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今日は編集部に原稿を届けに行ってきた。
今回の原稿は「軍事モノ」で、5つのエピソードを5人の漫画家で受け持って描いていくというものだった。
僕が原稿を届けた時点で、すでに2人の漫画家が原稿を上げていた。担当編集者から2人の原稿のコピーを見せてもらった。内容が内容だけに2人とも絵の密度が濃かった。それでも原稿が早く上がったのは、トーン処理が「デジタル仕上げ」だったためだ。僕のようにトーン貼りだけで1週間近く費やしてしまった事を考えると、この差は大きい。手間とコストを考えると、僕も「デジタル仕上げ」導入を早めなければならないかもしれない。
ともかく、仕事が終わった。これで心置きなく寝る事が出来る(^^;)。
疲れた心と体を癒すために、自分にこんな曲を贈りたい↓。
これは僕が好きな70年代フォークソングの名曲(歌は69年?)で、最近では「クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」の挿入歌としても認知度が高い。
心と体が疲れている時は、ホントにこの曲が沁みる。まさに「癒し」の名曲だ。
おまけ↑
「クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」より。
実際の映画ではセリフが重なっていて、「田んぼのあぜ道」場面は「夕暮れの街」とは別シーンだ。You Tubeのこの動画は、ミュージックビデオ調に映像を再編集したものと思われる。
しかし、この映像にこの歌、昭和40年代生まれの僕にとってはまさに「原風景」に訴えるものだ。
2月末に原稿を終えるはずだったのが、ここまでブッチ切ってしまった。先方は待ってくれてはいたが、それでもこちらが「この頃に終わる」と言った上でブッチ切っているからバツが悪い。しかも遅れた理由の殆どが「トーン貼り」の手間だというのが、自分でも嫌になる。
昨年末に東京から引き上げ、地元で仕事をするようにしたのも、仕事をする体制をイチから整え「ノー徹夜、締め切り厳守」をモットーに生活に余裕を持たせたスケジューリングで進めていきたかったからだ。
しかし、いくら引越しの手間取りがあり、荷降ろし途中のままで仕事に入ったとはいえ、転居1発目の仕事がモットーと真逆の結果に終わってしまった。これはもう1度仕事環境の整備を見直さなければならない。
ペン入れ作業よりも仕上げの「トーン貼り」で時間を取られているので、これは本格的に「デジタル仕上げ」を導入しなければならないかもしれない。
しかし凹むよなぁ・・・(T_T)。
仕事で修羅場になると、目がショボショボしてくる。体力も気力も充実しているので眠いのとは少し違う。目だけに疲労が溜まっている感じだ。
僕の瞼は「奥二重」だが、目に疲れが溜まると奥に隠れている瞼が踏ん張りが効かなくなって前に出てきて完全な「二重」になる(^^;)。
二重になると目が大きく見えるためか、顔の印象が変わってくる。表情の印象が強くなるのだ。世の女性達がこぞって二重瞼にしたがるのも何だか判る気がした。
女性で二重瞼にしたいのなら、整形などするよりもハードスケジュールで漫画を描いていれば短期間で「二重瞼」になるよ。「埋没法」よりもお手軽で費用もかからずにね。代償として肌が荒れるかもしれないけど(^^;)。
僕も今、目に疲労が溜まっているので二重瞼になりやすくなっている。仕事が忙しい中でもこういう面白味があると気が紛れる。
ただ今回の場合は、時々、瞼が「三重」になる事がある。これは面白がっている場合じゃないのかな・・・(^^;)。
僕が今抱えている仕事の1つに「クラシック名作洋画の漫画版」がある。これは映画丸々1本を128ページ漫画単行本にするというものだ。僕は、とある「名作」を担当している。
その第1章32ページ分のネームを先日、2月4日午前3時に書き終えた。この日はそう、「コミティア79」の日だ(^^;)。僕は「売り手」として参加するため、朝早いうちに会場入りをしなければならなかった。数時間だけ睡眠を摂り、時間に間に合うように会場に出かけた。
夜、コミティアを無事に終え帰宅。ネームは鉛筆線なので、コピーをとり線を濃くして編集部にファックスを送った。
明けて今日、昼に編集部から電話が来た。ネームのチェックだった。ネーム後半、15ページ以降がコマでキツキツで読みづらいので内容が判りにくいため、セリフ、コマ共に整理が必要との事だった。
確かに後半は複雑な会話劇になるため、セリフが多くなる。しかも伏線になるセリフも多いために削ぎ落とす事も難しい。しかもこのあたりのシーンを書いていた時は夜中を回っていたので、頭の中も整理がついていなかったようだ(^^;)。
編集部の指摘を受けてネームを読み直した。今回は睡眠を充分に摂っていたので、問題点が理解できた。
映画は「第二次世界大戦」が舞台で、制作もその頃のものだ。当然、「戦争」というものが当時の「一般常識」であるという「前提」で描かれている。戦時下での状況説明が省かれている事が多いのだ。
そこが戦後60余年、しかも日本人に判るようにするには、その「戦時下の状況」を詳しく描写しなければならない。例えば、「ナチスドイツはフランスを侵略、占領下に置いた」という事実だ。日本人の中には「フランス人もドイツ人も同じ外人じゃん」という意識を持つ人が多いと思われる。そういう場合には「フランス人がドイツを憎む理由」が判ってもらいにくい。
映画は「戦時中製作」の物なので「フランス人がドイツを憎むのは当たり前じゃん!」という目線描かれているため、その説明は最小限でしかない。漫画で、しかも日本人の読者に理解してもらうためには、そこの状況説明を強調しなければならない。そうしないと、キャラクター同士の相関関係と心情が理解してもらえないのだ(^^;)。
読者を惹き込むためには「読ませる工夫」が必要なのは判ってはいたが、洋モノでしかも歴史モノとなると更なる工夫が必要になるのが身に沁みて判った(^^;)。
仕事が重なって、てんやわんやだ(^^;)。
納期の早いものから順々にこなしていかないとね(^^;)。
現在、仮想戦争モノのシナリオを元に漫画にする仕事にかかっている。 |
日頃お世話になっている出版社の新年会に出かける。
八潮駅からつくばエクスプレスに乗って出かけたが、目的地の「京橋駅」まで30分ほどで着いてしまったのにはビックリ!。昨年までは僕は都内に住んでいたが、その時はそこから電車でいくのに1時間はゆうにかかっていた。引っ越したのは正解だったかもしれない。
新年会には、その出版社にお世話になっている漫画家、ライター、その他業界関係者が多く集まっていた。僕はライターの人が書いたシナリオを漫画におこす仕事をしているので、こういう席で初めてライターの人と顔を合わすことが多い。「ああ、あの話を書いたのは、こういう人だったのか」とここで初めて作品と筆者の顔が一致する訳だ。想像していた顔の似ていたら「成る程!」と思うし、違っていてもそのギャップを楽しむ事が出来てとても興味深い。
参加している漫画家の中には「作品は知っているけど顔は知らない」人もいる。それが判明するのが、こういう席のいいところだ。
同じ業界の人の意見は聞いていてなかなか興味深い。普段引き篭もってする仕事なので、こういう時に出ていけるのはとても楽しい。
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