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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 仕事をしながらTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」を聴く。
 今日のゲストは、みうらじゅん氏。怪獣や仏像の話の流れから、「ウルトラマンは仏像である」という話に展開。確かにそういうイメージはあるし、ウルトラマン関連の解説本で読んだような覚えもある。しかし、みうらじゅん氏の解説はその解釈を更に独自に広げた。「ウルトラマンは弥勒菩薩」であると(^^;)。
 容姿からして、ウルトラマンの顔は仏の姿に代表される「アルカイック・スマイル」というのももちろんだが、弥勒菩薩が釈迦入滅後56億7千万年後に人類を救済するために降臨するように、ウルトラマンも人類の危機を救うために煩悩の象徴である怪獣を退治するために降臨するのだという。
 ウルトラマンのデザインに関しては、デザイナーの成田亨氏も著書の中で認めていたという。ただ、人類救済という視点はみうらじゅん氏の考察によるものなので、その鋭さにはただただ感服するばかりだ(^^;)。これはみうらじゅん氏が自らの希望で仏教中学、仏教高校に通うほどの「仏像マニア」であるためかもしれないが。
 ウルトラマンはデザイン及び思想も「仏教」が下敷きになっているということだ(^^;)。

 ウルトラマンの黒歴史として「ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団」という作品が存在する。これは円谷プロがタイと合作した、いわゆる海外進出(?)作品で、「タイ版ウルトラマン」だ。アメリカと合作した「ウルトラマン・パワード」よりも15年ほど前の海外合作モノだ。
 ストーリーは、タイの少年が仏像泥棒団に射殺され、それを見たウルトラの母が少年の勇気に感銘し、少年に命を授ける。こうして少年は巨大ヒーロー「ハヌマーン」として甦り、他のウルトラ兄弟と力を合わせて怪獣軍団と戦うというものだ。
 しかし、この内容が実にイタい(^^;)。詳細はこちらから↓
 
前編↓
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17779017.html
 後編↓
http://blog.livedoor.jp/textsite/archives/17779379.html
 しかし何故、よりによってタイ版ウルトラマンを作ることになったのか?これはウィキペディアによると、タイの制作会社の社長が昔、円谷英二の弟子だったという縁で合作が決まったらしい(^^;)。
 タイではウルトラマンが大人気だという。ウルトラマンが仏像をモデルにしたものならば、仏教国であるタイで受け入れられるのは当然ということか(^^;)。
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