[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
週刊少年チャンピオンで連載されていた、中山昌亮先生のショートホラー「不安の種+(プラス)」の単行本を買った。
中山昌亮先生は数年前、週刊モーニングで「オフィス北極星」を連載されていて、そのあともビッグコミックオリジナルで「PS羅生門」も描かれていた。そういう作品を描く人が、まさかこんなホラー漫画を描くなんて・・・(^^;)。
元々、チャンピオンREDで「不安の種」が連載されていたが、週刊少年チャンピオンに移籍して装いも新たに「不安の種+(プラス)」として新シリーズが始まった。
1話2~5ページぐらいのショートホラー漫画。日常の隙間に突如現れる「非日常」、そこに存在する異形の者達、それらが人間に直接危害を加えている描写はあまり見られない。異形の者達はただそこに存在し、人間の様子をうかがっている。マークされている人間は、理屈抜きの恐怖に襲われる。映画「呪怨」の恐怖と通ずるものがある。まさにジャパニーズ・ホラーだ。
しかも異形の者達のデザインがまた、トラウマになりそうな気持ち悪さでとても良い!。それが表紙にもよく表われている。写真左上の1巻の表紙、この異形の者は「オチョナンさん」という。家の中のどこかにいて、家に子供が1人だけいる時に、その子の目の前に現れるという。なんといってもこの顔!目と口の配列が縦になっただけでこんなにも怖くなるものなのか(^^;)。
この1巻が発売されたのは1年前。これが新刊として本屋さんに陳列された時、果たして平積みされたのだろうか(^^;)?こんな表紙の漫画の平積みはちょっとキツいな(^^;)。
この本は昼間読んでもちょっとゾクッとする。これが夜になってフと漫画のことを思い出すと、メチャメチャ怖くなる。今、日記書いていても、窓の外から「オチョナンさん」が覗いているんじゃないかと思ったりしてちょっとビビる(^^;)。見事に夜にオシッコに行けなくなる。
中山昌亮先生はこれほどまでにトラウマになるような異形の者達のデザインを描いているのに、連載途中でよくも精神崩壊を起こさなかったものだ(^^;)。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |