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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 昨日は、「ほんこーん」「letter song」を紹介した。
 元々は音楽作成ソフト「初音ミク」で作られた機械合成の歌だったが、この歌を「ほんこーん」が歌うことによって情感溢れる素晴らしい曲に仕上がった。しかも「ほんこーん」は香港人とは思えないほど綺麗な日本語を話す。それによってこの歌の歌詞の吟味された美しさが際立ち、切ない「物語」を紡ぎ出す構成力が素晴らしいことが判る。

 「ほんこーん」が歌う、もう一つの「初音ミクオリジナル」カバー曲に「夕日坂」がある。下の動画を観てもらうと判るが、「letter song」と同じ女子高生が登場している。
 これは、2つの動画の作者&作曲者が同じということだ。しかも「letter song」は「夕日坂」を作った余韻で作られたものらしい。



 同じ作者(作曲者)による2つの曲を、どちらとも「ほんこーん」がカバーしているのが興味深い。「ほんこーん」の美しい言葉使いで、「letter song」も「夕日坂」も、歌詞がものすごくこだわって作られているのがわかる。
情感や情景描写が最小限の選ばれた言葉で語られ、しかも言葉のチョイスが絶妙。歌詞から物語が頭に浮かぶ。
 最近のプロ、特に20代の連中の作る歌からは、物語が頭に浮かばない。それは歌詞が陳腐だからだ。しかもどのアーチストの歌も似たりよったり。噂では、「受けるフレーズ」を歌詞に盛り込むと売れるというのがあるらしい。それならどの曲も似たようなのばっかりなのも頷ける。以前、知人が「”君に出逢えた奇跡”なんて安易に使ってんじゃねーよ!」と言っていたが、僕も同感だ(^^;)。

 その点、アマチュアは曲作りに対する規制が無いので、歌を自分の思うように作ることが出来る。自分の好きなように歌詞を書くことが出来る。だから今ではプロよりもアマチュアの作った歌の方がクオリティが高いし魅力的だ。
 ニコニコ動画の「初音ミク」タグには、様々なアマチュア作の楽曲が投稿されている。そのどれもがクオリティが高い。その投稿作をカバーする歌い手が出てくることによって、、曲に新たな命が吹き込まれる。
 歌い手の中では「ほんこーん」がレベルが高い。そこらのプロが裸足で逃げ出しそうなくらいメチャメチャ歌が上手い。プロも見習えと言いたくなってくる。

 「ほんこーん」はどんな女の子なのか?ここに「ほんこーん」本人が映っている動画がある。レコーディングスタジオで「letter song」を練習している。この声で「ほんこーん」だと判る。エフェクトも無しで地声がこんなに綺麗なのがすごい(動画サイズが大きかったのでブログに貼れなかった)↓。
http://www.youtube.com/watch?v=LgDEQWa5F_Y&feature=related 

  「ほんこーん」は今春から日本に留学している。どこかで「ほんこーん」を生で見られる機会がないものかな(^^;)。
 
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