徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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前回の、宮崎駿監督作「崖の上のポニョ」についての考察の続きです。
2・嵐の日の夜、5歳児の宗介とポニョを崖の上の家に残して、
1人車で「ひまわりの家」の安否確認に出かけてしまった。
についての検証。セリフはDVDから引用。
*リサの行動を検証するために、少し前のシーンからの説明になります。
ドックを直撃した高波から逃れ、
リサの車は崖の上の我が家を目指して
猛スピードで走る。
車の後を追うように魚の形をした高波が
迫ってくる。
宗介、波の上を走る女の子(ポニョ)を見つける。
ポニョ、リサの車を発見して指を差す。
*実はこの直後に激しく降っていた雨が止む。
ポニョがリサの車を追いやすくするために
気象をコントロールしたのか?、それとも
単にアクションを見せやすくするための演出か?。
車はなんとか崖の上の家に到着。
家のすぐ下ギリギリのところまで上がって
きた波の中から女の子(ポニョ)が現れる。
その途端、荒々しかった波がスーッと静かに引いていく。
*ポニョが波をコントロールしているという描写。
女の子(ポニョ)、走って宗介に飛びつく。
宗介、この女の子がポニョだと気付く。
宗介「リサ!ポニョが女の子になって戻ってきた!」
リサ、状況を把握しきれず困惑する。
その途端、波が高く激しく上がる
波の上にがポニョの妹達がいて、
夕日を浴びて光輝く。まるでポニョが
宗介に逢えたことを祝福するかのように。
ポニョ「宗介のとこ、来たーっ!」
リサ、ハッとする。
*リサはこの一連の不思議な現象の原因がポニョだということに気付く。
宗介とポニョを両脇に抱えて家に入る。
リサ、宗介とポニョを下ろし、語りかける。
リサ「いい?宗介とポニョ、どんなに不思議で、嬉しくて、
驚いてても、今は落ち着くの。いい?」
*これはリサがこの現状を受け入れるために自分に言い聞かせている
こともあるけれど、不思議なことが起きているからこそ、宗介とポニョに
浮かれずに現状に対処するようにと、「母親」としての顔を見せるためでもある。
リサ、非常灯をポニョに渡す。
*停電で照明が点かないことの説明。
リサ、キッチンの懐中電灯を点け照明代わりにする。
ラジオのスイッチを入れるが、ノイズだらけで受信しない。
*一切の情報が外部から入ってこないという説明。
リサ「よーし、それじゃお茶にしようか!」
水道の確認、ガスの点火をイベントのように楽しむ。
3人で蜂蜜入りミルクティーを飲んで一息つく。
リサ「では、ごはんを食べましょう。でもその前に発電機を回さなきゃね」
宗介「電気を起こして耕一と通信するんだよ。耕一は僕のお父さんだよ」
*崖の上の家には非常用の発電機と無線機があるという説明。
物置部屋、発電機がある。
リサ、発電機のエンジンをかけるが、ガソリンが詰まっているらしく
エンジンがかからない。
そこでポニョは魔法でガソリン詰まりを取り除き、エンジンがかかる
ようになった。
*ポニョは魔法を使えるという具体的な説明
発電機が作動したおかげで部屋の照明が点く。
家の外、波はまだ高いが星空になっている。
リサ、無線用のアンテナを野外に設置する。
宗介、海のほうを見る。
宗介「リサ・・・みんな沈没しちゃったのかな・・・」
リサ「灯りが一つも無いね・・・」
*これは、後でリサが宗介に言う「灯りをともすことの大事さ」の
伏線になっている。灯りは生存確認の印であり、絶望的な
状況下においては希望の印となるからだ。
リサ、宗介、ポニョは家の中に戻る。
リサ、無線機をチューニングするが、ノイズだらけで
通信が傍受できない。(ラジオで確認済み)
宗介「・・・通じない?」
リサ「電波という電波がダメみたいね・・・」
リサ「こちらはJA4LL、JA4LL、耕一、聞こえますかー?
こちらはリサと宗介とポニョです。みんな元気ですよー!」
宗介「これからごはんを食べるよー!」
ポニョ「ハムーッ!」
(実はこの「ハム」、ポニョの大好物というだけでなく、
アマチュア無線家を指す「ハム」にもかかった駄洒落。
リサがちゃんとコールサインを言っているのがスゴイ。でも
宮崎監督、こんなの40代以上じゃないとわかんねーよ!)
*崖の上の家には無線機があり、通信シーンがあることで無線局として
使えることを説明。
夕飯としてチキンラーメンを食べる。
ポニョ、食事の途中で眠くなりゴロンと寝てしまう。
リサ、ポニョをソファーに寝かせる。
夜の海。波が静まり水面が平らになっている
リサと宗介、窓から海の様子を見ている。
リサ「宗介見て、波が静まってる」
宗介「ポニョが寝たからかな」
*ポニョと波との因果関係を強調説明。
リサ「宗介、あそこ」
リサが見ている先を宗介も見る
向こう岸にチカチカと小さい光が見える。
リサ「動いてる、誰かあそこにいるんだわ」
宗介「ヨシエさん達かな」
光が消える。
宗介「消えちゃったね」
リサ「山の上の道だわ」
リサ、部屋から家の外に出て海の様子を見にいく。
リサ「宗介はポニョのとこにいて」
*僕は最初このセリフは、「宗介、ポニョを守れ」という意味だと思ったが、
よく考えてみると、「魔法を持つポニョの側にいたほうが宗介は安全」という
意味にも取れないかと思った。
リサ、家の前の道路を見る。
道路にかかっていた波が引いている。
リサ「今なら通れそう。山を廻れば行けるかもしれない」
リサ、家に戻り宗介に話す。
リサ「宗介、私ひまわりへ行ってくる」
宗介「僕も行く!」
リサ、宗介の肩を抱く。
リサ「宗介はポニョとここにいて」
リサ、ひまわりの人達用の食事を用意する。
宗介「やっぱり僕も行く!ポニョも連れていけばいいんだもん!
リサと行く!」
リサ、宗介の目線にしゃがみこむ。
リサ「宗介ねぇ、今この家は、嵐の中の灯台なの。
真っ暗な中にいる人は、みんなこの光に
励まされているわ。
だから誰かがいなきゃだめ」
*これはリサの「船乗りの妻」としての意見。
崖の上の家が立地的に「灯台」になることがわかっている。
崖の上の家の灯りは停電の中の人達への励ましに
なるだけでなく、沖に出ている船乗りのための目印にもなる。
リサ「不思議なことがいっぱい起こっているけど、
今は何故なのかはわからない。
でもそのうちわかるでしょ。
今は、ひまわりの人達が心配なの」
*これはリサの「ひまわりの家の介護士」としての意見。
ひまわりの家の老人を守るのもリサの役目。
ポニョと波に因果関係があるなら、ポニョが眠っているうちは
波の心配は無いと考える。
リサ「宗介がここを守ってくれてたほうが、リサの力が出るの。
大丈夫、絶対戻ってくるから」
*リサが宗介を家に残していく理由は2つある。
1つめは、宗介なら5歳児といえども灯台守の役目を果たせられると
考えたため。
宗介は無線機と信号灯が扱える。緊急の無線や船舶からの信号灯の
連絡に対処しなければいけないので、家には誰かいなければならない。
2つめは、崖の上の家が立地的に「安全地帯」であり、さらにポニョが
家にいることで「宗介にとっての絶対的な安全地帯」になるため。
リサがもし宗介とポニョを連れてひまわりの家に向かった場合、灯り
一つ無い暗がりの中、老人達を探さなければならない。また運良く
老人達を見つけられたとしても、避難作業に追われて宗介に目をかけて
いられなくなるだろう。また、家を留守にすることで耕一と連絡が取れなく
なるので、リサも仕事に身を入れることが難しくなると思われる。
なお、ポニョがいることが「絶対的な安全地帯」になるというのは、
このあとのシーンでフジモトが崖の上の家を覗こうとしたときに、
ポニョが張った「結界」で入れなかったことで判明する。
また、翌朝になって宗介とポニョが家を離れて船でリサの捜索に
出てしまうのは、夜が明けてしまえば灯台として灯りの目印に
なる必要はなくなり、船舶も航行に支障をきたさなくなるためと
思われる。
宗介「絶対・・・?」
リサ「絶ー対!」
宗介「絶対だよ」
リサ「宗介、大好き!」
リサ、宗介をギュッと抱きしめる。
*宗介とポニョを家に残すことは、灯台守としての役目を果たせることになり、
宗介の安全は「絶対的な安全地帯」で完全に保障されるため、リサも
安心してひまわりの家に向かうことができ、救助作業に集中することが
できる。
リサは、宗介とポニョを何の考えも無しに家に残し、自分の都合でひまわりの
家に向かった訳ではない。
リサのセリフを見てわかるように、リサは宗介の安全を第一に考え、
この不思議な状況下で冷静に対処し、その上で自分ができるベストの行動を
考えている。またこれは、リサが宗介のことを信頼しているからこそできる
ことでもある。
これは子供を家に置き去りにして車で出ていってしまう無責任な母親の行動
では決してない・・・・・と僕は思うけど、どうだろうか?(^^;)。
今回の検証は、漫画家仲間3人の批判的意見に反論して論破するためにした訳ではない。
僕が感じた疑問点を再確認するために行っただけのことだ。
検証した内容は、僕の主観が多少入ってはいるものの、それほどズレた解釈ではない・・・・・と思いたい(^^;)。
それに今回検証して思ったけど、ストーリーを人に伝えるということは、様々な工夫が必要であり、とても難しいことなんだな・・・・・(^^;)。
2・嵐の日の夜、5歳児の宗介とポニョを崖の上の家に残して、
1人車で「ひまわりの家」の安否確認に出かけてしまった。
についての検証。セリフはDVDから引用。
*リサの行動を検証するために、少し前のシーンからの説明になります。
ドックを直撃した高波から逃れ、
リサの車は崖の上の我が家を目指して
猛スピードで走る。
車の後を追うように魚の形をした高波が
迫ってくる。
宗介、波の上を走る女の子(ポニョ)を見つける。
ポニョ、リサの車を発見して指を差す。
*実はこの直後に激しく降っていた雨が止む。
ポニョがリサの車を追いやすくするために
気象をコントロールしたのか?、それとも
単にアクションを見せやすくするための演出か?。
車はなんとか崖の上の家に到着。
家のすぐ下ギリギリのところまで上がって
きた波の中から女の子(ポニョ)が現れる。
その途端、荒々しかった波がスーッと静かに引いていく。
*ポニョが波をコントロールしているという描写。
女の子(ポニョ)、走って宗介に飛びつく。
宗介、この女の子がポニョだと気付く。
宗介「リサ!ポニョが女の子になって戻ってきた!」
リサ、状況を把握しきれず困惑する。
その途端、波が高く激しく上がる
波の上にがポニョの妹達がいて、
夕日を浴びて光輝く。まるでポニョが
宗介に逢えたことを祝福するかのように。
ポニョ「宗介のとこ、来たーっ!」
リサ、ハッとする。
*リサはこの一連の不思議な現象の原因がポニョだということに気付く。
宗介とポニョを両脇に抱えて家に入る。
リサ、宗介とポニョを下ろし、語りかける。
リサ「いい?宗介とポニョ、どんなに不思議で、嬉しくて、
驚いてても、今は落ち着くの。いい?」
*これはリサがこの現状を受け入れるために自分に言い聞かせている
こともあるけれど、不思議なことが起きているからこそ、宗介とポニョに
浮かれずに現状に対処するようにと、「母親」としての顔を見せるためでもある。
リサ、非常灯をポニョに渡す。
*停電で照明が点かないことの説明。
リサ、キッチンの懐中電灯を点け照明代わりにする。
ラジオのスイッチを入れるが、ノイズだらけで受信しない。
*一切の情報が外部から入ってこないという説明。
リサ「よーし、それじゃお茶にしようか!」
水道の確認、ガスの点火をイベントのように楽しむ。
3人で蜂蜜入りミルクティーを飲んで一息つく。
リサ「では、ごはんを食べましょう。でもその前に発電機を回さなきゃね」
宗介「電気を起こして耕一と通信するんだよ。耕一は僕のお父さんだよ」
*崖の上の家には非常用の発電機と無線機があるという説明。
物置部屋、発電機がある。
リサ、発電機のエンジンをかけるが、ガソリンが詰まっているらしく
エンジンがかからない。
そこでポニョは魔法でガソリン詰まりを取り除き、エンジンがかかる
ようになった。
*ポニョは魔法を使えるという具体的な説明
発電機が作動したおかげで部屋の照明が点く。
家の外、波はまだ高いが星空になっている。
リサ、無線用のアンテナを野外に設置する。
宗介、海のほうを見る。
宗介「リサ・・・みんな沈没しちゃったのかな・・・」
リサ「灯りが一つも無いね・・・」
*これは、後でリサが宗介に言う「灯りをともすことの大事さ」の
伏線になっている。灯りは生存確認の印であり、絶望的な
状況下においては希望の印となるからだ。
リサ、宗介、ポニョは家の中に戻る。
リサ、無線機をチューニングするが、ノイズだらけで
通信が傍受できない。(ラジオで確認済み)
宗介「・・・通じない?」
リサ「電波という電波がダメみたいね・・・」
リサ「こちらはJA4LL、JA4LL、耕一、聞こえますかー?
こちらはリサと宗介とポニョです。みんな元気ですよー!」
宗介「これからごはんを食べるよー!」
ポニョ「ハムーッ!」
(実はこの「ハム」、ポニョの大好物というだけでなく、
アマチュア無線家を指す「ハム」にもかかった駄洒落。
リサがちゃんとコールサインを言っているのがスゴイ。でも
宮崎監督、こんなの40代以上じゃないとわかんねーよ!)
*崖の上の家には無線機があり、通信シーンがあることで無線局として
使えることを説明。
夕飯としてチキンラーメンを食べる。
ポニョ、食事の途中で眠くなりゴロンと寝てしまう。
リサ、ポニョをソファーに寝かせる。
夜の海。波が静まり水面が平らになっている
リサと宗介、窓から海の様子を見ている。
リサ「宗介見て、波が静まってる」
宗介「ポニョが寝たからかな」
*ポニョと波との因果関係を強調説明。
リサ「宗介、あそこ」
リサが見ている先を宗介も見る
向こう岸にチカチカと小さい光が見える。
リサ「動いてる、誰かあそこにいるんだわ」
宗介「ヨシエさん達かな」
光が消える。
宗介「消えちゃったね」
リサ「山の上の道だわ」
リサ、部屋から家の外に出て海の様子を見にいく。
リサ「宗介はポニョのとこにいて」
*僕は最初このセリフは、「宗介、ポニョを守れ」という意味だと思ったが、
よく考えてみると、「魔法を持つポニョの側にいたほうが宗介は安全」という
意味にも取れないかと思った。
リサ、家の前の道路を見る。
道路にかかっていた波が引いている。
リサ「今なら通れそう。山を廻れば行けるかもしれない」
リサ、家に戻り宗介に話す。
リサ「宗介、私ひまわりへ行ってくる」
宗介「僕も行く!」
リサ、宗介の肩を抱く。
リサ「宗介はポニョとここにいて」
リサ、ひまわりの人達用の食事を用意する。
宗介「やっぱり僕も行く!ポニョも連れていけばいいんだもん!
リサと行く!」
リサ、宗介の目線にしゃがみこむ。
リサ「宗介ねぇ、今この家は、嵐の中の灯台なの。
真っ暗な中にいる人は、みんなこの光に
励まされているわ。
だから誰かがいなきゃだめ」
*これはリサの「船乗りの妻」としての意見。
崖の上の家が立地的に「灯台」になることがわかっている。
崖の上の家の灯りは停電の中の人達への励ましに
なるだけでなく、沖に出ている船乗りのための目印にもなる。
リサ「不思議なことがいっぱい起こっているけど、
今は何故なのかはわからない。
でもそのうちわかるでしょ。
今は、ひまわりの人達が心配なの」
*これはリサの「ひまわりの家の介護士」としての意見。
ひまわりの家の老人を守るのもリサの役目。
ポニョと波に因果関係があるなら、ポニョが眠っているうちは
波の心配は無いと考える。
リサ「宗介がここを守ってくれてたほうが、リサの力が出るの。
大丈夫、絶対戻ってくるから」
*リサが宗介を家に残していく理由は2つある。
1つめは、宗介なら5歳児といえども灯台守の役目を果たせられると
考えたため。
宗介は無線機と信号灯が扱える。緊急の無線や船舶からの信号灯の
連絡に対処しなければいけないので、家には誰かいなければならない。
2つめは、崖の上の家が立地的に「安全地帯」であり、さらにポニョが
家にいることで「宗介にとっての絶対的な安全地帯」になるため。
リサがもし宗介とポニョを連れてひまわりの家に向かった場合、灯り
一つ無い暗がりの中、老人達を探さなければならない。また運良く
老人達を見つけられたとしても、避難作業に追われて宗介に目をかけて
いられなくなるだろう。また、家を留守にすることで耕一と連絡が取れなく
なるので、リサも仕事に身を入れることが難しくなると思われる。
なお、ポニョがいることが「絶対的な安全地帯」になるというのは、
このあとのシーンでフジモトが崖の上の家を覗こうとしたときに、
ポニョが張った「結界」で入れなかったことで判明する。
また、翌朝になって宗介とポニョが家を離れて船でリサの捜索に
出てしまうのは、夜が明けてしまえば灯台として灯りの目印に
なる必要はなくなり、船舶も航行に支障をきたさなくなるためと
思われる。
宗介「絶対・・・?」
リサ「絶ー対!」
宗介「絶対だよ」
リサ「宗介、大好き!」
リサ、宗介をギュッと抱きしめる。
*宗介とポニョを家に残すことは、灯台守としての役目を果たせることになり、
宗介の安全は「絶対的な安全地帯」で完全に保障されるため、リサも
安心してひまわりの家に向かうことができ、救助作業に集中することが
できる。
リサは、宗介とポニョを何の考えも無しに家に残し、自分の都合でひまわりの
家に向かった訳ではない。
リサのセリフを見てわかるように、リサは宗介の安全を第一に考え、
この不思議な状況下で冷静に対処し、その上で自分ができるベストの行動を
考えている。またこれは、リサが宗介のことを信頼しているからこそできる
ことでもある。
これは子供を家に置き去りにして車で出ていってしまう無責任な母親の行動
では決してない・・・・・と僕は思うけど、どうだろうか?(^^;)。
今回の検証は、漫画家仲間3人の批判的意見に反論して論破するためにした訳ではない。
僕が感じた疑問点を再確認するために行っただけのことだ。
検証した内容は、僕の主観が多少入ってはいるものの、それほどズレた解釈ではない・・・・・と思いたい(^^;)。
それに今回検証して思ったけど、ストーリーを人に伝えるということは、様々な工夫が必要であり、とても難しいことなんだな・・・・・(^^;)。
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遅くなりましたがあけましておめでとうございます
遅くなりましたがあけましておめでとうございます。
私もうちの子を連れてボストンのダウンタウンにある映画館でポニョが公開されたときにみにいきました。件の箇所ですが、私も7歳児の親として、あれ、って思いましたが、結局はフィクションですので、道徳(?)的な批評はちょっと難しいのではないかと今では思います。
私は19歳ぐらいから10数年どちらかといえば、アニメからはとうざかっており、フィクションに関しては昔でいう硬派の文学をおもに読んでおりました(八潮高校新聞同好会ですので)が、それはちょっとアニメと違ったものげあります。うまく説明できませんが。
ただ、ある程度の観客による評価におけるリスクを考慮した上での表現というのは、必要であり、また先生のおっしゃるとうり、むずかしいものだと、自分の私見でありますが、おもいます。
ところで、アメリカ人の友達にすすめられて、湯浅政明さんのカイバというアニメをごく最近みまして、とてもよっかたです。記憶についての物語だとおもうのですが、なんかすべてのキャラクターが、どっかでみたことがあるようなものばかりで、とてもおどろきました。先生はどうおもわれますか?
私もうちの子を連れてボストンのダウンタウンにある映画館でポニョが公開されたときにみにいきました。件の箇所ですが、私も7歳児の親として、あれ、って思いましたが、結局はフィクションですので、道徳(?)的な批評はちょっと難しいのではないかと今では思います。
私は19歳ぐらいから10数年どちらかといえば、アニメからはとうざかっており、フィクションに関しては昔でいう硬派の文学をおもに読んでおりました(八潮高校新聞同好会ですので)が、それはちょっとアニメと違ったものげあります。うまく説明できませんが。
ただ、ある程度の観客による評価におけるリスクを考慮した上での表現というのは、必要であり、また先生のおっしゃるとうり、むずかしいものだと、自分の私見でありますが、おもいます。
ところで、アメリカ人の友達にすすめられて、湯浅政明さんのカイバというアニメをごく最近みまして、とてもよっかたです。記憶についての物語だとおもうのですが、なんかすべてのキャラクターが、どっかでみたことがあるようなものばかりで、とてもおどろきました。先生はどうおもわれますか?
無題
いちさん、明けましておめでとうございます。
フィクションとはいえ、観客にわかってもらうのは難しいですね。
船のドックに津波が襲いかかるシーンでは、それをかわすリサのドライビングテクニックが見所ではありますが、津波が来る前に「車に子供が同乗しているのに、しなくてもいい無茶をする」という印象を観客に与えてしまったのが、フィクションとはいえ許しがたく思えてしまうんでしょうね。
リサが宗介とポニョを家に残して車で出かけてしまうシーンも、その理由が段階を追って描写されているにもかかわらず、「子供を家に残して車で出かける」のが絵的にショッキングなので、そこだけに目を奪われてしまって、あれはどういうことなんだ!という意見が出るのだと思います。
フィクションの難しいところは、リサが津波をハデなドライビングテクニックで避けていくところは、「運転が乱暴だ」などと文句を言う人はいないでしょうが、子供を家に残して車で出かけてしまうのは「けしからん」という人が出てくるところでしょうね。
リサのドライビングテクニックは「非日常」描写なのでフィクションと割り切れるのでしょうが、子供を家に残して車で出かけるのは「日常」描写のシーンなのでフィクションと割り切れないのだと思います。
湯浅政明さんの「カイバ」ですか。未見です。
DVDは出ているのでしょうか?出ていれば観ようと思います。
フィクションとはいえ、観客にわかってもらうのは難しいですね。
船のドックに津波が襲いかかるシーンでは、それをかわすリサのドライビングテクニックが見所ではありますが、津波が来る前に「車に子供が同乗しているのに、しなくてもいい無茶をする」という印象を観客に与えてしまったのが、フィクションとはいえ許しがたく思えてしまうんでしょうね。
リサが宗介とポニョを家に残して車で出かけてしまうシーンも、その理由が段階を追って描写されているにもかかわらず、「子供を家に残して車で出かける」のが絵的にショッキングなので、そこだけに目を奪われてしまって、あれはどういうことなんだ!という意見が出るのだと思います。
フィクションの難しいところは、リサが津波をハデなドライビングテクニックで避けていくところは、「運転が乱暴だ」などと文句を言う人はいないでしょうが、子供を家に残して車で出かけてしまうのは「けしからん」という人が出てくるところでしょうね。
リサのドライビングテクニックは「非日常」描写なのでフィクションと割り切れるのでしょうが、子供を家に残して車で出かけるのは「日常」描写のシーンなのでフィクションと割り切れないのだと思います。
湯浅政明さんの「カイバ」ですか。未見です。
DVDは出ているのでしょうか?出ていれば観ようと思います。
カイバ DVD
アマゾンジャパンでは売っているようですが結構たかいですね。
そういえば、うちの近所では、貸しビデオ屋さんていうのがほぼ消滅してしまいました。知っているのでは老舗が一軒しかやっていません。うちではアマゾンで配信しているのをみています。有料または無料です。
そういえば、うちの近所では、貸しビデオ屋さんていうのがほぼ消滅してしまいました。知っているのでは老舗が一軒しかやっていません。うちではアマゾンで配信しているのをみています。有料または無料です。
ハム
ハムで思い出したのですが、むかしBCLという海外短波(あるいは中波)放送を聴取して報告書をおくるとベリカードというのが送られてくるっていう趣味がありませんでしたか?ハムが何らかの理由でできないひととか、ああるいはBCLのほうに興味があるひとがやっていたのではないかとおもいます。
私は乱数放送というのがすきでした。
先日、日本へ行ったときに、さだまさしのCDがみつからなかったことと(ひどいのは、中年CDセクションというのが、銀座の某楽器店にありました、まあ事実ですが。。)、純文学の本をおいていない大書店があったことに大変立腹したので(こちらはゲームの攻略本ばかり)、40代以上のことを強調していこうとおもっております。
私は乱数放送というのがすきでした。
先日、日本へ行ったときに、さだまさしのCDがみつからなかったことと(ひどいのは、中年CDセクションというのが、銀座の某楽器店にありました、まあ事実ですが。。)、純文学の本をおいていない大書店があったことに大変立腹したので(こちらはゲームの攻略本ばかり)、40代以上のことを強調していこうとおもっております。
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