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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 今夜9時から、日本テレビで「天空の城ラピュタ」が放送される。
 「天空の城ラピュタ」で思い出したことがある。

 「天空の城ラピュタ」が劇場公開された頃、僕は20歳の専門学校生だった。「天空の城ラピュタ」がまだ製作中の頃、アニメ雑誌にある記事が載っていた。「天空の城ラピュタ、アニメーター募集」、どうやら公開前に製作が厳しい状態になったらしく、緊急の募集だった。
 僕は専門学校最後の年だったこともあり、就職活動も兼ねて応募してみようと考えた。スタッフになるためには宮崎駿監督の絵が描けなければダメだと思い、アニメ雑誌に出ていたラピュタ関連記事を見て必死にキャラの模写をした。ちょうどこの雑誌には小説版の「天空の城ラピュタ」が連載されていたので、内容を知っておかねばと思い必死で読み返した。
 アニメーターの募集記事にはスタジオの住所も載っていたので、自分の意識を高揚させるべくその場所を見てみることにした。
 当時は「スタジオジブリ」はまだ存在せず、吉祥寺の貸しビルをスタジオとして使っていた。住所の現場に行ってみると、スタジオの看板は出ていなかった。しかしビルの3階ぐらいのところの窓ガラスに、宮崎駿監督の自画像イラスト(らしきもの)が貼ってあったので、「ここだ!」と確信した。
 そして、ビルの入り口付近で、ある人とすれ違った。アニメーターの金田伊功さん(らしき人)だった。あまりにも突然だったし間違えていたらヤバイので話かけはしなかったが、これで僕のテンションは最高潮に達した(^^;)。

 結局、何だかんだで僕は応募するまでには至らなかった。これでもし僕が応募をしていてアニメーターとなって仕事をするようになっていたら、今頃はスタジオジブリで新作アニメでも作っているのだろうか?。ある意味、人生の岐路だったのかもしれない。その数ヵ月後、僕は週刊少年漫画誌のアシスタント募集に応募、合格して漫画業界に足を踏み入れることとなる。ある意味これも人生の岐路だ(^^;)。
 アニメーターにはなれず、僕は一アニメファンとして「天空の城ラピュタ」を映画館で観た。しかし小説版を前もって読んでスト-リーをある程度知ってしまっているため、映画を心から楽しむことが出来なかった(T_T)。

 今日の放送で「天空の城ラピュタ」を観るのは数年ぶりとなる(ビデオは持っているけれど^^;)。久し振りでストーリーも忘れている部分もあるだろうから、新鮮な気持ちで「天空の城ラピュタ」を観ることができそうだ(^^)。

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