徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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実家では、失くし物があると必ず仏壇にまつられている祖母にむかって頼み事をする。すると、そのあとすぐに失くし物が出てくる。あれだけ探し回ってもどうしても出てこなかった物が、仏壇の祖母に頼むと、今まで苦労したのがウソのようにアッという間に出てくる。
祖母が他界してもうすぐ30年になる。しかし今でもなおウチは家族そろって祖母を頼りにする(^^;)。しかも祖母はそれにちゃんと応えてくれる。まさかまだ成仏できずに実家に留まっているというのか?。
仏壇には若き日の祖母の写真が飾られていた。写真といっても3センチX5センチぐらいのちいさな物で、それが小さなケースを開いたフタの内側に立てかけられていた。このケースは、戦時中に召集され亡くなった祖父に対し、国が与えた勲章(?)を入れるためのものだった。フタと写真はサイズピッタリだった。その写真にむかって家族は頼み事をするということだ。
しかしここ数日、祖母の写真が無かった。父親の話では、地震が毎日のように起きているので、仏壇に乗せてある位牌や線香立てなどが崩れ落ちるといけないので、母親が仏壇を整理していたという。その時に祖母の写真も移動させたのではないかということだった。
そのあと母親に聞いてみたが、確かに仏壇の整理はしたが、祖母の写真を移動させたりはしなかったという。しかも母親は、ここ数日に祖母の写真が見当たらないので気にかなっっていたという。
実家の仏壇は変わった造りをしている。実家は築80年の古い民家で、家の中央に部屋と一体化した半畳ほどのスペースがあり、そこを仏壇として利用している。腰から下は収納スペースになっていて、その上に観音開きの扉があり、それを開けた奥に位牌や線香立てが乗るように棚になっている。半畳のスペースの中に仏壇が入っているのではなく、半畳のスペースの家の造りそのものが仏壇として使えるようになっているということだ。
仏壇を調べてみると、さすが古い家だけあっていろいろな所に隙間ができている。祖母の写真はその隙間に入り、仏壇下の収納スペースに落ちたのではないかと思われた。
母親は収納スペースを開け、中の荷物を外に出した。しかし収納スペースには祖母の写真は見つからなかった。唯一の可能性が消えたので、もう祖母の写真はどこにあるのか全く見当がつかなかった。そうして数日が過ぎた・・・。
今日、僕はもう一度仏壇の中を調べてみた。しかし祖母の写真はどうしても見つからなかった。あきらめかけたその時、妙な物を見つけた。それは小さな黒い箱で、仏壇の中は暗かったために最初は気が付かなかった。その箱を開けると、なんと勲章(?)と祖母の写真があった!。黒い箱はなんと勲章(?)を入れておくためのケースだった。いつもはケースが開いた状態で祖母の写真が立てかけてあったので、ケースの外側の色が黒だったなんて知りもしなかった。
なぜケースのフタが閉まっていたのか?母親が仏壇の整理をした時に閉めたのか?疑問は残る。
とにかく祖母の写真が見つかってホッとした(^^;)。
これが祖母の写真の表と裏。昭和27年、祖母が数え歳で39歳の時のものらしい。今から59年前の写真だ。
これが亡くなった祖父のために国から送られてきた勲章(?)。その表と裏。裏に書いてある文字が読めない(^^;)。読める人、誰か教えて!(^^;)。
とにかく祖母の写真が見つかってよかった!。家族みんなで安心した(^^)。
それにしても、祖母の写真を失くした時、なぜ仏壇に向かって頼まなかったのだろうか?祖母の写真が無いので、祖母がいないのに頼み事をしても仕方ないとでも思ったのだろうか?(^^;)。
祖母が他界してもうすぐ30年になる。しかし今でもなおウチは家族そろって祖母を頼りにする(^^;)。しかも祖母はそれにちゃんと応えてくれる。まさかまだ成仏できずに実家に留まっているというのか?。
仏壇には若き日の祖母の写真が飾られていた。写真といっても3センチX5センチぐらいのちいさな物で、それが小さなケースを開いたフタの内側に立てかけられていた。このケースは、戦時中に召集され亡くなった祖父に対し、国が与えた勲章(?)を入れるためのものだった。フタと写真はサイズピッタリだった。その写真にむかって家族は頼み事をするということだ。
しかしここ数日、祖母の写真が無かった。父親の話では、地震が毎日のように起きているので、仏壇に乗せてある位牌や線香立てなどが崩れ落ちるといけないので、母親が仏壇を整理していたという。その時に祖母の写真も移動させたのではないかということだった。
そのあと母親に聞いてみたが、確かに仏壇の整理はしたが、祖母の写真を移動させたりはしなかったという。しかも母親は、ここ数日に祖母の写真が見当たらないので気にかなっっていたという。
実家の仏壇は変わった造りをしている。実家は築80年の古い民家で、家の中央に部屋と一体化した半畳ほどのスペースがあり、そこを仏壇として利用している。腰から下は収納スペースになっていて、その上に観音開きの扉があり、それを開けた奥に位牌や線香立てが乗るように棚になっている。半畳のスペースの中に仏壇が入っているのではなく、半畳のスペースの家の造りそのものが仏壇として使えるようになっているということだ。
仏壇を調べてみると、さすが古い家だけあっていろいろな所に隙間ができている。祖母の写真はその隙間に入り、仏壇下の収納スペースに落ちたのではないかと思われた。
母親は収納スペースを開け、中の荷物を外に出した。しかし収納スペースには祖母の写真は見つからなかった。唯一の可能性が消えたので、もう祖母の写真はどこにあるのか全く見当がつかなかった。そうして数日が過ぎた・・・。
今日、僕はもう一度仏壇の中を調べてみた。しかし祖母の写真はどうしても見つからなかった。あきらめかけたその時、妙な物を見つけた。それは小さな黒い箱で、仏壇の中は暗かったために最初は気が付かなかった。その箱を開けると、なんと勲章(?)と祖母の写真があった!。黒い箱はなんと勲章(?)を入れておくためのケースだった。いつもはケースが開いた状態で祖母の写真が立てかけてあったので、ケースの外側の色が黒だったなんて知りもしなかった。
なぜケースのフタが閉まっていたのか?母親が仏壇の整理をした時に閉めたのか?疑問は残る。
とにかく祖母の写真が見つかってホッとした(^^;)。
これが祖母の写真の表と裏。昭和27年、祖母が数え歳で39歳の時のものらしい。今から59年前の写真だ。
これが亡くなった祖父のために国から送られてきた勲章(?)。その表と裏。裏に書いてある文字が読めない(^^;)。読める人、誰か教えて!(^^;)。
とにかく祖母の写真が見つかってよかった!。家族みんなで安心した(^^)。
それにしても、祖母の写真を失くした時、なぜ仏壇に向かって頼まなかったのだろうか?祖母の写真が無いので、祖母がいないのに頼み事をしても仕方ないとでも思ったのだろうか?(^^;)。
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