徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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イタリアのMANGAFOREVERというサイトで僕の単行本が紹介された。数ページだけ中身を見ることが出来る。でも当然ながらセリフは全部イタリア語(^^;)。
http:// www.man gaforev er.net/ 190092/ euroman ga-ediz ioni-pu bblica- le-cust odi-del lo-spir ito-di- ihara-t atsuya% E2%80%8 F
単行本はイタリア語版でしか出ないため、例えば日本国内で名刺代わりに営業に使ったり、知人にプレゼントをしても内容を判ってもらえない(^^;)。
どうしても日本語版のサンプルが必要になると思い、試験的に自費出版で作ってみることにした。
ちょうどネットの記事でこういうのがあった↓。
http:// gigazin e.net/n ews/201 41125-o nebooks /
(株)RED TRAINという会社の「OneBooks」というサービスだ↓。
http:// www.red -train. co.jp/o nebook
・オンデマンド印刷のみ。
・データ入稿のみ。原稿は原寸で。モノクロは600dpi以上、カラーは350dpi以上。
・カラー、モノクロどちらでも同一料金。
・基本料金(1冊200円)は表紙、カバー・オビ付き(無しでも同料金)。PP加工(ツヤ、マット)可。
・カバー(A6、B6、A5まで)・オビ(A6のみ)。
・本文は4ページごとに「A4、B5は25円」、「A5、B6は15円」、「A6(文庫サイズ)は10円」
・1冊から注文可能、何冊作っても1冊あたりの単価は同じ。
普通、オフセット印刷の場合は注文は数十冊からしか受け付けない。試作本を作るには冊数が多いし値段もかかる。
オンデマンド印刷の場合は印刷用の版を作る手間が無いため、1冊からの注文が可能。僕が作るのは用紙&加工別で14冊だったので、これはありがたかった。
ちなみに僕が作ったのはA6(文庫サイズ)で本文124ページ。1冊のコストを計算したら510円プラス消費税だった。これは安い!。コミケで売るようなB5サイズで「薄い本」だったら、もっと安く仕上がることになる。
ただしオンデマンド印刷は、インクがトナー(?)なので、印刷面がテカるというデメリットがある。オフセット印刷のようなマットで落ち着いた印刷面にはならない。
オンデマンド印刷は「コンビニのコピー(カラー含む)」の仕上がりイメージに近い。そこが好みの分かれるところだ。
僕の単行本の生原稿はB4で全部手描き。原稿は現在イタリアにあるので、あらかじめ取っておいた原稿のコピーをスキャンしてデータ原稿をパソコンで作った。
データ原稿は仕上がる本の原寸で作らなければならないため、B4サイズの原稿をA6サイズまで縮小しなければばらない。この時問題なのは、スキャンしたトーン付きのアナログ原稿を縮小すると、トーン部分にモアレが起こる。心配ではあったが、それを確認するための試作本でもある。
セリフ部分をパソコンで日本語を打ち込む。本文で使う紙の種類によって本の厚さが変わるので、カバーの背表紙を幅の違う3種類のデータを作った。
データ原稿をアップロードして入稿。本が出来上がるのを待った。
そして2月12日、試作本が完成。
本は宅配でも送ってもらえるが、配送料1000円がかかる。先方の事務所は都内で近いので、来社受け取りにしてもらった。自分で本を持ち帰るので、配送料がかからない。
事務所は北上野にある。事務所近くからスカイツリーが大きく見える。こんなの日常風景じゃねーよ!(^^;)。
本を受け取り代金を支払った。帰り、家まで待ちきれなくて八潮駅前のマクドナルドで開封した(^^;)。
用紙別、加工別で7パターンを2冊ずつ、計14冊作った。本の上の貼ってあるポストイットには、種類別のメモが書かれている。右上にあるのは紙見本(500円)。
カバーは用紙の薄め、厚め、表面のPP加工(ツヤ、マット)別で試作した。今回はオビを付けず。カバーが付けられるのも基本料金の内なのが嬉しい(^^)。
表紙のPP加工。左がツヤ、右がマット。
使う本文用紙によって本の厚みが変わるため、背表紙の幅を変えてある。一番薄くて6ミリ弱、一番厚くて約8ミリ。文庫本サイズだと2ミリの差で厚さの印象が全然違ってくる。
左の本文用紙が「淡クリームキンマリ」。右が「上質紙」。もう一種類「RTライトノベル」という文庫本専用紙を使ったものもあるが、色は「淡クリームキンマリ」と同じ。
使った用紙は以下の通り。
・上質紙 70kg 90kg
・淡クリームキンマリ 72.5kg 90kg
・RTライトノベル 63kg
本が一番薄くなったのは「上質紙 70kg」。一番厚くなったのは「上質紙 90kg」。
上質紙は白の色味が強くベタの発色は綺麗だが、ベタのテカりが強く見えて、コンビニのコピー感が強くなる。
文庫本サイズでは紙が固くめくりにくい。B5サイズの薄い本ならちょうどいい固さかもしれないけど、文庫本のようにサイズが小さくページが多いものにとっては不向きかもしれない。
90kgよりも70kgのほうがめくりやすくなるが、紙が薄い分、本の厚みは薄くなる。
淡クリームキンマリは発色が薄めのクリーム色のため、印象は文庫本や漫画単行本に近い。ベタのテカりはあるものの、上質紙よりは落ち着いた感じに見える。厚みも僕のイメージに近い。
しかし文庫本にとっては固くてめくりにくい。90kgも72.5kgも同じ。これもB5サイズの薄い本ならちょうどいい固さかもしれない。
RTライトノベルは今回試した紙の中で一番軽い63kgだったが、紙に空気が含まれているために紙に厚みがあり、また柔らかくなってめくりやすい。文庫本にはちょうどいい感じで仕上がりが僕のイメージに一番近かった。
ベタのテカリがよく判る。これがコピーっぽく見える原因だが、淡クリーム色の本文用紙なら気にならないし、光に反射させない限りはテカらない。
これさえ気にしなければ安く綺麗な本が1冊から作れるので、お試しに作るのにイイかも!(^^)。
http://
単行本はイタリア語版でしか出ないため、例えば日本国内で名刺代わりに営業に使ったり、知人にプレゼントをしても内容を判ってもらえない(^^;)。
どうしても日本語版のサンプルが必要になると思い、試験的に自費出版で作ってみることにした。
ちょうどネットの記事でこういうのがあった↓。
http://
(株)RED TRAINという会社の「OneBooks」というサービスだ↓。
http://
・オンデマンド印刷のみ。
・データ入稿のみ。原稿は原寸で。モノクロは600dpi以上、カラーは350dpi以上。
・カラー、モノクロどちらでも同一料金。
・基本料金(1冊200円)は表紙、カバー・オビ付き(無しでも同料金)。PP加工(ツヤ、マット)可。
・カバー(A6、B6、A5まで)・オビ(A6のみ)。
・本文は4ページごとに「A4、B5は25円」、「A5、B6は15円」、「A6(文庫サイズ)は10円」
・1冊から注文可能、何冊作っても1冊あたりの単価は同じ。
普通、オフセット印刷の場合は注文は数十冊からしか受け付けない。試作本を作るには冊数が多いし値段もかかる。
オンデマンド印刷の場合は印刷用の版を作る手間が無いため、1冊からの注文が可能。僕が作るのは用紙&加工別で14冊だったので、これはありがたかった。
ちなみに僕が作ったのはA6(文庫サイズ)で本文124ページ。1冊のコストを計算したら510円プラス消費税だった。これは安い!。コミケで売るようなB5サイズで「薄い本」だったら、もっと安く仕上がることになる。
ただしオンデマンド印刷は、インクがトナー(?)なので、印刷面がテカるというデメリットがある。オフセット印刷のようなマットで落ち着いた印刷面にはならない。
オンデマンド印刷は「コンビニのコピー(カラー含む)」の仕上がりイメージに近い。そこが好みの分かれるところだ。
僕の単行本の生原稿はB4で全部手描き。原稿は現在イタリアにあるので、あらかじめ取っておいた原稿のコピーをスキャンしてデータ原稿をパソコンで作った。
データ原稿は仕上がる本の原寸で作らなければならないため、B4サイズの原稿をA6サイズまで縮小しなければばらない。この時問題なのは、スキャンしたトーン付きのアナログ原稿を縮小すると、トーン部分にモアレが起こる。心配ではあったが、それを確認するための試作本でもある。
セリフ部分をパソコンで日本語を打ち込む。本文で使う紙の種類によって本の厚さが変わるので、カバーの背表紙を幅の違う3種類のデータを作った。
データ原稿をアップロードして入稿。本が出来上がるのを待った。
そして2月12日、試作本が完成。
本は宅配でも送ってもらえるが、配送料1000円がかかる。先方の事務所は都内で近いので、来社受け取りにしてもらった。自分で本を持ち帰るので、配送料がかからない。
事務所は北上野にある。事務所近くからスカイツリーが大きく見える。こんなの日常風景じゃねーよ!(^^;)。
本を受け取り代金を支払った。帰り、家まで待ちきれなくて八潮駅前のマクドナルドで開封した(^^;)。
用紙別、加工別で7パターンを2冊ずつ、計14冊作った。本の上の貼ってあるポストイットには、種類別のメモが書かれている。右上にあるのは紙見本(500円)。
カバーは用紙の薄め、厚め、表面のPP加工(ツヤ、マット)別で試作した。今回はオビを付けず。カバーが付けられるのも基本料金の内なのが嬉しい(^^)。
表紙のPP加工。左がツヤ、右がマット。
使う本文用紙によって本の厚みが変わるため、背表紙の幅を変えてある。一番薄くて6ミリ弱、一番厚くて約8ミリ。文庫本サイズだと2ミリの差で厚さの印象が全然違ってくる。
左の本文用紙が「淡クリームキンマリ」。右が「上質紙」。もう一種類「RTライトノベル」という文庫本専用紙を使ったものもあるが、色は「淡クリームキンマリ」と同じ。
使った用紙は以下の通り。
・上質紙 70kg 90kg
・淡クリームキンマリ 72.5kg 90kg
・RTライトノベル 63kg
本が一番薄くなったのは「上質紙 70kg」。一番厚くなったのは「上質紙 90kg」。
上質紙は白の色味が強くベタの発色は綺麗だが、ベタのテカりが強く見えて、コンビニのコピー感が強くなる。
文庫本サイズでは紙が固くめくりにくい。B5サイズの薄い本ならちょうどいい固さかもしれないけど、文庫本のようにサイズが小さくページが多いものにとっては不向きかもしれない。
90kgよりも70kgのほうがめくりやすくなるが、紙が薄い分、本の厚みは薄くなる。
淡クリームキンマリは発色が薄めのクリーム色のため、印象は文庫本や漫画単行本に近い。ベタのテカりはあるものの、上質紙よりは落ち着いた感じに見える。厚みも僕のイメージに近い。
しかし文庫本にとっては固くてめくりにくい。90kgも72.5kgも同じ。これもB5サイズの薄い本ならちょうどいい固さかもしれない。
RTライトノベルは今回試した紙の中で一番軽い63kgだったが、紙に空気が含まれているために紙に厚みがあり、また柔らかくなってめくりやすい。文庫本にはちょうどいい感じで仕上がりが僕のイメージに一番近かった。
ベタのテカリがよく判る。これがコピーっぽく見える原因だが、淡クリーム色の本文用紙なら気にならないし、光に反射させない限りはテカらない。
これさえ気にしなければ安く綺麗な本が1冊から作れるので、お試しに作るのにイイかも!(^^)。
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無題
単行本は以前知り合ったイタリアの出版社の人から依頼されたもので、イタリアでは今日本のアニメやマンガが熱狂的ブームなため、イタリアで日本人漫画家による描き下ろし単行本をプロデュースするという企画が上がったわけ。
単行本は3月中旬にミラノのイベントでプレゼンテ-ションされるので、発売はそのあたりになるらしいよ。
出版社のサイトやイタリアのアマゾンでも買えるようになると思うけど、当然だけど全部イタリア語だけどね(^^;)。
イタリア語の単行本だと日本で営業活動をするのは難しそうなので、自費出版で日本語版のサンプルを作ったわけ。
献本で何冊か単行本がもらえるので、日本語版も一緒に付けてあげるよ。
実はmixiの日記(2月1日)には書いたけど、3月12日~3月31日まで仕事でドイツとイタリアに行くことになりました(^^;)。
単行本を渡すのは、日本に帰って来てからになるね。
単行本は3月中旬にミラノのイベントでプレゼンテ-ションされるので、発売はそのあたりになるらしいよ。
出版社のサイトやイタリアのアマゾンでも買えるようになると思うけど、当然だけど全部イタリア語だけどね(^^;)。
イタリア語の単行本だと日本で営業活動をするのは難しそうなので、自費出版で日本語版のサンプルを作ったわけ。
献本で何冊か単行本がもらえるので、日本語版も一緒に付けてあげるよ。
実はmixiの日記(2月1日)には書いたけど、3月12日~3月31日まで仕事でドイツとイタリアに行くことになりました(^^;)。
単行本を渡すのは、日本に帰って来てからになるね。
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