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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 今日、実家は大掃除。
 しかも今回は大がかり。畳の取替えで一挙に三部屋分の畳が外された。三部屋分が板張りのままだとなんだか別の家みたいだ。
 壁紙も貼り替えて見違えるようだ。家の中だけを見ると築80年には見えなくなっている。
 実家は徐々に片付いて綺麗になっていくけど。アパートの僕の部屋は一向に片付かない(^^;)。
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 末弟が新しい自転車を買った。街乗り用の、フレームとタイヤが細いやつだ。しかも軽い。これなら楽に速いスピードが出せそうだ。
 末弟はこの自転車で会社通勤をするという。実家から都内の会社までは自転車で1時間ちょっと。自転車で走るのにはイイ感じの距離だ。
 年明けから自転車通勤するようだけど、まだ冬場で寒いし、最近末弟は会社を辞めた人の仕事を引き継いだので忙しくなるようなので、果たして自転車で行き来する体力は残るのか?。
 果たしていつまで続くのか・・・(^^;)。

 実家で餅つきがあった。といっても、臼と杵でつくわけではないので正確には「餅作り」か(^^;)。
 家の外に簡易かまどを置く。かまどに釜を設置して釜に水を入れる。その上にもち米を入れた蒸篭を載せる。父親がかまどに薪をくべてガンガン燃やす。強力な火力で釜の中の水が沸騰しその蒸気が蒸篭を一気に蒸しあげる。家庭用のガスの火力では出来ない芸当だ。
 こうして蒸し上がったもち米を餅つき機の中に入れる。機械の中でもち米がこねられて餅になっていく。
 今日は千葉から弟夫婦と姪と甥が餅つきの手伝いにやってきた。出来上がった餅は小分けされ、餡子を乗せたり、大根おろしと絡めたり、磯辺巻きにしたり。それを皆で卓を囲んで食べる。雑煮も作ったのでまさに餅三昧だ(^^)。
 ウチは田舎なのでそういう古い風習が残っている。滅多に出来ない体験で姪や甥も大喜びだった。


 「初音ミク」は元々、女性声優の音声データをサンプリングして歌を歌わせるソフトだった。つまり「初音ミク」はは「音声のみ」の存在だった。それがパッケージにイメージキャラクターの女の子が描かれていることで、「初音ミク」は擬似的なキャラクターとして動画が作られ「ニコニコ動画にアップされるようになった。
 更に「初音ミク」を3Dモデル化したソフト「MikuMikuDance」が発表されるやいなや、歌い、踊る「初音ミク」の動画が所狭しとアップされるようになった。上の動画を見てもらうとわかるけど、「初音ミク」の歌と踊りはまるで命を与えられたかのような躍動感がある。まさに「ヴァーチャルアイドル」だ。
 「ニコニコ動画」に高画質版あり↓。



 「ヴァーチャルアイドル」の先駆けと言えるのは、1980年代のアニメ「メガゾーン23」の「時祭イブ」かもしれない。この時は「架空の話の絵空事」という感覚でしか捉えていなかったけど、それがこの時から20年以上経った現在、現実世界で「時祭イブ」のコンセプトを持つ「ヴァーチャルアイドル」が現れた。「初音ミク」は「時祭イブ」の正統な後継者かもしれない。
 人為的に作られた映像のみの存在が、その歌声で人々を魅了するわけだからね。しかも「初音ミク」はネットとはいえ現実世界で。ビバ!21世紀!(^^;)。

 他の「ヴァーチャルアイドル」と言えば、1996年にホリプロの現社長が作った「伊達杏子 DK-96」があった。
 当時、ホリプロが発表した「世界初のヴァーチャルアイドル」という触れ込みだった。CGで作られた映像の存在ではあるけれど、ちゃんと「芸能人」として芸能活動をしていた。雑誌の表紙になったり、ラジオ番組を持ったり(覆面声優がなりすましトークをする)、CDを出したりなどして様々なメディアに登場していた。
 ホリプロにしてみれば、目新しいアイドルとして売りになるし、どんな仕事に出しても文句は言わないし、給料も必要が無いから、とても都合のいいアイドルだ(^^;)。
 しかしこの「伊達杏子 DK-96」、あまり売れなかった。だってポリゴン女だったし(^^;)。芸能活動も、そこそこのアイドルがやれる程度のことしか出来ないし。芸能に疎い僕でさえも「これは売れる匂いが全くしない」と感じた。ホリプロの現社長はヲタク?趣味もたいがいにせいよと思った。「ヴァーチャルアイドル」をビジネル現実世界に投影させようというのは、ヲタク社長の道楽だと思ったからだ。
 しかし2008年現在、「初音ミク」が「ヴァーチャルアイドル」として成功を収めている。もしかして「伊達杏子 DK-96」がやりたくて目指していたことってコレだったのか?。だとすれば10年も前に「ヴァーチャルアイドル」を世に売り出そうとしたホリプロ現社長は先見の明があったということか?結果、早過ぎたけど(^^;)。
 裁判員制度が始まり、社会人の殆どが何かしら「裁判」と接点を持つようになる。もう自分は無関係だと言っていられなくなる。
 「裁判員制度」自体、まだまだ疑問点は残るものの、いつかは自分が何らかの裁判に関わることになるだろうと覚悟はしていた。
 今日、僕は霞ヶ関の裁判所に書類を提出した。自分の生涯の中で、まさか「原告」として携わることになるとは夢にも思わなかった(「被告」は考えたくもないけど^^;)。
 「原告」とは、「訴えてやるっ!(BYダチョウ倶楽部)」と言った側。今日、裁判所に訴状を提出したので、年明けに裁判が行われることになり、僕は「原告」として裁判にのぞむことになる。
 裁判の内容については守秘義務だか何だかメンドくせーことがありそうだからブログには書かないけど。僕にとっての2008年がこんな形で締めくくられようとしているのがニンともカンとも・・・ニンニン!(^^;)。やっぱり「後厄(満42歳)」だからかな・・・(T_T)。
 おりしも今日はクリスマス。サンタさん、願わくば我に勝訴を!。デカい靴下を下げて待っています。あ、でも煙突無いや(^^;)。
 クリスマス・イブの夜は、家族揃って「力うどんの大盛り」を食べましたが、何か?。
 メリーカリキマカ!(ハワイ読み^^;)。
 気が付けばもう年末。20年住んでいた東京を離れ地元埼玉に戻ってからもう2年になる。
 2年前の今頃は、引越しの荷物整理に悪戦苦闘していた。広めの部屋に住んでいたのでやたら荷物が多かった。
 それが地元に引っ越した先は部屋数が以前よりも少ないため、荷物があふれかえってしまっている。2年経った今でも片付いていない(^^;)。
 いいかげん片付けないとね(^^;)。


 音階ごとに声のデータを入れることで歌声を作ることが出来るソフト「初音ミク」が出来たのが1年前。それから半年、イメージキャラクターである「初音ミク」を3Dモデルにしてダンスを踊れるようにしたソフト「MikuMikuDance」が登場した。
 「MikuMikuDance」で作られた動画は「ニコニコ動画」に投稿された。始めのうちは簡単な動きをさせるのにも四苦八苦していたのが、「MikuMikuDance」登場から半年経った現在、ものすごい動きのダンスが作られるようになった。
 上の動画は傑作の1つ「Silence」。元々は「ニコニコ動画」に投稿されていたが、上の動画は高画質動画サイト「ZOOME」に投稿されていたもの。「ニコニコ動画」に投稿されたものよりも高画質になっている。93MBもあれば高画質も当たり前か(^^;)。
 動画再生中に画面をクリックすると、「ZOOME」での「Silence」のページに飛ぶ。そこではもっと大画面で動画を観ることができる。

 「MikuMikuDance」は、「初音ミク」の3Dモデルにキーになるポーズを付けて記録させると、ソフトが自動的にポーズの間の動きを埋めてくれるというもの。背景にダンス動画を使って、動きを動画にあわせてトレースすることも出来る。モーションキャプチャーのようなものだ。
 しかしこの「Silence」、激しいダンスをするが、実はこれはダンサーの動きをトレースしたものではない。1つ1つポーズを手作業で付けていったものだった。例えていえば、人形アニメを作るのに、人形をズラしながら1コマ1コマ撮影していくようなものだ。
 ダンスの初めの方は、さすがに作者もまだ使い方に慣れていなかったのか少々ダンスの動きが固かったりするが、始まって3分ごろ、「初音ミク」がバック宙をした後にステージに上がってからが見違えるように動きがものすごくなっていく。作者のスキルが上がるのに比例するようにダンスが激しく複雑なものになっていく。
 その制作過程を記録した動画が「ニコニコ動画」にあった(「ニコニコ動画」は登録しないと観られないので、登録していない人ゴメンナサイ^^;)↓。



 9分の動画を作るのに約2ヶ月かかったという。まさに根性の産物だ(^^;)。
 ニュースで、アメリカがゼロ金利政策を発表したと伝えていた。
 サブプライム問題やGMのビッグ3が傾きかけているということなので、アメリカは未曾ゆう・・・・否、未曾有の経済不況に陥っているとのことだ。
 僕はこの間、仕事で「経済モノ」の読切漫画を描いた。内容は「預金を外貨に替えて海外の銀行口座に入れれば安心だ」というものだった。ここでの外貨とは、世界の流通量の65%を占める「アメリカドル」を指していた。
 しかし漫画を描きすすめていくうちにアメリカ経済は悪化。格付けAAA(トリプルA)のリーマン・ブラザーズも破綻。世界の流通量の65%を占める「アメリカドル」とはいえ、アメリカの今の状況では預金をアメリカドルに替えるのも不安になる。漫画で描いている内容と世界の実情がだんだん合わなくなってきた(^^;)。漫画の内容を監修と相談をかさね、修正に修正を重ねてやっと完成した(^^;)。
 経済の世界というものは、これだけ流動的なものなのだと実感した(^^;)。

 アメリカはゼロ金利政策を発表したが、日本は数年間、ゼロ金利みたいなもんだ。預金通帳を見ると、たまに利息が記載されている。たった100円前後だ(^^;)。
 普通預金だし預金額もあまりないからではあるが、0.何%の金利じゃ利息が100円程度しか付かないのも当然か(^^;)。
 こんな時、ドラえもんの「ある話」を思いだした。手元に単行本が無いので、曖昧な記憶での記述なのでその点はご勘弁を(^^;)

 (スト-リー)
 のび太は、父親とある約束をしていた。ボーナスをもらったら自転車を買ってくれるというものだった。
 だがボーナスは予想よりも少なく、自転車を買う余裕は無くなってしまった。
 納得が出来ないのび太はドラえもんに相談。ドラえもんが出したアイデアは次の通りだった。
 ・のび太の小遣いを銀行に預金する。
 ・預金には利息が付く。当時(昭和50年代)の金利では10年で倍額になる(!)。100年だと
  最初の金額の1024倍に!(1000円入れたとしても102万4千円に!)。
 ・タイムマシンで100年後に行き、預金をおろしてくる。

 100年後まで銀行が潰れず、経済の不況で金利が下がることが無いということが前提というのもスゴイが(^^;)。でも金利というものが、これだけ子供にも判りやすく夢が持てるように描かれているので、藤子不二雄先生はさすがだ!。
 でもこれ、ちょっと犯罪っぽくない?22世紀の法律ではこういうのどうなのかな?(^^;)。初期ドラえもんにおいては「時間法(というのがあれば)」に抵触するようなことをドラえもんは結構やっている。気をつけないとスーパージェッターにとっ捕まるぞ!(^^;)。
 この「100年預金計画」のアイデアもスゴイと思ったがさらにオチがすごかった。

(ストーリー)
 タイムマシンで100年後にいったドラえもんが預金を全額おろしてきた。のび太はリュックいっぱいの札束に驚いた。
 だが、お札をよく見ると、未来のデザインになっていた。当然のび太の時代では使えない(^^;)。
 そこでのび太はドラえもんに提案。未来でも「古銭ショップ」はあるだろう。そこで現代の金を買って来いとのことだった(のび太のくせに生意気だが、すごい!)。
 だが100年後では古銭が値上がりしていて、のび太の預金では「自転車1台分」のお金を買うのが限度だった。チャンチャン!。

 藤子不二雄先生スゲーッ!金利について良く判るし、金が増える夢があるし、100年後のお金は現代で使えないという思わぬ展開もあるし、その金で古銭を買うというのも見事だし、買えた金額が「自転車1台分」という落としどころがキレイに決まっている。
 それにしても昭和50年代は、銀行にお金を預ければ10年で倍額になったんだな・・・。この当時は2008年になったら世界経済がこんなになってしまうなどとは夢にも思わなかったよ(^^;)。
08-12-15.jpg どうやら12月12日に新刊が出ていたようだ。
 この間まで友人漫画家の手伝いに数日間出ていたため、編集部からの連絡を受けていなかった。昨日、見本がウチに届き本が発売されていることを知った。

 新刊は「零戦撃墜王列伝」(学研)。この中の2本の読みきりを僕が担当している。
 とは言っても、ちょうど1年前に描いた「激空ラバウル航空隊」の再録で、この本はコンビニ販売用バージョンだ。
 僕が描いた分は厳密に言うと「再録」とは少し違う。内容はそのままだけど、画面を手直ししてある。

 1年前、「激空ラバウル航空隊」の原稿を描いた。この時はトーン仕上げをフォトショップとコミックスタジオを使った。
 だがこの頃はまだデジタルでの仕上げに慣れてなく、完成した本を見て仕上がりの粗さに愕然とした。どうやら原稿をスキャンしたものを線を濃く設定してしまったらしい。モニターで見た線の濃さと実際の仕上がりは全然違うものだったので、モニターでの濃さを当てにしてはいけないということだった。
 また線をニ値化(白黒)した際に、閾値の設定がよくわからなかったため、細かい斜線が飛んでしまった。「激空ラバウル航空隊」での僕の原稿は、線が潰れて細かい線が富んでる汚い仕上がりになってしまった。

 そこで「零戦撃墜王列伝」の本の企画を聞いた時に、今度は線を綺麗に取り込んだ原稿を渡そうと考えた。
僕が描いた原稿は2本で全58ページ。原稿全部をスキャンし直し、トーンも新しく全部貼り替えた。
 なんとか新バージョンの原稿が完成した。しかしここで問題が起きた。新しい原稿を使うとなると、新しい版を作らなければならない。その場合、余分にお金がかかってしまう。
 そこで版元に相談したところ、ここの出版社では原稿と写植を別々の版に分けてあるので、写植はそのままで原稿を差し替えればすぐに新しい版として使えるということだった。流用して使えるので、新たに料金は発生しないとのことだった。助かった(^^)。

 「零戦撃墜王列伝」の見本を見ると、線は生原稿に近い、僕のイメージ通りの濃さになっていた。細かい斜線もちゃんと出ていたので、「激空ラバウル航空隊」の時の原稿とはまるで違うものように見えた。フォトショップとコミックスタジオの使い方にも慣れてきたので、やっと自分のイメージに近い仕上がりを調整することができた。

 「零戦撃墜王列伝」は書店やコンビニで420円発売中です。
 ネット注文もできます。「セブンアンドワイ」なら、本の受け取りを近所のセブンイレブン指定にすれば
本の定価のみで送料は無料になります↓。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/07213705
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