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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 昨日の昼でアシスタント仕事は終了、その帰り道の途中に立ち寄った古本屋でこの本を見つけた。
 新装版「けっこう仮面」(永井豪・著、リイド社・刊、平成16年5月27日初版)。「けっこう仮面」は1974年~1978年に月刊少年ジャンプで連載されていた。
 1974年~1978年当時、僕は小学生だった。近所の床屋の待合席に月刊少年ジャンプが並べられており、そこで「けっこう仮面」を貪るように読んだ。当時、僕は月イチペースで床屋に通っていたので、髪を切りに来る度に店には新刊の月刊少年ジャンプが置いてあった(^^;)。

 「けっこう仮面」ストーリー

 長野県の山奥にある、有名高校進学率100%を誇る全寮制超進学校「スパルタ学園」、ここで生徒たちは隔離され、猛勉強を強いられていて、進学率を下げる落ちこぼれた生徒には、「しおき教師」による恐怖のおしおきが待っていた。
 理不尽なおしおきから生徒たちを守るため、どこからともなく「けっこう仮面」が現れる。「けっこう仮面」は、顔はマスクで覆われているものの、手袋とブーツ以外はほぼ全裸という大変「けっこう」な女性。あられもない姿でアクションをしてしおき教師を退治する。

 「けっこう仮面」は言うまでもなく「月光仮面」のパロディ。「顔は誰だか知らないけれど、肉体(からだ)はみんな知っている」という、「月光仮面」の主題歌を替え歌にした「けっこう仮面」のテーマに乗って登場する。
 しおき教師たちは「けっこう仮面」と戦うが、「けっこう仮面」の全裸姿に目を奪われてしまい攻撃ができずにやられてしまう。
 小学生だった僕は、その荒唐無稽なストーリーと「けっこう仮面」の色気にやられてしまった(^^;)。床屋の待合席に座るなり、夢中になって月刊少年ジャンプを読み漁った。それだけでなく、髪を切られている間も手放さずに「けっこう仮面」を読んだ(^^;)。「けっこう仮面」は僕の心を完全に虜にした(^^;)。

 「けっこう仮面」の作中で、しおき教師が「けっこう仮面」に、全裸姿は恥ずかしくないのかと問う場面があるが、その回答がすごい。
「正義のためなら恥も外聞もないのだ!!」
 さすが永井豪大先生!天才だ!(^^;)。
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