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夜中、急に気分が悪くなり、気がつけば机に突っ伏して寝ていた。どうも徹夜明けで「トロン・レガシー」を観たのが良くなかったかな(^^;)。
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MOVIX亀有に「トロン・レガシー」を観に行った。この映画館は毎月1日と20日が映画1本1000円に割引きになるので、これは行くしかない。
「トロン・レガシー」は3D映画なのでその分プラス400円かかったが、それでも3D映画を1400円で観られるのだから儲けモンだ(^^)。
「トロン・レガシー」は前作1982年公開の「トロン」よりも28年経っているので、技術の進歩は歴然だった。「ライト・サイクル・レース」も、今回はコースが立体になっているので、アクションがより複雑になった。
話も面白く、CGも凄かった。だがこのCGが凄かったのが気になった。前作「トロン」よりも28年経っているからCG技術が洗練されたものになっている。それはそれでカッコイイけれど、あまりにも洗練され過ぎて異世界に「リアリティ」が出てしまっている。
普通は異世界を描く時に、その世界の中で「違和感」を出さないように異世界に「リアリティ」を持たせるのだけど、「トロン」の世界では異世界にリアリティを持たせないほうがいいのかもしれない。前作の「トロン」は「ヘンな違和感」が魅力だった。拙いCGでセットを組んだような感じの画面のほうが、リアリティは薄いけど逆に電脳世界という異世界っぽさが出ていたと思う。前作「トロン」の「ライト・サイクル・レース」では光電子バイクが減速しないで直角にコーナリングしていた。慣性の法則を無視した「ヘンな」アクションをすることで異世界らしい感じが表現されていた。「トロン・レガシー」の「ライト・サイクル・ゲーム」は、アクションは凄くなってはいるものの、減速無しの直角コーナリングは無く、バイク・スタントの延長でしかなくなっている。
「トロン」の世界観は、作り物っぽいほうがそれらしいのに、「トロン・レガシー」はちょっとカッコ良過ぎ。もうすこし作り物っぽいチープなCGの部分もあったほうが良かったのに(^^;)。
眼鏡の上に3Dメガネをかけたけど、眼鏡との引っかかりが悪く、たまに3Dメガネがズレたまま映画を観ていたので、ちょっと3Dに酔った(^^;)。
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