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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 それは夜7時半ごろ、実家で起きた。
 実家で夕食を終え、長廊下の雨戸を閉めるために電気のスイッチを入れた。その瞬間、バチッという音と共に家中の電気が消えた。
 現在の長廊下の電気のスイッチは、僕が付けたのとは別の位置にある。僕が付けたのは昔使っていたスイッチで、もうここ何年も使われていなかったようだ。僕は20年間、実家から離れ東京暮らしをしていたためにそのあたりの事情をよく知らなかった。昔、実家で暮らしていた時の習慣で無意識にそのスイッチを使ってしまったのだ。
 僕が付けてしまったスイッチは何年も使われていなかったため、配線が腐っていたようだった。そこに電気が流れたためにショートしたというわけだ。電気が落ちたのでブレーカーを調べたが、ヒューズが飛んだわけではなかった。弟がブレーカーのスイッチを入れなおしたところ、ブレーカーのスイッチがバチッと火花をだした。配線そのもののショートなので素人では手に負えなかった。そこで知り合いの電気屋さんを呼ぶことになった。

 電気屋さんが来るまでの間、懐中電灯と蝋燭の炎で部屋の中を照らした。それでも明るいのは一部分だけで部屋の中は真っ暗だ。陽が落ちて時間が経っていないというのに、電気が点かないだけでこんなにも身動きがとれなくなるものかと驚いた。夜に停電になるということはこれほど恐ろしいものなんだとつくづく感じた。今までは電気が点くことが「当たり前」だと思っていたため、どれだけ恩恵を受けていたのかにホントに無自覚だった。
 夜、電気が点かない家の中はシャレにならないほど暗い!。復旧のために電気屋さんを呼んだとはいえ、こんな暗い中で配線点検や復旧工事をさせるのが何だか気の毒な気がしてきた(^^;)。

 電気屋さんに見てもらったおかげで現在は家の電気が復旧している。何気ないお茶の間に灯りがともる、この他愛も無い状況がどれだけ「文化的生活」だったのかが今になって身に沁みてわかった。「何でもないようなことが、幸せだったと思う」は正に真理だ(^^;)。
 人類がこの「文化的生活」を手に入れることが出来たのはト-マス・エジソンのおかげだ。エジソンに感謝!(^^;)。
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