徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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「初音ミク」は元々、女性声優の音声データをサンプリングして歌を歌わせるソフトだった。つまり「初音ミク」はは「音声のみ」の存在だった。それがパッケージにイメージキャラクターの女の子が描かれていることで、「初音ミク」は擬似的なキャラクターとして動画が作られ「ニコニコ動画にアップされるようになった。
更に「初音ミク」を3Dモデル化したソフト「MikuMikuDance」が発表されるやいなや、歌い、踊る「初音ミク」の動画が所狭しとアップされるようになった。上の動画を見てもらうとわかるけど、「初音ミク」の歌と踊りはまるで命を与えられたかのような躍動感がある。まさに「ヴァーチャルアイドル」だ。
「ニコニコ動画」に高画質版あり↓。
「ヴァーチャルアイドル」の先駆けと言えるのは、1980年代のアニメ「メガゾーン23」の「時祭イブ」かもしれない。この時は「架空の話の絵空事」という感覚でしか捉えていなかったけど、それがこの時から20年以上経った現在、現実世界で「時祭イブ」のコンセプトを持つ「ヴァーチャルアイドル」が現れた。「初音ミク」は「時祭イブ」の正統な後継者かもしれない。
人為的に作られた映像のみの存在が、その歌声で人々を魅了するわけだからね。しかも「初音ミク」はネットとはいえ現実世界で。ビバ!21世紀!(^^;)。
他の「ヴァーチャルアイドル」と言えば、1996年にホリプロの現社長が作った「伊達杏子 DK-96」があった。
当時、ホリプロが発表した「世界初のヴァーチャルアイドル」という触れ込みだった。CGで作られた映像の存在ではあるけれど、ちゃんと「芸能人」として芸能活動をしていた。雑誌の表紙になったり、ラジオ番組を持ったり(覆面声優がなりすましトークをする)、CDを出したりなどして様々なメディアに登場していた。
ホリプロにしてみれば、目新しいアイドルとして売りになるし、どんな仕事に出しても文句は言わないし、給料も必要が無いから、とても都合のいいアイドルだ(^^;)。
しかしこの「伊達杏子 DK-96」、あまり売れなかった。だってポリゴン女だったし(^^;)。芸能活動も、そこそこのアイドルがやれる程度のことしか出来ないし。芸能に疎い僕でさえも「これは売れる匂いが全くしない」と感じた。ホリプロの現社長はヲタク?趣味もたいがいにせいよと思った。「ヴァーチャルアイドル」をビジネル現実世界に投影させようというのは、ヲタク社長の道楽だと思ったからだ。
しかし2008年現在、「初音ミク」が「ヴァーチャルアイドル」として成功を収めている。もしかして「伊達杏子 DK-96」がやりたくて目指していたことってコレだったのか?。だとすれば10年も前に「ヴァーチャルアイドル」を世に売り出そうとしたホリプロ現社長は先見の明があったということか?結果、早過ぎたけど(^^;)。
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