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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 今日は11月1日。毎月1日は映画サービスデーで、映画館で1本1000円で映画を観ることができる。
 お目当ての映画が新宿の映画館で上映されているので、電車に乗って出かけた。

久しぶりの新宿。しかも映画館がある南口は、四半世紀ぶりだった(^^;)。僕がデザインの専門学校生だったころ、学校が代々木にあったので、一駅隣りの新宿は学校帰りの遊び場でもあった。代々木から明治通りに入り、新宿駅南口に出るというのが当時のルートだった。今日は新宿駅南口から逆ルートで歩いて行くことになった。

 新宿駅南口を出て左に曲がり、甲州街道の陸橋を下りていく。その近くに昔僕が通っていた「まんがの森 新宿店」がある・・・はずだった。そこは飲食店に変わっていた。あとで調べてみたら、80~90年代に隆盛を誇り、都内の大きな駅前にはかならず支店があった「まんがの森」は、2000年代に入ってから衰退の一途を辿り。現在は上野店一軒残すだけとなってしまったらしい。しかも新宿店は本店だったはず(^^;)。
 「まんがらりんたら、来てみろりん♪」という飯島愛の歌声が頭の中でリフレインする。その飯島愛もすでに亡くなっている。一つの時代が終わったのだと実感した。

 ちょっと気分がブルーになったが、あるものを見つけてその気分が一気に吹っ飛んだ。
 僕の目の前に一軒のフランチャイズのカツ丼屋があった。店の名前は「たつ屋」。僕と同じ名前だ。この店は四半世紀前に僕がよく通っていた店だった。この「たつ屋」は神田古本屋街のすずらん通りにもあった。しかしすずらん通りの店はとっくの昔に無くなっていたので、新宿の店も同じように無くなっているだろうと勝手に思っていた。しかしそれが当時のままに店がある!・・・こんなに嬉しいことはない!(^^;)。
 映画の前の腹ごしらえと思い店に入る。カツ丼を注文し一口食べる。・・・口の中に四半世紀前の味が甦る。見事に当時の味と同じだった!。感想すら覚える!。
 今日は映画を観に行くのがメインだったのでデジカメを持ってこなかった。「たつ屋」を写真に収められなかったのが残念だ。

 「たつ屋」で四半世紀ぶりの味を堪能したあと、映画館に向かう。映画館は「新宿バルト9」、観る映画は「電人ザボーガー」だ!(^^)。
 公式サイト↓

http://www.zaborgar.com/index.html
 70年代特撮の「電人ザボーガー」が当時のテイストを踏襲しつつ、最新の映画として甦った。





1974年版



 
秘密殺人強盗機関Σ(シグマ)に父親を殺された大門豊は、父親が開発したロボット「電人ザボーガー」と共に、Σに復讐を誓う。
 大門豊はヘルメットから指令を出し「電人ザボーガー」をコントロールする。「電人ザボーガー」はオートバイに変形することができ、大門豊はそれに乗って敵を追跡することができる。

 
70年代のテイストを踏襲した映像は、僕の小学生魂に火をつけた。しかも70年代当時には不可能だった、オートバイからロボットへのワンカット変形まである!オートバイからロボットに変形する際、タイヤがロボットの腹の中に収納される。70年代はカットを重ねないと変形プロセスを表現することはできなかった。それが今ではCGでワンカット変形が可能になった。例えて言うなら「超時空要塞マクロス」のバルキリーが、ガウォークからバトロイドに変形するようなカッコよさだ。これだけでも映画を観る価値がある。
 映画は2部構成になっている。第1部は大門豊の青年期での戦い、第2部がそれから25年後、47歳の熟年になった大門豊の戦いになっている。この熟年期を板尾創路が演じている。冴えないオッサンだけど、時折イケメンに見えるのがいい味を出している。ただ、板尾創路が演じていることで「電人ザボーガー」がダウンタウンのコントっぽく見えてしまうことも(^^;)。
 ちょっと残念だったのが、途中にちょくちょく入る小ギャグが空回りしていること。笑いを入れるのはいいけど、狙い過ぎなのがキツイ(^^;)。「電人ザボーガー」は元々そういう番組じゃなかったと思うけど(^^;)

 
1974年版「電人ザボーガー」で大門豊を演じた山口暁さんは41歳の若さで亡くなられています。山口暁さんは「仮面ライダーV3」ではライダーマンを演じられていました。

 気になる点はあったけど、映画は結構楽しめた。いい気分で映画館を出た。歩いて隣りの代々木駅へ向かう。
 代々木駅の近くに「エンジェルビル」と呼ばれる建物がある。1974年放送のドラマ「傷だらけの天使」で萩原健一演じる主人公「木暮修」と、まさに「相棒」の水谷豊演じる「亨」が屋上のペントハウスに住んでいるという設定だった。
 現在は老朽化が進んでいて、いつ壊されてもおかしくは無い。まだあるかどうか見に行ってみた。
 「エンジェルビル」はまだそこにあった。デジカメを持ってこなかったので、2年前撮影した写真をアップしてみる。

09-12-21c.jpg

 現在もこのような感じで佇んでいる。こういう所はぜひ残してほしい。


 映画を観に行くだけの予定だったのが、意外に収穫が多く楽しめた新宿行きだった(^^)。
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 夜中、急に気分が悪くなり、気がつけば机に突っ伏して寝ていた。どうも徹夜明けで「トロン・レガシー」を観たのが良くなかったかな(^^;)。

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 MOVIX亀有に「トロン・レガシー」を観に行った。この映画館は毎月1日と20日が映画1本1000円に割引きになるので、これは行くしかない。
 「トロン・レガシー」は3D映画なのでその分プラス400円かかったが、それでも3D映画を1400円で観られるのだから儲けモンだ(^^)。

 「トロン・レガシー」は前作1982年公開の「トロン」よりも28年経っているので、技術の進歩は歴然だった。「ライト・サイクル・レース」も、今回はコースが立体になっているので、アクションがより複雑になった。
 話も面白く、CGも凄かった。だがこのCGが凄かったのが気になった。前作「トロン」よりも28年経っているからCG技術が洗練されたものになっている。それはそれでカッコイイけれど、あまりにも洗練され過ぎて異世界に「リアリティ」が出てしまっている。
 普通は異世界を描く時に、その世界の中で「違和感」を出さないように異世界に「リアリティ」を持たせるのだけど、「トロン」の世界では異世界にリアリティを持たせないほうがいいのかもしれない。前作の「トロン」は「ヘンな違和感」が魅力だった。拙いCGでセットを組んだような感じの画面のほうが、リアリティは薄いけど逆に電脳世界という異世界っぽさが出ていたと思う。前作「トロン」の「ライト・サイクル・レース」では光電子バイクが減速しないで直角にコーナリングしていた。慣性の法則を無視した「ヘンな」アクションをすることで異世界らしい感じが表現されていた。「トロン・レガシー」の「ライト・サイクル・ゲーム」は、アクションは凄くなってはいるものの、減速無しの直角コーナリングは無く、バイク・スタントの延長でしかなくなっている。
 「トロン」の世界観は、作り物っぽいほうがそれらしいのに、「トロン・レガシー」はちょっとカッコ良過ぎ。もうすこし作り物っぽいチープなCGの部分もあったほうが良かったのに(^^;)。


 眼鏡の上に3Dメガネをかけたけど、眼鏡との引っかかりが悪く、たまに3Dメガネがズレたまま映画を観ていたので、ちょっと3Dに酔った(^^;)。



 映画「トロン」のリメイク、「トロン・レガシー」の公開が始まった。
 「トロン」の公開が1982年、28年経ってリメイクされるということになる。28年の時間差は、それだけ技術の進歩もあるだろうと楽しみにしている。

 僕は割りと1982年の「トロン」が好きだ。当時、CGもまだ初期のもので今からみると他愛もない程度の技術で作られたものではあるけれど、面で構成された電脳空間、色彩感覚など、とてもハイセンスなものだった。
 上の動画は「トロン」のワンシーン、「ライト・サイクル・レース」。擬人化されたデータたちが、光電子バイクに変身してゲームを行うというもの。慣性の法則を無視した走り、減速せずに直角に曲がるコーナリング、とても28年前のものとは思えないカッコ良さだ。
 最新作「トロン・レガシー」にも光電子バイクが出るようだ。しかし予告を見ると、バイクのデザインやアクションがアニメ「AKIRA」っぽくなっている。迫力あるカッコ良い映像にはなっているけど、僕としては慣性を無視したアクションのほうが好きなので、「トロン・レガシー」をこれから観に行ってガッガリしないかな(^^;)。

 ここで表題の「トロン・リブート」!。これは「トロン」のパロディで、とことんバカバカしい。
 ちなみに「ライト・サイクル・レース」は「トロン・リブート」では下のような動画になる(^^;)。

 うわ・・・記事の投稿が夜中12時を過ぎたので、1日遅れの内容になっちゃった・・・(^^;)。

 注意

 始めに言っておくけど、僕は映画の感想を書く時には、なるべくネタバレにならないように気を付けてはいる。しかも今回は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」で、今日が公開初日でもある。これから観ようとしている人の楽しみを奪うことはしたくない。
 でも今回に限り、感想を細かく書こうと思っているので、どうしても映画の内容の多くを説明してしまうことになる。映画を楽しみにしている人は、読まないほうがいいと思う。
 ネタバレが多いので、読むのなら自己責任においてということで・・・(^^;)。

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 12月1日、今日は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の公開初日だ。タイミングのいいことに、毎月1日は映画館のサービスデーで料金が1000円と格安になる。しかも今日は水曜日。平日なら昼に観に行く人は少ないはず!
 ・・・・・・と思ったら結構な人数がいる。平日の昼間に映画を観に来るなんて、どんな暇人なんだよ。てゆーか仕事どーしたんだよっ!(人の事言えないけど^^;)。

 チケットの販売所では、スタッフ全員がヤマトの制服を着ていた(^^;)。「SPACE BATTLESHIP ヤマト」での制服はアニメのデザインを踏襲しながらも、現実的に格好良く仕上がっている。アニメ版ではトレーナーっぽい制服だったのが、今回の映画では革ジャンになっている。白の革ジャンに、赤の矢印と両肩の三本線が縫い付けられている重厚なデザインだ。
 今回の映画はアニメのイメージを損なわず、実写としてカッコイイ仕上がりになっている。これは監督及びスタッフがアニメ版パート1の空気感を出そうとしてるためだろう。

 特撮も良い出来だ。ヤマト本体もディティールが細かく作られているので巨大さがよく表現されていて、映画館の大スクリーンでチャチに見えることなくさらに巨大感が増している。
 しかし、ストーリーやシーンの見せ方には不満がある。シーンに「間」というか「溜め」がないので、人類の絶望感やヤマトに課せられた重責が伝わりにくい。てゆーか、重いシーンを実感する間も無く次のシーンに移ってしまうので、大事なシーンが心に引っかかりにくくなっている。特にヤマトが発進するまでは展開がアッサリし過ぎているんじゃないかと思う。
 アニメ版では、乗組員がヤマトに初搭乗するパレードのシーンで、一般の見物客が大歓声をあげるシーンがある。乗組員たちにかけられる歓声はヤマトに最後の希望を託し応援するものや、ヤマトの乗組員たちが自分達たちだけ地球から脱出するんじゃないかという疑心暗鬼のものもある。人々がヤマトに何を託すのか?それがヤマトの乗組員たちが直接耳にする言葉であり、ヤマトに乗るということがどれだけの重責を抱えるものなのかが伝わるシーンだ。
 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」では、ヤマトに乗り込むパレードのシーンは無い。防衛軍長官がヤマトの計画を記者会見で発表し、マスコミが質問責めにするのをテレビモニター越しに一般人が黙って観ているという構図だ。ヤマトと一般人の接点がモニター越しであり、ヤマトの計画について長官に激しく詰め寄るのがマスコミ関係者だけというのが、人々の思いがヤマトに伝わりにくいし、観ているこっちも物足りなさを感じてしまう。
 アニメと実写の違いはあるけれど、ヤマトが「絶望の中に生まれた一筋の希望の光」であることを表現できなければ映画として失敗だと思う。

 あと、初めての波動砲やワープシーンも何かあっさりしている。地球人初の体験であるし、異星のテクノロジーを使う緊張感や驚きをちゃんと表現してほしかった。

 「宇宙戦艦ヤマト」は無骨で男っぽい話だと思われる人もいるだろうけど、良妻賢母的な森雪や、母性的な愛情を持つスターシャの存在で、女性的な優しさのベールで包まれた色気のある物語だと僕は思う。今回の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」では、ヒロインの森雪が男勝りな戦闘機乗りで現代的女性として描かれている。そのためかヤマトに必要な女性的成分は、佐渡酒造先生と通信士の相原を女性にすることで補っていると思われる(^^;)。それだけでなく、僕はもう1つ理由があると考えている。
 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の公式サイトでは、ヤマトの出演者が発表されている。しかしこれは地球側の配役しかなく、ガミラスやイスカンダルの配役が発表の記載が無い。僕はこれは公開初日までの秘密でサプライズな配役がなされていると思っていた。しかし今日、映画を見に行って、地球人側の配役しか記載されていない理由が判った。まさか伊武雅刀の顔を青く塗って、髪も金髪にして画面に出す訳にはいかないもんなぁ・・・(^^;)。

 ガミラスやイスカンダル側の配役の記載が無い理由にかかってくることだけど、その理由のためにガミラス&イスカンダルの本星での戦いが絵的に美しくない。14万8千光年の旅の終着がコレ?って感じでちょっと残念だった。

 いろいろ文句を言ってきたけど、良かった点もいろいろある。特撮部分はいい出来だし、配役もいい。主人公・古代進役の木村拓哉も、前評判で言われていたほど悪いとは思わなかった。沖田艦長役の山崎努も、僕は山崎努ならどっちかというとアンドロメダ艦の土方艦長じゃないのかと思っていたけれど、観ていたら沖田艦長役でも悪くはないなと思った。
 ただ、沖田艦長の場面はカットに余韻を持たせて欲しかった。特に、「地球か・・・何もかも皆懐かしい・・」のシーン、演技はいいのにカットに余韻が無い。「SPACE BATTLESHIP ヤマト」全体に言えることだけど、「間」や「余韻」がちゃんと取られていないシーンが多い。それが役者の演技を殺すことになるので、もっと細心の注意を払ってほしかった。
 また文句になってしまったので「良かった点」に話を戻すと、役者がなかなかいい味を出しているのが良かった。真田志郎役の柳葉敏郎などは、声まで真田志郎そっくりだった。これも役作り?(^^;)。
 あとは、これはヤマトパート1のテレビシリーズでもあったシーンだけど、ヤマトが太陽系の外に出てしまうと地球との通信ができなくなってしまうので、乗組員全員が家族との最後の通信をすることになる。全員が通信をするため、一人の持ち時間は1分。通信が終わったら次の人に交代しなければならない。
 家族との最後の通信、遠く離れ家族が自分の身を案じてくれることで乗組員は絶対に旅を成功させて地球に帰還することを決意する。
 僕はヤマト発進前に一般人と乗組員が接点を持たないことに不満を感じていた。だがそれは家族との通信シーンで僕の不満は解消された。一般人どころか肉親である家族と最後の通信をすることで人々がヤマトに託す想いや、また乗組員自身も任務の重責がわかる。また、家族が死亡している古代進は青画面のモニターを凝視したまま規定の1分間が終わってしまうことで古代進の孤独が際立ってくる。このドラマがヤマトの醍醐味である。このシーンはヤマトパート1の劇場版ではカットされていたけど、「SPACE BATTLESHIP ヤマト」では必要なシーンだと思ったんだろうね。これは正解だと思う(^^)。

 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」、内容的には「?」なところも多かったけど、巨大な宇宙戦艦が巨大スクリーンに映し出される様は、とんでもない迫力だ。映像的なエンターテイメントとしてはなかなか楽しめる。それだけに内容の不備が悔やまれる。


おまけ

 エンドロールでのシーン、ここでアレのシーンが伏線だったのかに気付く。それに気付いた時、「マジ勘弁」と思った(^^;)。
 仕事の最中ではあるけれど、敢えて映画「第9地区」を観に行ってきます!(^^;)。


 「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」、もうそろそろ上映終了になりそうなので、観てきた。
 ネタバレ・・・まぁ、もう上映終了になるから少しぐらいならいいかな(^^;)。

 プロデューサー西崎義展松本零士先生との間のバトルで、関係が決裂。裁判の判決で、西崎、松本の両氏が今後、それぞれオリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」を制作出来る権利を持つということで決着した
 松本零士先生は先に「大ヤマト」を制作したが、ヤマトの船体がハーロックのアルカディア号と合体したようなデザインになっているし、絵柄が全体的に装飾過多になっている。これは「西崎版ヤマト」に対する差別化だとは思うけど、元々ヤマトが持つストイックさが好きな僕にとっては食傷気味の出来だった(^^;)。
 今回の「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」は、西崎義展が判決後に初めて作った新作ヤマトだ。元々のヤマトシリーズは企画&原案が西崎義展なので、 「宇宙戦艦ヤマト」は西崎義展の物だということになるらしい。今回の「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」は前作の「宇宙戦艦ヤマト 完結編」の純粋な続編になっている。「宇宙戦艦ヤマト 完結編」から17年後という設定が今回の「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」だ。

 昔に比べるとアニメーションの技術が向上しているし、CGも使えるようになっているから、戦闘シーンがメチャメチャ恰好良くなっている。ヤマト自体もCGだから旋回しても歪みは無いし、また重量感もあって恰好良い。改めてヤマトのデザインが素晴らしいことを再確認させてくれた。
 しかし、松本零士色が排除されているので、絵的にちょっと「色気」が無くなっている(^^;)。キャラクターデザインが湖川友謙氏なので、キャラクターが鋭角的になっている(^^;)。湖川友謙氏は「さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~」で作画監督をしているので、生粋のヤマトスタッフではあるが、意図的に松本零士カラーを抜いたのか、「伝説巨神イデオン」のようなバリバリの湖川友謙カラーになってしまっている(^^;)。
 またメカニック面でも脱・松本零士カラーを心がけているのか、松本零士タッチ特有の「松本ゲージ(計器類)」が控えめになっている。そのためにあの恰好良い「第一艦橋」が味気無いデザインになってしまっている。これは、今回の映画のヤマトは、完結編で沈没したヤマトとは別物で新しく作り直されたものなので、デザインが多少違うのは当たり前なのか?(^^;)。

 もし西崎義展と松本零士先生がケンカ別れしなかったら、「復活篇」はこんな感じの映像になっていたかもしれない(^^;)↓。



 上の動画はプレステのゲーム版「宇宙戦艦ヤマト」。コテコテの松本零士タッチが恰好良い。この絵で「復活篇」をやってくれたら・・・!(^^;)。

 今回の映画の内容については詳しい説明は控えるけど、面白かった点と不満点を挙げてみる。簡単に書いているので内容が判りづらいかもしれないけど、旧来のヤマトファンなら、なるほど!と思うかもしれない。

面白かった点

・西崎作品の、あの「宇宙空母」登場。
・森雪はワープ時にセクシーになる(お約束?^^;)。
・さすが真田さん!(お約束?^^:)。
・徳川太助、イケメンナイスミドルに。
・CGのコスモゼロは結構恰好良い。
・波動エンジンのデザインはそのまま活かされて波動砲が6連発発射可能に改造されている。

不満点

・敵が自分達の名称を「SUS」と呼ぶ(異性人が日本語を話すのは仕方無いが、アルファベット略語はどうよ?)。
・新型ヤマトに乗り込んだ旧ヤマトメンバーは、古代進と徳川太助の2名のみ(声優死亡もあるのか、旧メンバーが少ない)。
・あの主題歌が「ささきいさお」ではない。ヴォーカルの男声がカン高くてキモイ。
・THE ALFEEの挿入歌が作品世界をブチ壊すほどダサい(THE ALFEEは嫌いではないが、ここ最近の曲の出来には「?」と感じることが多い)。

 そして、ヤマトは敵との戦闘に勝利してエンドロールが流れる。エッ?これで終わり!?と思えるくらい淡白な終わり方だ。しかも伏線が回収されていないし、「最大の懸念」が解決されていない。
 しかしまさか、この後に予想を遥かに越える展開があろうとは思ってももなかった!。

 なんと「復活篇」は、「完結篇」では無かったのだ!!(^^;)。

 衝撃のラストに度肝を抜かれてしまった・・・!(^^;)。


 「宇宙戦艦ヤマト」の実写版木村拓哉が主演ということで話題になっている。上の動画はその予告編。
 You Tubeで、別の実写版「宇宙戦艦ヤマト」の動画も見つけた↓



 一応、実写版のオープニング映像ということだが、実はこれ、隕石衝突のシミュレーション映像やヤマトのパチンコの映像、人工衛星「かぐや」の映像などを組み合わせてデッチ上げた、ファンの人が作った「ニセ映像」だった(^^;)。
 それにしても、地球に遊星爆弾が落下するあたりはそれっぽいので、思わずオオッと感心してしまう。実際の実写版ではどうなるのかが楽しみだ。

 実写版「宇宙戦艦ヤマト」、初めは「マジかよ!?」と思っていたけど、ちょっと楽しみになってきた(^^;)。


 「実写版」と聞いて如何なものかと思ったけど、あれ?意外と悪くないかも?(^^;)。

 流山おおたかの森のTOHOシネマズに「宇宙(そら)へ」を観に行った。
 21日、22日の2日間は特別料金の500円で観ることが出来る。前回、「サマーウォーズ」を観た時に、レイトショーで入って終電が無くなるというヘマをしたため、今回は二の轍を踏まないように昼間に出かけた(^^;)。

 「宇宙(そら)へ」はNASAによる宇宙開発の映像を再編集したイギリスBBCのドキュメンタリー映画。マーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画と続き、2003年のコロンビア号事故まで網羅されいてる。
 僕は以前、マーキュリー計画~アポロ計画あたりの宇宙開発モノの漫画を描いていたため、この部分の映像自体は何度も観たことがあった。気分的には昔何度も観た映画をもう一度観直しているようでちょっと新鮮味には欠けるようになってしまったが、それでも大画面で観る宇宙空間は素晴らしい!。それが500円で観られるなんて!(^^;)。
 映画には日本語のナレーションが重なっていた。メチャメチャ渋くてイイ声なので誰がやっているんだろうと思ったら、エンドロールに「雨上がり決死隊 宮迫博之」の名が(^^;)。やるじゃん宮追!。
 ただ、エンドロールに日本版のテーマ曲が流れるのはいただけない。曲自体がショボいし、映画の余韻がブチ壊されて台無しだ(T_T)。

 昨日の「サマーウォーズ」情報を調べるために、流山おおたかの森の「TOHOシネマズ」のHPを見ていたら、とんでもない情報があった。
 8月21日から公開の映画「宇宙(そら)へ」、これはイギリス制作の「NASAのドキュメンタリー映画」。未公開の映像も大スクリーンで観られるらしい。
 しかも、21日、22日の2日間は入場料がなんと「500円!」(通常時1500円)とんでもないサービスだ。これは観にいくしかない!(^^;)↓。
http://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=007180
 今度は終電の時間を考慮して行かないとね(^^;)。
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