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今回は厳密にいうと「金町」ではない。
地元八潮市と金町を結ぶバス路線の中間あたり、葛飾区水元にそれはある。
都内有数の大きな公園の一つ「水元公園」の北側入り口付近に写真の橋はある。この橋の名は「閘門橋」、「こうもんばし」と読む。「こうもん」といっても水戸~だったりアスホールのわけではない。川の水が出入りする量を調節する役目を果たすものを「閘門」と呼ぶらしい。昔この地域はよく川が氾濫するところだったので、水の量をコントロールするためにこの橋は造られたらしい。
この「閘門橋」が造られたのは明治43年(西暦1910年)。今年で、造られて98年になる。あと2年で100年になる。98年前がどんな時代だったかピンとこない人もいると思うが、この橋が作られた4年後に第1次世界大戦(西暦1914年)が勃発したと考えると、その歴史の重さが判るというものだ。
この橋は都内で唯一現存する「アーチ型煉瓦橋」らしい。この近くには以前、大きな煉瓦工場があり(太平洋戦争時、空襲で消失したらしい)、そこからふんだんに煉瓦を使ったとか。
以前はこの橋の上をバスが通っていたが、橋の保全のため隣の葛三橋の方に車道を移して、現在は歩行者と自転車のみが通れるようになった。
歩道部分は平成に入ってから補修されで現在の形になっているが、その下の煉瓦部分は当時のままで残されている。
「閘門橋」の欄干(?)には、水門を調節している人の像が建っている。昔の人の様子がよくわかる。
ウチから金町までの道のりの途中でこんな歴史的建造物があるなんて、通るたびにワクワクする(^^;)。
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