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「NHK紅白歌合戦」の出場歌手が決まったという。
年々視聴率が落ちている「NHK紅白歌合戦」、そりゃ50年もやっていればマンネリにもなるだろうし、音楽業界自体が下降線を辿っているようなので、これも「時代の流れ」というのかもしれない。
「NHK紅白歌合戦」を観るか?と聞かれれば、「観る」と答える人は少なくなってきているだろう。番組自体の魅力の低下もあるが、若者の中には「紅白を観る事はダサい」という風潮もあるからだろう。
僕の場合は「観る」と答える。
といっても楽しみにしている訳ではない。歌謡曲全盛だった僕の子供時代とは違い、ここ数年の紅白を面白いと感じた事は無い。それでも「観る」と答えるのは、「大晦日」というイベントを自分の中で盛り上げるために「NHK紅白歌合戦」は必要な「アイテム」だからだ。
僕は東京で一人暮らしをしていて、年末に帰省する。普段一人暮らしのため「団欒」を感じるのは帰省した時だけだ。
大晦日には炬燵に入り、年越しソバや蜜柑を食う。そのBGMとして「NHK紅白歌合戦」が流れる。特に画面を観る訳ではない。たまに気が向いた時に画面をチラ観するぐらいだ。
このマターリとした空気感こそが「大晦日」を肌で感じるという事だ。「大晦日を過ごしている」という認識をする事が、普段漫画漬けの生活をしている僕にとって「いつもとは違う日常を体感する」大切なイベントなのだ。
それに「NHK紅白歌合戦」が終了する夜11時45分、番組が盛大なフィナーレを迎えた直後、「ゆく年くる年」になった瞬間の静寂、そして除夜の鐘、この「動から静」に移行する瞬間が何ともゾクッとして心地いいのだ(^^;)。
約10年前、都合で年末帰省出来なかった事があった。
仕方なくアパートで1人「NHK紅白歌合戦」観て大晦日気分を味わう事にした。
画面の賑わいとは対照的に、1人でいる自分にちょっと寂しくなりながら観ていた。すると、テレビから「バチッ!」という異音が聞こえた。
そしてテレビの映像が画面中央に向かって徐々に縮まっていった。画面は米粒大になり、チカッと小さな光を放った後、画面は完全に沈黙した。どうやらテレビの寿命だったらしい。
僕はラジオを付け、紅白を音声のみで聞いた。ラジオからは司会者の声が流れる
「次は小林幸子さんでーす!」
どよめきにも似た歓声が湧き上がった。しかし僕にはその状況を画面で確認する事は出来ない。何だ、一体何が起きているんだ!?。小林幸子はどんな衣装を身にまとっているんだーっ!!(T_T)。
・・・・切ない(T_T)。音声だけで聴く紅白がこんなに切ないとは思わなかった。しかもアパートに一人きりで・・・そんな年の瀬・・・(T_T)。
仕方なく、元旦(2日かもしれない)、正月営業をしていたビッグカメラにテレビを買いに行った。さすがに正月をテレビ無しで過ごすのは切ないと思ったので即買う事を決めた。
その時買ったのは21型のブラウン管テレビ(現在も使用)。これで寂しい正月を過ごす事は無くなったと思った。しかしここで店員が一言。
「配送会社がまだ休みですので、お届けは松が明ける8日以降になりますが・・・」
僕の心の声「・・・・・・・・・・・・・え!?」
21型テレビともなれば重さは約20キロ、とても手に持って帰れる重さではない。結局8日に配送してもらう事にした。
元旦から一週間、テレビ無しの生活を余儀なくされた。しかしこれは辛かった。なんだか世の中から隔絶されてしまったような気がした(T_T)。
テレビには「寿命10年説」というのがあるらしい。今のテレビは、先の記述の時に買って、以来10年経つわけだから、そろそろヤバイのかも・・・?(^^;)。
10月16日の日記にも書いた「くりぃむナントカ」の長渕ライブ、10月16日放送の「後編」が「You Tube」にアップされていました↓。
ttp://www.youtube.com/watch?v=_qQoP1PCt6Y&search=cream%20nantoka%20nagabuchi
著作権の問題のため早く削除されてしまう可能性があるので、リンクは張っていません。観たい方は上のURLの一番頭に「h」を付け足してアドレスを入れてください。「ttp」になっているのを「http」にするという事です。
「長渕ライブ」は、番組を5分割でアップされています。
このパートにある「激愛」は鳥肌モノです↓。
ttp://www.youtube.com/watch?v=-WhuUrP7gDY&mode=related&search=
それでも早く削除されてしまう可能性は高いので、観たい方はお早めに!(^^;)。
先週10月9日の日記にも書いたように、テレビ朝日「くりぃむナントカ」にて「長渕剛ファン王決定戦」の続きが放送された。
くりぃむしちゅー上田、ペナルティのワッキー、ラグビーの大八木の3人は、カラオケボックスの中で「ニセ長渕」達が歌う長渕ソングを80曲以上をエンドレスで聴き続けた。
精も根も尽き果てる3人、しかし、その時ステージに現れた次の歌手は、なんと長渕剛本人!。深夜のバラエティ番組は初登場、しかもカラオケボックスで3人の観客の目の前でライブ!。
今日の放送は長淵剛がステージに入って来てからのライブを放送時間まるまる使ってオンエアしていた。
目の前に現れた長渕剛本人に3人は絶句!そして熱唱が始まると感涙!。長渕剛は汗まみれになりながらも汗を拭かないまま何曲も続けて歌い続けた。
僕は特に長淵剛のファンという訳では無いけれど、このライブを観て、長渕剛ってパワーあるんだなーと感じた。ギターを掻き鳴らした一瞬で会場の空気を自分に引き込んだもの。やっぱ本物は凄いわ!。ファンになる人間の気持ちが判るよ。
元々はオチに長渕剛本人を登場させてのドッキリ企画だったようだけど、結果、それ以上の物凄いライブになってしまった。カラオケボックスの3人は元より、別室でモニター越しに観ていた女子アナも泣きじゃくっているし、あの、くりぃむしちゅー有田でさえも、言葉が出なくなり涙を必死で堪えながらライブの様子を眺めているし(^^;)。
何だか、エエもん観させてもらいましたわ!(T_T)。
先週放送の動画が「You Tube」にアップされていました↓
女子アナの「アナ渕」動画→http://www.youtube.com/watch?v=ED-Ly4D_pog&eurl=
長渕剛本人登場・動画→ http://www.youtube.com/watch?v=5eOphpiFuvk&mode=related&search=
追記
10月17日午後4時現在、「You Tube」から「第二回長渕剛ファン王決定戦」の動画全てが削除されています!。朝はしっかり観られたのに・・・(T_T)。
こんなに早く消されるとは思わなかったから、ダウンロードもしていなかった・・・(T_T)。
さらに追記
IEの一時ファイルを探ってみたら、長渕動画のキャッシュが残っていました!(^^)。
これでいつでも好きな時に観られる!。
テレビをつけたら、くりぃむしちゅーの「くりぃむナントカ」というバラエティ番組が流れていた。
番組では、「長渕剛ファン王決定戦」というのをやっていた。
カラオケボックスには、くりぃむしちゅー上田、ペナルティーのワッキー、ラグビーの大八木の3人の「自称・最強長渕剛ファン」がエントリーしている。3人は席に着き、ステージに登場するニセ長渕やただの長渕ファンなどが歌う「長渕ソング」を聴き続ける。それを延々と何曲まで聴き続ける事が出来るか?という「耐久レース」である。最後までギブアップしなかった人間が、真の「長渕剛ファン王」となる。
ニセの長渕剛たちが次々と登場し、長渕ソングを歌いまくる。中には凄いヘタクソな奴も登場する。それでもめげずに席の3人はライブ感覚で長淵コールを送る。
番組アシスタントの女子アナウンサーも「アナ渕」としてステージに立ち「長渕ソング」を熱唱した。しかし元々「男歌」の長渕ソングは、女の声では違和感アリアリ。しかもこの女子アナ、根本的に歌がど下手クソだ(^^;)。
これにくりぃむしちゅー上田が「ふざけるなっ!」と大激怒(^^;)。何時間も下手な長渕ソングに耐えてきた上田は、ここでブチ切れた。相当ダメージが大きかったようだ。
決定戦開始からすでに長渕ソングも80曲を越えていた。グロッキー状態の3人、しかしまだ誰も脱落していない。その様子を別室からモニターで、ニヤケ顔で観ているくりぃむしちゅー有田、本当にオニだ(^^;)。
ここで、有田が刺客を送った。ステージに上がったのは、長渕剛の歌真似名人の英二。ギター、歌唱力ともに本家に肉薄する。
長渕剛を彷彿させるその歌唱力に、3人のテンションが復活!ノリノリで「勇次」を合唱した。3人の顔色が戻ったその時に英二がもう1曲歌い出した。3人がまたノリだそうとした時に歌いだしたのが、また「勇次」(^^;)。同じ曲かと思いながらも3人はノリまくる。
そして英二の3曲目、またまた「勇次」!。こ「勇次」3連チャンだ(^^;)。これはダメージが大きかったようだ。大八木が手拍子をしている以外は、他の2人は完全に中腰姿勢で下を向いている。
そのあとも、別の曲がやっと出たと思ったら、イントロ直後に「勇次」になったり、3人のリクエストを募ると言っておきながら結局「勇次」と、お笑いの「お約束」みたいなやりとりで、3人の精神はズタズタになっていた。
その様子をモニターで観ている有田、くるっとテレビカメラに向かい、「これからバラエテイ番組初の出来事が起きます。ビデオの用意をしておくように!」と言い出した。
有田の策略にハマり、ギブアップ寸前の3人、そこに次の歌い手がステージに現れた。
ハッとする3人、ギターが荒々しくかき鳴らされる。そして絶唱!。なんと長渕剛本人登場!しかもこれがバラエティ番組初出演らしい(^^;)。
狭いカラオケボックスの中で長淵の絶唱が響き渡る。唖然とする3人、硬直状態になっている。しかもくりぃむしちゅー上田、感涙してるし!(^^;)。
でも、本物はスゴイわ!。ニセ長渕の中にも上手い人はいたけれど、本人の歌声を聴くと格の違いを感じる。僕は長淵剛の曲は好きな方だけど、本人の勘違い度合いや、ただれた歌い方をするようになってからの嫌な感じで、歌手としての評価はプラスマイナスゼロに思っていた。しかし今回の登場、ただれ感が減少して素直の心に響くような歌い方になっていた。しかも狭いカラオケボックスにもかかわらず部屋を突き抜けるような迫力、特に長渕ファンでもない僕でさえ、鳥肌が立ち体が震えた。
長渕剛は以前、故郷の鹿児島でコンサートをおこなった。何万人もの観客を動員し大盛況を収めたという。会場に入れなかったファンは、外でその様子を見守っていたという。
何万人ものファンをその場で感動させる歌唱力を持つ長渕剛が、たった3人の目の前で歌っている。ファンにとっては贅沢な話だ。上田が感涙するのも無理ないかも(^^;)。
来週も続くので、今度はちゃんと観てみよう!。
追記
この日の放送の動画が「You Tube」にアップされていました↓
女子アナの「アナ渕」動画→http://www.youtube.com/watch?v=ED-Ly4D_pog&eurl=
長渕剛本人登場・動画→ http://www.youtube.com/watch?v=5eOphpiFuvk&mode=related&search=
さらに追記
10月17日午後4時現在、「You Tube」から「第二回長渕剛ファン王決定戦」の動画全てが削除されています!。朝はしっかり観られたのに・・・(T_T)。
こんなに早く消されるとは思わなかったから、ダウンロードもしていなかった・・・(T_T)。
またまた追記
IEの一時ファイルを探ってみたら、長渕動画のキャッシュが残っていました!(^^)。
これでいつでも好きな時に観られる!。
キューピーの「パスタソースたらこ」のCMソングが頭から離れない(^^;)。
嫌いじゃないけれど、何度も頭の中でリフレインされるので、ちょっと疲れる(^^;)。
夜9時からの「電車男スペシャル」を観た。
期待半分、心配半分の気持ちで観始めた。
ストーリーを大雑把に言うと、電車男に恋のライバルが現れる。その男はIT関連企業の青年社長。電車男からエルメスを奪うため、様々な策謀を弄する。
青年社長はエルメスとお見合いをした。青年社長はエルメスの祖父の会社に業務提携をしているため、エルメスが断ると祖父の会社の経営が苦しくなってしまう。エルメスは複雑な立場に立たされてしまった。
電車男とエルメスは、青年社長の策謀により、互いを誤解したまま別れる事になってしまった。
果たして電車男とエルメスの恋の行方は・・・?という内容だった。
ストーリーそのものは原作エピソードの「その後」なので、完全テレビオリジナルだった。そのせいか「そんなのアリか?」的な漫画デフォルメっぽい演出が、過剰に感じた。悪ふざけが過ぎるといった感じだ。
電車男がタヒチに飛ぶという展開も、ロールプレイングゲームを意識しているような流れだし、展開の馬鹿馬鹿しさにちょっと引いてしまうところもあった。これは伏線にもなっているシーンなので必要ではあるのだろうけど、スペシャルで放送枠が2時間チョイあるとはいえ、これだけ長々と「悪ふざけ」をやられると、観ているこっちのテンションがドンドン落ちていくのを感じた。
前半の1時間はこんな感じだった。「人気作の続編なんて所詮こんなものかな」と思い後半を見た。
後半は電車男がタヒチでの目的を果たし日本へ帰国してからの展開になる。
青年社長は、ネットでの「電車男ブーム」に目を付けて秋葉原に「電車男ミュージアム」を設立、ヲタク産業をビジネスとして秋葉原進出を図った。エルメス獲得とミュージアムのイベント盛り上げのため、電車男を利用しようとした。電車男は、その正体を全国的に晒されてしまうピンチに立たされた。正体が晒されれば、その実害はエルメスにも及んでしまう。どうする!電車男・・・!?
後半は前半とはうって変わって、掲示板を通じてヲタク達が団結していく。その様が元々のテレビシリーズのノリを彷彿させ、観ているこっちも興奮してきた。電車男のピンチに、現場に駆けつけた掲示板仲間もいたが、所詮はヲタク、現実世界では無力な存在だ。企業側の妨害に合い実力行使では電車男を救う事が出来ない。だが、それでも電車男を助けたいという熱い思いで仲間達が取った方法とは・・・!。
最終的には「ペンは剣(権)より強し」といった展開で青年社長は敗北した。こういう収束の仕方はわりと好きだ。
途中でこういう展開になるんじゃないのか?という予想がついてしまう事もあったが、熱いテンションで観せてくれたので、クライマックスはとてもイイ感じで楽しめた。
それだけに前半のグダグダさがなければなぁと、勿体無く感じた、余分なモノを入れすぎずに2時間以内でまとめたら、もっと楽しめる話になったんじゃないかという気がした。
出来がいい作品とは言いがたいけど、後半の盛り返しがあったので、いい気分で観終わる事が出来たのは救いだった。しかし、この内容で2時間チョイ観るのはキツかった・・・(^^;)。もう続編は勘弁してほしい。
前半のタヒチシーンが、やけに長かったけど、これはエルメスの出演シーンが少なかった事と関係あるのかな?伊藤美咲、ちょっとポチャッとしてたみたいだし(^^;)。
それに「IT関連企業の青年社長がボロクソに負ける」というストーリーは、フジテレビの怨念も含まれていたのかな?「生扉」には痛い目に遭ったからね・・・!(^^;)。
夜中、テレビで秋放映の新作アニメ製作現場のレポートをやっていた。
広いオフィスの中でアニメーター数人が原画を描いていた。大抵のアニメーターはヘッドホンで音楽を聴きながら作業をしている。そのため数人のアニメーターがオフィスにいるにもかかわらず、仲間同士の会話は無い。BGMも流れていないので、見事なまでの静寂の中で黙々と作業が続けられている。
漫画家でプロダクション形式で仕事をしている場合は、同じ部屋の中で数人のスタッフで絵を描く事になる。多くの漫画家プロダクションの場合、机の並びは皆、向かい合わせになっている(絶対とは言えないが、僕が手伝いに入った幾つかの仕事場はそうだった)。小学校の給食時間、班ごとに固まって机を並べるのと同じ感じだ。正面を見れば必ず人がいるので、仕事中は会話も結構ある。これは原稿を分担制で手がけるので、各人に指示がしやすいようにという配慮もあるが、適度な会話がある事で仕事が飽きないようにするためでもある。
仕事に集中して会話が無い時があっても、ラジオを常に流しているので、無音の状態が殆ど無い。同じ部屋の中で複数スタッフで絵を描くという点ではアニメーターと共通だけど、「音」に関してはこれだけの違いがある。
アニメーターの場合は、動画机と呼ばれる特殊な机の構造上、仲間同士で机を向かい合わせで並べる事が出来ない。机の前面には棚が一体化しているので、向かい合っても相手の顔が見えないからだ。大抵、隣合わせか背中合わせになる。そうなると顔を上げても相手が視界に入らないため、会話がしにくいのかもしれない。それに喋っていると仕事の効率が落ちるのかもしれない。
アニメの製作現場はテレビでしか観たことが無いので、実際の現場がどうだかは判らないけど、それでもテレビのように「静かな現場」が多いんだろうなと感じた。
もし漫画家プロダクションが、アニメ製作現場のような机の並びで無音状態だったら・・・?う~ん、無音状態の経験が無いから仕事がやりにくいかも(^^;)。
僕は現在、東京都に住んでいる。
元々出身は埼玉県だけど、20歳の時に漫画家アシスタントの仕事が決まり上京した。
東京在住の漫画家アシスタントは地方出身者が多い。東京には出版社も漫画家も集中しているため、漫画関係の仕事をしようと思ったら地方の人は東京に出て来ないと難しいためだ。
僕は生まれてから20歳まで埼玉在住だった。生粋の「埼玉っ子」だ。それが20歳で東京で一人暮らしを始めて、初めて(と言ってもいいくらい)他県人と接触をした。
様々な県の風習や常識を知り、カルチャーショックを受けた。また、埼玉県人としては常識的な事が、日本全国的にはそうでもなかった事に驚かされたりもした。
今では割りとポピュラーになっている「恵方巻き」、これは西日本独特の行事で、それまで関東圏では聞いた事が無かった。コレを初めて知ったのも十数年前、関西出身のアシスタントが教えてくれてからだった。節分の時にその年の恵方(縁起が良い方角)に向かい、太巻きを一気にほおばるという、初めて聞いた時は「何じゃ、そりゃ?」と思ったものだったが、今ではコンビニなどで「恵方巻き」が全国的に販売されるようになってから、認知度の高い行事になった。
「節分」の行事繋がりになるけれど、「豆撒き」にも地方色がある。埼玉県では大豆を撒くのが一般的だ。世間的にも、「鬼は外!福は内!」と言いながら大豆を撒く光景がまず浮かぶと思うので、僕はこれを「一般常識」の範疇に入れていた。
しかし他県では、大豆の代わりに「落花生」を撒くところがある。初めは「えっ!?」とも思ったが、よく考えてみたら落花生は殻付きなので、あとで拾い上げて食べる事が出来る。食べ物を無駄にしない、とても合理的なやり方だと感心した。
落花生だけでなく、お菓子を混ぜて投げるところもあるという。これは子供が喜びそうなので、お祭りっぽくて楽しいかもしれない。宮崎県もこのパターンらしく、落花生と共に「ヌガー」というお菓子を撒くそうだ。
「ヌガー」とはキャラメルと飴の中間のようなお菓子で、ペトペトと粘り気があり、噛むと歯の詰め物が取れそうなヤツだ(^^;)。しかし、何故「ヌガー」限定!?他にも使い勝手のいい飴玉もあると思うんだけど。「節分」という日本古来の行事の中に何故カタカナ語のお菓子が!?とても不思議だ(^^;)。
これは宮崎県全体がそうなのだろうか?これを教えてくれた宮崎県人は都城市出身なので、もしかしたら都城市だけなんじゃないのかなと疑問に思う(^^;)。
仕事をしながらテレビをつけたら、日本テレビで「秘密のケンミンショー」という番組をやっていた。
これは47都道府県出身の芸能人が集まり、「お国ネタ」について歓談するというものだ。僕は芸能人が集まってガヤガヤ騒ぐだけの番組は大嫌いだけど、「お国ネタ」という事で観続けた。テレビの企画としては安直かなとは思ったけど、「お国ネタ」って手軽に盛り上がれるし、話している人の素の姿が見られるので結構楽しかったりする。
福岡県では、体育の授業や運動会などで生徒達が体育座りをしている時に、「立て!」と号令が掛かると生徒達が元気良く「ヤーッ!」と叫んで立ち上がる。しかも柔道部の「押忍!」というポーズを力強くとって(^^;)。
これは生徒達ばかりではない。番組のインタビュアーが、ベンチに座っている一般人に向かって「立て!」と言った時も、福岡県人は全員同じリアクションを取る。福岡県人には「ヤーッ!」が染み付いているのだ。これは昔からの学校教育に由来するものなのか?
インタビュアーは教育委員会の人にも尋ねてみた。「なぜ起立の時にヤーッと叫ぶのか」と質問をしたら、教育委員会の人は「?」という顔をしていた。「ヤーッ!」と立ち上がる指導はたしかに昔からしているらしいが、立ち上がる時に「ヤーッ」と叫ぶのは至極「当たり前」のことで、それを「何故」呼ばわりする方が「?」という感じだった。しかも他県では「ヤーッ!」言わない事に驚いていた(^^;)。
これは一般人も同様で、「ヤーッと言わないのだったら、何て言うの?ハイッとか?」という回答がみられた。どうやら福岡県にとっては、号令で無言で立つという事が全然想像が付かないらしい(^^;)。
福岡県人が「ヤーッ!」と叫んで立ち上がるのは、「山笠祭り」に由来するという説があるらしい。昔から生活の中で培われてきたものだから、歴史の浅い学校教育などでは太刀打ち出来ないというものなのか?(^^;)。
これと対照的なのが長野県、ここでは学校の清掃時間中は「学生達は絶対、喋ってはいけない」という無言清掃の規則があるという。
画面では、無言で黙々と教室を掃除する生徒達の姿があった。しかも校内放送のBGMすら無いので、ものすごく不気味だ(^^;)。
これは、「お喋りは作業効率を悪くする」という考えから基づく事らしい。確かに無駄話をしなければ掃除も早く終わるだろう。しかし、掃除中に用件を相手に頼む時はどうするんだろ?例えば「2階の用具入れから新しいモップを2本持ってきて」などと伝えたい時は?喋ってはいけないのなら、ジェスチャーで伝えるのだろうか?。そっちの方が効率が悪いような気がするが(^^;)。
長野県は「教育県」としても有名だ。しかし、ここまで教育が行き届いているとは・・・!(^^;)。
僕の漫画家アシスタント時代に、長野県出身の後輩がいた。原稿が描き上がると、全員で仕事場の掃除をしていたが、その時に後輩は無言だったのだろうか?確かに掃除の時は黙々とやっていたような気はするが・・・?今度会ったら聞いてみよう(^^;)。
お国変われば・・・という言葉の通り、都道府県それぞれに個性があってとても興味深い。でも他県の事を笑ってもいられない。僕の出身地、埼玉県はどうなんだろ・・・?
「クリスマスの日には、木耳入りの野菜炒めの大盛りを食う」・・・かな?
あ、これは埼玉県の「お国ネタ」じゃなくて、「実家ネタ」か(^^;)。
最近、どのTVドラマも視聴率が良くないらしい。そのためなのかな、確実に視聴率が取れる「電車男」を配してきたのは。考えが安直なような気もするけど。
でも「電車男」の続編って・・・。「電車男」は、お互い住む世界が違う男女が恋愛を成就させていく過程が面白かったのに、恋愛を成就させた以後の話が面白くなるのか?って疑問がわいてくるんだけど。
「電車男」のスペシャル版は過去に1度あったけど、その時は、電車男を励ましていた掲示板の仲間達が電車男の成長を見て逆に励まされてアクティブになっていくって話だった。「電車男・外伝」として本筋とはズレたところで展開した話だったから面白かったんだけど、今度の続編は、まんま本筋からの続きになるらしいので心配だなぁ・・・。視聴率稼ぎのためだけに取って付けたような話にだけはして欲しくないなぁ。
僕は映画版よりもTVドラマ版の「電車男」の方が好きだ。TVドラマ版の方を先に観たのでそれが刷り込まれているのもあるが、TVドラマ版の方が時間が充分にあるので掲示板の仲間達の賑やかなシーンが本当に楽しめるのだ。映画版の場合は2時間という時間的制約があるし、「恋愛」がドラマの主軸にあるため、掲示板の仲間達のシーンがアッサリした感じに思える(TV版の濃いシーンを観た後だからかもしれないけど^^;)。まぁ掲示板シーンに拘ってしまうと「恋愛」という主軸がブレてしまうのかもしれないけど。
映画版の主役、山田孝之も役柄としては悪くないんだけど、元々イケメンと知っているだけに、オタクから恋愛可能な一般人にグレードアップする様をみても、結局、「上向きといってもマイナスがゼロになっただけじゃん」といった感がどうしても拭えない。アイレベルが一般人(標準)に合っているので、ヲタクが下の下、特殊人のような描かれ方をしているのがどうも気にくわない。これは僕もヲタクだからか・・・?(^^;)。
その点、TVドラマ版の主役は伊藤淳史なので、言っちゃ悪いが元が不細工だ(^^;)。どうコーディネートしていっても「モテ男」になれる説得力は薄い。
しかし伊藤淳史はそれを演技でクリアした。表情と目線が、二枚目とはいえないが見事に「男前」になっていた。気持ちの中に「男気」が生まれると「漢の顔」になるのだという見本のようだった。
ドラマ自体もアイレベルがヲタクに合っているので、元々のヲタクをゼロとして、主人公のグレードアップがそのままプラスに転化している。そりゃ観ていて楽しくなるのは当たり前だね(^^;)。
TVドラマ特有のヘンなデフォルメはあるものの、TVドラマ版は視聴者を「掲示板の仲間」気分にさせてくれて電車男とエルメスの恋愛を追っていく形になるので、映画版よりも感情移入がし易い。その辺が僕がTVドラマ版を好きな理由でもあるんだけどね。
だから僕にとってのエルメスたんは「伊藤美咲」だ。いくら原作版で「中谷美紀似」とあっても、映画版のエルメスが中谷美紀本人であっても、TVドラマ版の「伊藤美咲」しか頭に浮かばない(^^;)。
「電車男」はDVDに全話録画してあるのでたまに観直すが、やっぱり面白いなぁ~。掲示板の仲間達が励ますシーンなんかは、たまにウルッとくる事があるもの(^^;)。
それだけに、今度のスペシャル版でブチ壊しにされない事を祈るばかりだ。
あびる優がロンドンブーツの番組で100キロマラソンに挑戦するという。
窃盗事件が元で、あびる優の仕事が激減したことに対する救済企画らしいが、オイオイ、100キロ走れば罪は帳消しになるのか?てゆーか、禊にならんだろ、これは!。
それよりも、「あびる優が窃盗をはたらいた会社に、数ヶ月タダ働きにさせる」というのはどう?社員達の冷たい視線を浴びながら、針のムシロ状態の中で奉仕活動をさせ、ドキュメンタリーとしてカメラに撮るの。その方がずっと罪を償う事になるし視聴者も納得すると思うんだけどなぁ。
こういうアホ女には肉体的苦痛を与えるよりも精神的苦痛を与えた方が、よっぽど効くと思うんだけどね。まぁ単に僕が、「仕事に失敗して、社員から罵声を浴びる優」を観たいだけなんだけどね(^^;)。
今日の夜にロンドンブーツの番組をやっていたけど、観ていてだんだん腹が立ってきたので30分でテレビを消した。まぁ今夜は「スーパーマンリターンズ」を観に映画館へ行くというのもあるんだけど。
100キロ走るという企画は、あびる優本人が出した企画ではないので、この件に関しては彼女を攻めるのは筋違いかも知れないけど、こんな下らない企画を立てたロンドンブーツの2人にもムカツクし、仕事が減ったとはいえ、こんな筋違いの番組に出演する、あびる優サイドの関係者の安直さにも問題あるよ。ちゃんと視聴者が納得できる形で「禊」を表現しないと、誰も、あびる優を許さないと思うんだけどね。
ロンドンブーツの番組を観て覚えた腹立だしさを「スーパーマンリターンズ」で払拭できればいいなぁ・・・!(^^;)。
追記
あとで知ったけど、あびる優が窃盗をはたらいて被害にあった所って潰れたらしいね。それじゃあ「会社に無料奉仕」ってネタは使えないや。
でもやっぱり、「100キロ走って禊」というのはオカシイよ。
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