徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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1985年に開催された「つくば科学万博 EXPO’85」、当時高校を卒業したばかりの僕は友人と共に、地元埼玉県八潮市から約50キロ先の万博会場まで自転車で行こうと計画していた。しかし出発数日前に僕が自転車でコケて骨折入院したため、計画が流れて結局僕は万博会場に行けず終いだった。
そして先月9月26日、僕は24年振りに万博会場までの自転車走行を決行した↓。
http://turedure.blog.shinobi.jp/Entry/979/
しかし途中で自転車のタイヤがパンク。茨城県守谷市まで来てあと10キロほどで万博会場というところであえなく撤退した。
2度の自転車走行に失敗して凹んでいた僕は、自転車走行を諦めて4年前に地元八潮市を通るように開通した「つくばエクスプレス」に乗って行くことにした。ちょうど同じ路線上に「万博記念公園駅」があるため、電車1本で楽に行ける。しかも30分ほどで到着する。これが24年前にあったなら・・・(^^;)。
という訳で電車で行ってきた(^^;)。
AM9:40、「つくばエクスプレス」八潮駅より出発。
AM10:05、利根川を越える。先月末に自転車走行した時は、この川を越えて2~3キロ程行ったところで撤退した。
AM10:12、少し行くと里山風景が見え始めた。このあたりが僕が自転車走行を撤退した場所だ。そこを今、悠然と追い越している(^^;)。
自転車走行の時に撤退した地点(^^;)。
AM10:20、「万博記念公園駅」到着。各駅停車で行ったため、40分で到着した。自転車での苦労は何だったんだという感じだ。ここまでの運賃は800円。僕が自転車でした苦労は800円にも満たないというのか・・・(T_T)。
この駅のいいところは、線路の両脇にホームがあるところ。そのために防護壁に邪魔されずに電車全体を撮影することが出来る。地元八潮駅はホームの外側に線路があるため、防護壁に遮られて電車全体を撮影することが出来ない(T_T)。
AM10:25、「万博記念公園駅」の外に出ると、岡本太郎作の像があった。この像は万博開催時に会場で展示されていたものらしいが、その後、駅前に移築したらしい。
像の側には見慣れた顔もあった。芸術は爆発だっ!(^^;)。
前もってネットで調べたところ、駅から「万博記念公園」までは徒歩で20~30分ほどかかるので、バスで行くのがいいという記事があった。これを知らなかったら徒歩で行くことになっただろうから、大変な目に遭うところだった。
岡本太郎の像がある出口の反対側にバスロータリーがある。バスに乗るためにロータリーに向かった。
AM10:30、バス乗り場に到着。時刻表を見ると、5分前にバスは出て行ってしまっていた!(T_T)。次のバスが出るのは2時間後!(T_T)。
結局、歩いて行くしかないのか・・・(T_T)。
AM10:36、「万博記念公園駅」を出ると、道標があった。「科学万博記念公園まで1.6キロ」とかかれている。確かにこの距離なら20分ぐらいはかかるだろう、しかし1.6キロと言われれば、大した距離には感じない。少し気が楽になった(^^)。
道標に従って少し行くと左側に筑波山が見えた。自転車走行の時遠くに見えていた筑波山がこんなに近くに見える。
横道に里山風景が広がっている。道標の順路から外れ寄り道することにした。
途中、鮮やかな赤い実を見つけた。「烏瓜(カラスウリ)」だ。
宮澤賢治・作「銀河鉄道の夜」では、烏瓜を繰り抜いてローソクを入れた「烏瓜のあかり」が登場する(実際はまだ実が青い時に作るらしい)。ケンタウルス祭の時に鐘楼流しのように川に流す。この時にザネリが川に落ち、ザネリを助けるために川に飛び込んだカムパネルラが命を落とす(T_T)。
なーんてメルヒェン気分に浸っていたら、その気分を吹っ飛ばすとんでもないモノを発見した!。
おいっ!!(^^;)。
人家に近いから撃つのは注意しろってことで、ハンターが普通にウロウロしているってこと?ヤバイじゃん!(^^;)。
その後、道端に何か黄色いモノが落ちているのを発見。近づいてみると、スズメバチの死骸だった!(^^;)。大きさの比較のために100円玉を置いてみた。結構デカい(^^;)。
この前TBSテレビ「飛び出せ!科学くん」でスズメバチ捕獲の特集をしていた。スズメバチに刺されるとトンデモナイことになる映像も出た(^^;)。この場にいることを直感的にマズイと思った僕は、里山を離れた(^^;)。
新たな道標を見つけた。「万博記念公園」までの道のりを半分まで来たことになる。
里山ほど深い森ではないものの、田園風景が広がる。この中をあと800メートル歩くことになる。
道路に出る。新しい道標があった。あと300メートルだ。
AM11:25、「万博記念公園」到着!。万博開催から24年、僕の願いはやっと叶った!(^^)。
広い芝生の奥にテニスコートがある。万博開催時には「ジャンボトロン」(超巨大モニター)が設置されていたらしい。
「芝生広場」。万博開催時は「ぽっかりが丘」だったらしい。
「芝生広場」の先を行くと、巨大な円形の窪みがあった。ここは「シンボル広場」、万博開催時にはここに日本政府出展の「エキスポプラザ」があったらしい。
「シンボル広場」の窪みから階段を登って、最上段の足元にプレートがあった。その先に「科学の門」があった。
足元のプレートを読むと、どうやら「科学の門」に何やら仕掛けがあるらしい。
「科学の門」にぶら下がっている球体の群れ、これが遠目から見ると「アルキメデス」の顔に見えるようだ。
「科学の門」を反対から見る。こっちからの方が球体の群れが顔っぽく見える。
「科学の門」は万博開催の後、それを記念して建てられたものらしい。門の足元には万博開催時の案内図があった。
案内図全体。
「万博記念公園」は万博開催時に「エキスポパーク」と呼ばれていた区間(赤線内)が後に記念公園になったものらしい。その広さは実は万博会場の5分の1程度にしか過ぎなかったようだ。
万博会場の広さを実感するために、僕は「万博記念公園」の外をまわってみることにした。
万博会場は現在、「筑波西部工業団地」として、いろいろな企業に分割されて施設が建てられていた。万博開催時のパビリオンはもう無いらしい。
なんだか悔しいので、パビリオンっぽい建物を見て万博気分を味わってみた(^^;)。
万博会場跡は結構広かった(^^;)。歩いた感じでは、東京ディズニーランドぐらいあるんじゃないかと思った。
「万博記念公園」に戻る。ここは「ぽっちゃん池」、ここが唯一、当時の万博会場の面影を残す場所らしい。
「ぽっちゃん池」の側にある案内板。万博開催当時のものを利用したものらしい。
案内板の文面。万博開催を記念して当時の案内板をそのまま残したものらしいが、それすらもう消されようとしている。これが24年の月日の流れというものか・・・(T_T)。
PM1:25、「万博記念公園」を後にする。24年間の僕の中のモヤモヤがこれで解消された。
またこの里山風景を通って「万博記念公園駅」に向かって帰る(^^;)。
そして先月9月26日、僕は24年振りに万博会場までの自転車走行を決行した↓。
http://turedure.blog.shinobi.jp/Entry/979/
しかし途中で自転車のタイヤがパンク。茨城県守谷市まで来てあと10キロほどで万博会場というところであえなく撤退した。
2度の自転車走行に失敗して凹んでいた僕は、自転車走行を諦めて4年前に地元八潮市を通るように開通した「つくばエクスプレス」に乗って行くことにした。ちょうど同じ路線上に「万博記念公園駅」があるため、電車1本で楽に行ける。しかも30分ほどで到着する。これが24年前にあったなら・・・(^^;)。
という訳で電車で行ってきた(^^;)。
AM9:40、「つくばエクスプレス」八潮駅より出発。
AM10:05、利根川を越える。先月末に自転車走行した時は、この川を越えて2~3キロ程行ったところで撤退した。
AM10:12、少し行くと里山風景が見え始めた。このあたりが僕が自転車走行を撤退した場所だ。そこを今、悠然と追い越している(^^;)。
自転車走行の時に撤退した地点(^^;)。
AM10:20、「万博記念公園駅」到着。各駅停車で行ったため、40分で到着した。自転車での苦労は何だったんだという感じだ。ここまでの運賃は800円。僕が自転車でした苦労は800円にも満たないというのか・・・(T_T)。
この駅のいいところは、線路の両脇にホームがあるところ。そのために防護壁に邪魔されずに電車全体を撮影することが出来る。地元八潮駅はホームの外側に線路があるため、防護壁に遮られて電車全体を撮影することが出来ない(T_T)。
AM10:25、「万博記念公園駅」の外に出ると、岡本太郎作の像があった。この像は万博開催時に会場で展示されていたものらしいが、その後、駅前に移築したらしい。
像の側には見慣れた顔もあった。芸術は爆発だっ!(^^;)。
前もってネットで調べたところ、駅から「万博記念公園」までは徒歩で20~30分ほどかかるので、バスで行くのがいいという記事があった。これを知らなかったら徒歩で行くことになっただろうから、大変な目に遭うところだった。
岡本太郎の像がある出口の反対側にバスロータリーがある。バスに乗るためにロータリーに向かった。
AM10:30、バス乗り場に到着。時刻表を見ると、5分前にバスは出て行ってしまっていた!(T_T)。次のバスが出るのは2時間後!(T_T)。
結局、歩いて行くしかないのか・・・(T_T)。
AM10:36、「万博記念公園駅」を出ると、道標があった。「科学万博記念公園まで1.6キロ」とかかれている。確かにこの距離なら20分ぐらいはかかるだろう、しかし1.6キロと言われれば、大した距離には感じない。少し気が楽になった(^^)。
道標に従って少し行くと左側に筑波山が見えた。自転車走行の時遠くに見えていた筑波山がこんなに近くに見える。
横道に里山風景が広がっている。道標の順路から外れ寄り道することにした。
途中、鮮やかな赤い実を見つけた。「烏瓜(カラスウリ)」だ。
宮澤賢治・作「銀河鉄道の夜」では、烏瓜を繰り抜いてローソクを入れた「烏瓜のあかり」が登場する(実際はまだ実が青い時に作るらしい)。ケンタウルス祭の時に鐘楼流しのように川に流す。この時にザネリが川に落ち、ザネリを助けるために川に飛び込んだカムパネルラが命を落とす(T_T)。
なーんてメルヒェン気分に浸っていたら、その気分を吹っ飛ばすとんでもないモノを発見した!。
おいっ!!(^^;)。
人家に近いから撃つのは注意しろってことで、ハンターが普通にウロウロしているってこと?ヤバイじゃん!(^^;)。
その後、道端に何か黄色いモノが落ちているのを発見。近づいてみると、スズメバチの死骸だった!(^^;)。大きさの比較のために100円玉を置いてみた。結構デカい(^^;)。
この前TBSテレビ「飛び出せ!科学くん」でスズメバチ捕獲の特集をしていた。スズメバチに刺されるとトンデモナイことになる映像も出た(^^;)。この場にいることを直感的にマズイと思った僕は、里山を離れた(^^;)。
新たな道標を見つけた。「万博記念公園」までの道のりを半分まで来たことになる。
里山ほど深い森ではないものの、田園風景が広がる。この中をあと800メートル歩くことになる。
道路に出る。新しい道標があった。あと300メートルだ。
AM11:25、「万博記念公園」到着!。万博開催から24年、僕の願いはやっと叶った!(^^)。
広い芝生の奥にテニスコートがある。万博開催時には「ジャンボトロン」(超巨大モニター)が設置されていたらしい。
「芝生広場」。万博開催時は「ぽっかりが丘」だったらしい。
「芝生広場」の先を行くと、巨大な円形の窪みがあった。ここは「シンボル広場」、万博開催時にはここに日本政府出展の「エキスポプラザ」があったらしい。
「シンボル広場」の窪みから階段を登って、最上段の足元にプレートがあった。その先に「科学の門」があった。
足元のプレートを読むと、どうやら「科学の門」に何やら仕掛けがあるらしい。
「科学の門」にぶら下がっている球体の群れ、これが遠目から見ると「アルキメデス」の顔に見えるようだ。
「科学の門」を反対から見る。こっちからの方が球体の群れが顔っぽく見える。
「科学の門」は万博開催の後、それを記念して建てられたものらしい。門の足元には万博開催時の案内図があった。
案内図全体。
「万博記念公園」は万博開催時に「エキスポパーク」と呼ばれていた区間(赤線内)が後に記念公園になったものらしい。その広さは実は万博会場の5分の1程度にしか過ぎなかったようだ。
万博会場の広さを実感するために、僕は「万博記念公園」の外をまわってみることにした。
万博会場は現在、「筑波西部工業団地」として、いろいろな企業に分割されて施設が建てられていた。万博開催時のパビリオンはもう無いらしい。
なんだか悔しいので、パビリオンっぽい建物を見て万博気分を味わってみた(^^;)。
万博会場跡は結構広かった(^^;)。歩いた感じでは、東京ディズニーランドぐらいあるんじゃないかと思った。
「万博記念公園」に戻る。ここは「ぽっちゃん池」、ここが唯一、当時の万博会場の面影を残す場所らしい。
「ぽっちゃん池」の側にある案内板。万博開催当時のものを利用したものらしい。
案内板の文面。万博開催を記念して当時の案内板をそのまま残したものらしいが、それすらもう消されようとしている。これが24年の月日の流れというものか・・・(T_T)。
PM1:25、「万博記念公園」を後にする。24年間の僕の中のモヤモヤがこれで解消された。
またこの里山風景を通って「万博記念公園駅」に向かって帰る(^^;)。
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