予告．ｉｎ 2008.06.12 Thu 22:52 | ネット

　まだ仕事の真っ最中だけど、ちょっと書きたくなったので（＾＾；）。

　この間の秋葉原連続殺傷事件で犯人がネットに犯行予告を書きこんでいたことを受け、増田総務相はネットの犯行予告を検知するソフトを開発して犯罪を未然に防ぐと発表した。その開発には数億円（！）かかるという。
　その発表を見た、「字幕．ｉｎ」を開発した矢野さとる氏が、犯罪予告を検知するサイトを「０億円で２時間」で作った。その名も「予告．ｉｎ」。
記事↓。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/06/12/19910.html
「予告．ｉｎ」↓
http://yokoku.in/
　犯罪予告を検知するソフトを開発しようという増田総務相の考えはいいと思うが、それに数億円というのはいかがなものか？
　素人目に考えてみても、「犯罪予告に頻繁に使われる語句を自動的に検索できればいいだけじゃねーの？」と思う。それならシステムとしても難しくないだろうし、費用もそんなにかからないはずだ。ましてや億なんて額は。もしそれが決定したら、その数億円はどこからでるの？もしや我々の税金から・・・？フザけんな！！。

　矢野さとる氏は、ネットが悪者みたいにみられているので、そう思われたくないためにサイトを作ったと言っていた。元々この人はいろいろな面白いサイトを作る性格の良い人であるし、この言葉も本心だと思うけど、「０億円で２時間で作った」というあたりは、無駄金を使う官僚への当て付けにも見られる。官僚というものがどれだけ無能で無駄をかけるクソ野郎だということがよくわかった。これから増田総務相がどんな発言をするのか楽しみだ。

　官僚が考える巨額プロジェクトを、一介のプログラマーが片手間でこなしてしまうというのが、なんとも痛快だ。久し振りに胸がすく話題だ。まだ仕事が忙しいのにもかかわらず思わず日記を書いてしまった（＾＾；）。