大人向けということだ。。てゆーか、「ヤッターマン」好きの三池崇史監督が好きなだけ思いのたけをぶつけて作っているので、どうしてもこうなるのだろう。
 それにしても三池崇史監督、悪ノリぶりが徹底していて素晴らしい!ジャニーズタレントやアイドルや女優など出演者に品性下劣な演技を要求するし(^^;)。また、その要求に応える出演者も偉い!。ヤッターマン1号の桜井翔はファンから顰蹙を買うような変態ぶりだし、ヤッターマン2号の福田沙紀などは体を張ってセクハラじみた攻撃を受けているし、ゲストヒロインの翔子ちゃんはヒロインの1人なのに「お客さん」扱いされずにロクな目に遭わないし(^^;)。ドロンボー一味はまさにハマリ役。ドロンジョの深田恭子が若すぎるかなと最初は思ったけどだんだん馴染んできたし。監督も出演者も徹底して割るノリしているので、超豪華な悪ふざけ作品にしあがっている。もちろん褒め言葉で(^^;)。
 劇中、「ヤッターマン」に縁の深い人物がカメオ出演している。ファンにとっては嬉しい限りだ。

 映画「ヤッターマン」は三池崇史監督が自分の好きなように作っているので、観る人は好き嫌いがハッキリ分かれると思う。少なくとも僕にとっては「超豪華な悪ノリエンターテイメント、最低で最高な作品」だった(^^)。
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