徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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今回の、春~夏までかかった仕事、これが終わったら気分転換に旅行しようと考えていた。
よく自転車であちこち遠出する(最長、埼玉-横浜)割には、自分で旅行らしい旅行をすることは一度も無かった。この機会に、今まで自分一人では行ったことがない遠くへ行こうと思った。ちょうど高速バスの存在を知り、東京-大阪間が片道3500円で行けることが判った。新幹線だと片道約13000円くらい。高速バスなら1万円も特だ。ただし高速バスでは大阪まで10時間ほどかかり、ずっと席に座っていなければならない(^^;)。
それでも片道3500円は魅力なので、ネットで席を予約した。8月29日夜10時に高速バスで出発、30日朝に大阪到着、そこから大阪をいろいろ廻り、夜9時に帰りのバスに乗り、31日朝に帰ってくるというスケジュールだ。
8月29日PM10:00
北千住の乗り場から高速バスに乗る。
初めての高速バス。中央は通路になっていて左右2席ずつ並んでいる。窓はカーテンが閉められていて、運転席と客席の間もカーテンで仕切られている。これは夜間走行のため、車内が明るいとフロントガラスに反射して運転がしにくくなるためだろう。
僕がバスに乗った時点では、まだ乗客は少なかった。しかしバスはこの後、浅草→東京→新宿を廻って客を乗せていく。新宿の時点でほぼ満席になった(^^;)。
新宿で全ての乗客を乗せた後、車内は完全消灯になった。この時僕は、バスの長旅中に本でも読もうと思い、カバンの中に本を何冊か入れていた。しかし完全消灯になれば全く本が読めなくなる。本を持ってきた意味はまるで無くなり、本はまさに「お荷物」になってしまった(^^;)。
高速バスは高速道路に入ると、約2時間おきにトイレ休憩のためにサービスエリアに入る。
バス車内はカーテンが閉められているので、外の景色が見えない。旅の過程を楽しむことができないのが高速バスのデメリットだなと思った。ただこれは夜行の場合だけで、昼に走る便はカーテン無しで外の景色が見られるのかもしれないけど(^^;)。
トイレ休憩で高速バスの外に出た時に、やっと外の景色が見られる。その時に、旅をしているんだという実感が湧いてくる。
8月30日AM7:00
夜が明けてカーテン越しに明るさが差し込んでくる。朝7時に京都に到着。ここで降車する人がいるので、しばらく停車した。
カーテンを少し開けると、目の前が京都駅だった。夜のうちはカーテンを少し開けても街灯しか見えなかったが、夜が明けると外の景色が見えるのが嬉しい。
目の前にある京都駅を見て僕は思った。
「ここってイリスにメチャメチャブッ壊されたんだよな・・・(ガメラ3 イリス覚醒より^^;)」
ホント、ヲタクってしょうがないや!(^^;)。
AM8:30
予定より30分遅れで大阪に到着した。
高速バスから降りると目の前に「ヨドバシカメラ梅田店」があった。秋葉原の店舗もデカいけど、ここもかなりデカイ!(^^;)。
少し歩くと、「JR大阪駅」があった。この先に帰りのバスの集合場所がある。大阪に着いた時に降車したヨドバシカメラ前とは違う場所なので、確認をしておかなければならなかった。もし乗車場所に気がつかずヨドバシカメラ前でずっと帰りの高速バスを待ったとしたら・・・申し込み書類をちゃんと読んでおいてよかった!
電車に乗って30分ほどして「万博記念公園」駅に到着。駅のすぐ目の前に岡本太郎作「太陽の塔」があった。これが思っていたよりもデカい!(^^;)。「太陽の塔」の手前に高速道路の料金所(?)があるが、そこを走る車の大きさと比べると、より大きく感じる。
実はここが大阪に行くメインの目的だった。僕は生まれてから一度も万博を開催中に行ったことがない。行く予定があっても様々な理由で行くことは叶わなかった。
大阪万博の時は僕は4歳だった。この頃は万博のことはよくわからなかった。しかしつい最近、母親から、祖母(故人)が農協の旅行で大阪万博に行ったということを聞いた。当時おばあちゃんっ子だった僕は、祖母に一緒に連れて行けとせがんだらしい。
万博へのリベンジというのもあるけれど、41年前、祖母が通った道を辿って行きたいという気持ちもあった。大阪万博から41年、会場は自然公園となり当時のパビリオンは解体&移築となったが、「太陽の塔」といくつかのパビリオンがまだ少し残っているらしかった。そのまだ万博の面影のあるところを感じてみたかった。
入場料250円を支払い、公園の中に入る。すぐ目の前に「太陽の塔」がある。
ここで遅い朝食をとることにした。母親が用意してくれたおにぎり(梅干)2個ととうもろこし、これを「太陽の塔」を眺めながら食べた。
写真左下、黒い塊がおにぎり、下の銀色が、おにぎりを包んでいたアルミ箔。
「太陽の塔」の後ろ側。黒太陽が描かれている(^^;)。
公園の奥へ行くと「大屋根」の一部が展示されていた。
「大屋根」とは万博開催当時、「太陽の塔」を囲むようにして会場の屋根になっていた部分。「太陽の塔」も大きいが、それを囲む「大屋根」はもっと大きかった(^^;)。
それにしてもこの日の大阪はメチャメチャ暑かった。後で知ったが、この日にの大阪は気温35度だったらしい(^^;)。
ここは万博開催当時、「鉄鋼館」というパビリオンだった。現在は万博当時のものを展示する「EXPO’70パビリオン」になっている。
数日前の新聞で、長年行方不明だった「第4の太陽の顔」が発見されたという記事があった。万博開催当時に地下に展示されていたもので、その後行方不明になったらしい。それが最近になって発見され、タイミング良く僕が大阪旅行する時に再展示されることになった。
展示されていた太陽の顔は、顔自体が直径3メートルほどの円形で、太陽のフレアを表す波型のプレートが顔から放射状に伸び、横幅13メートルほどの大きなオブジェになっていた。
当時の再現ということで暗い部屋に展示されていた。写真撮影はOKだったが、フラッシュをたいてはいけなかった。微妙な暗さだったので写真を撮らなかったが、今になって撮っておけばよかったかなと後悔の念がわいた(^^;)。
「EXPO’70パビリオン」から見た「太陽の塔」。
手前に2階建ての「中央休憩所」があるが、それを遙かに越えるデカさだ(^^;)。
PM1:00
「万博記念公園」を出る。この通路、万博開催当時は「動く歩道」があったらしい。
そして次の目的地に向かった。
PM2:30
「淀屋橋」駅到着。駅を出て少し歩くと、古めかしい建物がある。これは幕末に蘭学者で医師である緒方洪庵がこの地にあった商家を利用して作った「適塾」だ。緒方洪庵は日本で初めて天然痘治療のために牛痘による治療を広めた人で、その後、オランダ文化や当時最先端の医学を学ぶ場所として「適塾」を作った。門下生にはあの福沢諭吉がいた。昭和に解体復元した部分はあるものの、幕末当時の佇まいを残している。
「適塾」の西側は小さな公園になっており、そこに緒方洪庵の像がある。
緒方洪庵は、僕の師匠である村上もとか先生の作品「JIN-仁-」にも登場する。
現代の脳外科医である南方仁は、ふとしたことから幕末にタイムスリップしてしまう。南方仁は、自分の行動が歴史を変えてしまうのではと悩みながらも持てる医術をもって幕末の人々を治療していく。
江戸にコレラが大発生した時に、患者の治療を通して、当時、奥医師であり西洋医学所の頭取だった緒方洪庵と出会う。緒方洪庵は南方仁の神のごとき新しい医療技術に驚嘆した。
TVドラマでは武田鉄矢が緒方洪庵を熱演していた。
南方仁の手術の途中、南方仁が作りあげたペニシリン(抗生物質)精製所が放火にあった。これによりペニシリンはほぼ全滅。手術後には感染症を防ぐためにペニシリンが絶対必要、しかしペニシリンの精製には日数がかかる。
緒方洪庵は知人である浜口儀兵衛(江戸の実業家でヤマサ醤油の祖)に命がけで嘆願し、ペニシリンは浜口儀兵衛の醤油倉で職人により作られ、南方仁の元に早急に届けられることになった。
浜口儀兵衛からことの真相を告げられる南方仁。そして緒方洪庵が労咳(結核。当時は不治の病)であることも告げられる。南方仁は緒方洪庵の元に駆けていく。
下の動画はその続きから。南方仁役の大沢たかおも、緒方洪庵役の武田鉄矢も熱演が素晴らしい。
緒方洪庵の像の後ろに「適塾」がある。緒方洪庵の想いは現在になっても形として残されている。
PM4:05
「適塾」から移動して道頓堀に出る。「適塾」の静かな佇まいとは対照的にとても賑やかな所だ(^^;)。有名なグリコのネオンを見ると、大阪に来たんだって実感が湧く。
手前にあるのが「えびす橋」。TVでよく見る光景だが、TVで観るよりも橋の幅が狭かった。TVカメラは広角レンズを使っているのか?。
橋の下には「道頓堀川」が流れている。阪神タイガース優勝時には、この川に飛び込む者がいたり、カーネルサンダース像が投げこまれたりした。実際に川を見ると、とても綺麗とは言い難い。ノリで飛び込むのは絶対に良くないよ(^^;)。
川側から「えびす橋」を見る。川面から思ったより高くない。この川に飛び込むのは、度胸があるというのではなく、飛び込むのに手ごろな高さだったからではないかと思った。
「えびす橋」を渡ると、あの「かに道楽」の店があった。有名な巨大看板もある。ただ残念だったのが、現在節電中のため、動きを止めているとのことだった(^^;)。
さらに先を行くと「食いだおれ太郎」がいた。「食いだおれ太郎」の店は残念ながら閉店してしまったが、「食いだおれ太郎」だけは道頓堀のシンボルとして今でも元気な姿を見せている。
さすが「食いだおれ」の街であり、この一角のほとんどが飲食店だった。
ちょうどお腹がすいたので、たこ焼きを買った。この店は雑誌でも紹介された有名店らしく、多くの客で賑わっていた。美味しそうだったので僕も並んで買った。6個入りで350円。一口食べてみると、外側が軽くパリッとしていて、中はふんわりしていた。これは当たりだ。とても美味い!。
近くの自動販売機で「琉球コーラ」という飲み物があった。沖縄のコーラ?どんな味だ?と思い買ってみた。
コカ・コーラよりも酸味と甘みが前面に出てくる感じ。少々癖はあるが、このたこ焼きにはメチャメチャ合う!。
PM6:00
JR大阪駅近くまで戻る。近くのビルの10階から撮影。歩道橋の先、写真右側中央あたりに「阪神梅田駅」がある「阪神百貨店」が見える。
PM9;00
東京行きの高速バスに乗る。
昼間歩き疲れたせいか、高速バスの中ではグッスリ眠っていた(^^;)。
8月31日AM6:00
東京、北千住に到着。長い高速バスの旅は終わった。7000円で大阪まで行って帰ってこれるというのは本当にスゴイ!。
大阪では他にも面白い発見があった。僕は大阪出身の友人がいるので大阪弁には慣れていたつもりだったが、若い女の子同士の会話が「~するやんかー」という、ほとんど「オセロ松嶋」の口調だったのに新鮮な驚きを感じた(^^;)。
あとはよくいわれる「大阪のエスカレーター」。東京ではエスカレーターで横2列に並ぶ時、エスカレーターの右側を空けて追い越し車線にする。しかし大阪は東京の逆で、エスカレーターの左側を空けて追い越し車線にする。つまり大阪で、東京気分でエスカレーターの右側を足早に駆け上がろうとすると、エスカレーターの右側で立ち止まっている人にぶつかってしまうということだ。
頭では「大阪は東京の逆なんだ」と思ってはいても、エスカレーターの右側に立ち止まっているとなんだか体がムズムズしてくる(^^;)。逆に東京気分でエスカレーターの左側っで立ち止まっていたら、後ろから「どかんかいワレ!」とケリを入れられるんだろうな(^^;)。
高速バスの旅は楽しかった。また仕事終わりにでもどこかに行こうかな(^^)。
よく自転車であちこち遠出する(最長、埼玉-横浜)割には、自分で旅行らしい旅行をすることは一度も無かった。この機会に、今まで自分一人では行ったことがない遠くへ行こうと思った。ちょうど高速バスの存在を知り、東京-大阪間が片道3500円で行けることが判った。新幹線だと片道約13000円くらい。高速バスなら1万円も特だ。ただし高速バスでは大阪まで10時間ほどかかり、ずっと席に座っていなければならない(^^;)。
それでも片道3500円は魅力なので、ネットで席を予約した。8月29日夜10時に高速バスで出発、30日朝に大阪到着、そこから大阪をいろいろ廻り、夜9時に帰りのバスに乗り、31日朝に帰ってくるというスケジュールだ。
8月29日PM10:00
北千住の乗り場から高速バスに乗る。
初めての高速バス。中央は通路になっていて左右2席ずつ並んでいる。窓はカーテンが閉められていて、運転席と客席の間もカーテンで仕切られている。これは夜間走行のため、車内が明るいとフロントガラスに反射して運転がしにくくなるためだろう。
僕がバスに乗った時点では、まだ乗客は少なかった。しかしバスはこの後、浅草→東京→新宿を廻って客を乗せていく。新宿の時点でほぼ満席になった(^^;)。
新宿で全ての乗客を乗せた後、車内は完全消灯になった。この時僕は、バスの長旅中に本でも読もうと思い、カバンの中に本を何冊か入れていた。しかし完全消灯になれば全く本が読めなくなる。本を持ってきた意味はまるで無くなり、本はまさに「お荷物」になってしまった(^^;)。
高速バスは高速道路に入ると、約2時間おきにトイレ休憩のためにサービスエリアに入る。
バス車内はカーテンが閉められているので、外の景色が見えない。旅の過程を楽しむことができないのが高速バスのデメリットだなと思った。ただこれは夜行の場合だけで、昼に走る便はカーテン無しで外の景色が見られるのかもしれないけど(^^;)。
トイレ休憩で高速バスの外に出た時に、やっと外の景色が見られる。その時に、旅をしているんだという実感が湧いてくる。
8月30日AM7:00
夜が明けてカーテン越しに明るさが差し込んでくる。朝7時に京都に到着。ここで降車する人がいるので、しばらく停車した。
カーテンを少し開けると、目の前が京都駅だった。夜のうちはカーテンを少し開けても街灯しか見えなかったが、夜が明けると外の景色が見えるのが嬉しい。
目の前にある京都駅を見て僕は思った。
「ここってイリスにメチャメチャブッ壊されたんだよな・・・(ガメラ3 イリス覚醒より^^;)」
ホント、ヲタクってしょうがないや!(^^;)。
AM8:30
予定より30分遅れで大阪に到着した。
高速バスから降りると目の前に「ヨドバシカメラ梅田店」があった。秋葉原の店舗もデカいけど、ここもかなりデカイ!(^^;)。
少し歩くと、「JR大阪駅」があった。この先に帰りのバスの集合場所がある。大阪に着いた時に降車したヨドバシカメラ前とは違う場所なので、確認をしておかなければならなかった。もし乗車場所に気がつかずヨドバシカメラ前でずっと帰りの高速バスを待ったとしたら・・・申し込み書類をちゃんと読んでおいてよかった!
電車に乗って30分ほどして「万博記念公園」駅に到着。駅のすぐ目の前に岡本太郎作「太陽の塔」があった。これが思っていたよりもデカい!(^^;)。「太陽の塔」の手前に高速道路の料金所(?)があるが、そこを走る車の大きさと比べると、より大きく感じる。
実はここが大阪に行くメインの目的だった。僕は生まれてから一度も万博を開催中に行ったことがない。行く予定があっても様々な理由で行くことは叶わなかった。
大阪万博の時は僕は4歳だった。この頃は万博のことはよくわからなかった。しかしつい最近、母親から、祖母(故人)が農協の旅行で大阪万博に行ったということを聞いた。当時おばあちゃんっ子だった僕は、祖母に一緒に連れて行けとせがんだらしい。
万博へのリベンジというのもあるけれど、41年前、祖母が通った道を辿って行きたいという気持ちもあった。大阪万博から41年、会場は自然公園となり当時のパビリオンは解体&移築となったが、「太陽の塔」といくつかのパビリオンがまだ少し残っているらしかった。そのまだ万博の面影のあるところを感じてみたかった。
入場料250円を支払い、公園の中に入る。すぐ目の前に「太陽の塔」がある。
ここで遅い朝食をとることにした。母親が用意してくれたおにぎり(梅干)2個ととうもろこし、これを「太陽の塔」を眺めながら食べた。
写真左下、黒い塊がおにぎり、下の銀色が、おにぎりを包んでいたアルミ箔。
「太陽の塔」の後ろ側。黒太陽が描かれている(^^;)。
公園の奥へ行くと「大屋根」の一部が展示されていた。
「大屋根」とは万博開催当時、「太陽の塔」を囲むようにして会場の屋根になっていた部分。「太陽の塔」も大きいが、それを囲む「大屋根」はもっと大きかった(^^;)。
それにしてもこの日の大阪はメチャメチャ暑かった。後で知ったが、この日にの大阪は気温35度だったらしい(^^;)。
ここは万博開催当時、「鉄鋼館」というパビリオンだった。現在は万博当時のものを展示する「EXPO’70パビリオン」になっている。
数日前の新聞で、長年行方不明だった「第4の太陽の顔」が発見されたという記事があった。万博開催当時に地下に展示されていたもので、その後行方不明になったらしい。それが最近になって発見され、タイミング良く僕が大阪旅行する時に再展示されることになった。
展示されていた太陽の顔は、顔自体が直径3メートルほどの円形で、太陽のフレアを表す波型のプレートが顔から放射状に伸び、横幅13メートルほどの大きなオブジェになっていた。
当時の再現ということで暗い部屋に展示されていた。写真撮影はOKだったが、フラッシュをたいてはいけなかった。微妙な暗さだったので写真を撮らなかったが、今になって撮っておけばよかったかなと後悔の念がわいた(^^;)。
「EXPO’70パビリオン」から見た「太陽の塔」。
手前に2階建ての「中央休憩所」があるが、それを遙かに越えるデカさだ(^^;)。
PM1:00
「万博記念公園」を出る。この通路、万博開催当時は「動く歩道」があったらしい。
そして次の目的地に向かった。
PM2:30
「淀屋橋」駅到着。駅を出て少し歩くと、古めかしい建物がある。これは幕末に蘭学者で医師である緒方洪庵がこの地にあった商家を利用して作った「適塾」だ。緒方洪庵は日本で初めて天然痘治療のために牛痘による治療を広めた人で、その後、オランダ文化や当時最先端の医学を学ぶ場所として「適塾」を作った。門下生にはあの福沢諭吉がいた。昭和に解体復元した部分はあるものの、幕末当時の佇まいを残している。
「適塾」の西側は小さな公園になっており、そこに緒方洪庵の像がある。
緒方洪庵は、僕の師匠である村上もとか先生の作品「JIN-仁-」にも登場する。
現代の脳外科医である南方仁は、ふとしたことから幕末にタイムスリップしてしまう。南方仁は、自分の行動が歴史を変えてしまうのではと悩みながらも持てる医術をもって幕末の人々を治療していく。
江戸にコレラが大発生した時に、患者の治療を通して、当時、奥医師であり西洋医学所の頭取だった緒方洪庵と出会う。緒方洪庵は南方仁の神のごとき新しい医療技術に驚嘆した。
TVドラマでは武田鉄矢が緒方洪庵を熱演していた。
南方仁の手術の途中、南方仁が作りあげたペニシリン(抗生物質)精製所が放火にあった。これによりペニシリンはほぼ全滅。手術後には感染症を防ぐためにペニシリンが絶対必要、しかしペニシリンの精製には日数がかかる。
緒方洪庵は知人である浜口儀兵衛(江戸の実業家でヤマサ醤油の祖)に命がけで嘆願し、ペニシリンは浜口儀兵衛の醤油倉で職人により作られ、南方仁の元に早急に届けられることになった。
浜口儀兵衛からことの真相を告げられる南方仁。そして緒方洪庵が労咳(結核。当時は不治の病)であることも告げられる。南方仁は緒方洪庵の元に駆けていく。
下の動画はその続きから。南方仁役の大沢たかおも、緒方洪庵役の武田鉄矢も熱演が素晴らしい。
緒方洪庵の像の後ろに「適塾」がある。緒方洪庵の想いは現在になっても形として残されている。
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「適塾」についての追記
手塚治虫先生の名作「陽だまりの樹」の初期は、この大阪の「適塾」が舞台になっている。
「陽だまりの樹」を読み直したところ、「適塾」は僕が見学したものとほぼ同じに描かれている。急角度の階段、物干し台(?)が同じように描かれていた。
「陽だまりの樹」の主人公の手塚良庵(三代目良仙)は手塚治虫先生の曽祖父であり、「適塾」の門下生になり、緒方洪庵に師事していたらしい。
PM4:05
「適塾」から移動して道頓堀に出る。「適塾」の静かな佇まいとは対照的にとても賑やかな所だ(^^;)。有名なグリコのネオンを見ると、大阪に来たんだって実感が湧く。
手前にあるのが「えびす橋」。TVでよく見る光景だが、TVで観るよりも橋の幅が狭かった。TVカメラは広角レンズを使っているのか?。
橋の下には「道頓堀川」が流れている。阪神タイガース優勝時には、この川に飛び込む者がいたり、カーネルサンダース像が投げこまれたりした。実際に川を見ると、とても綺麗とは言い難い。ノリで飛び込むのは絶対に良くないよ(^^;)。
川側から「えびす橋」を見る。川面から思ったより高くない。この川に飛び込むのは、度胸があるというのではなく、飛び込むのに手ごろな高さだったからではないかと思った。
「えびす橋」を渡ると、あの「かに道楽」の店があった。有名な巨大看板もある。ただ残念だったのが、現在節電中のため、動きを止めているとのことだった(^^;)。
さらに先を行くと「食いだおれ太郎」がいた。「食いだおれ太郎」の店は残念ながら閉店してしまったが、「食いだおれ太郎」だけは道頓堀のシンボルとして今でも元気な姿を見せている。
さすが「食いだおれ」の街であり、この一角のほとんどが飲食店だった。
ちょうどお腹がすいたので、たこ焼きを買った。この店は雑誌でも紹介された有名店らしく、多くの客で賑わっていた。美味しそうだったので僕も並んで買った。6個入りで350円。一口食べてみると、外側が軽くパリッとしていて、中はふんわりしていた。これは当たりだ。とても美味い!。
近くの自動販売機で「琉球コーラ」という飲み物があった。沖縄のコーラ?どんな味だ?と思い買ってみた。
コカ・コーラよりも酸味と甘みが前面に出てくる感じ。少々癖はあるが、このたこ焼きにはメチャメチャ合う!。
PM6:00
JR大阪駅近くまで戻る。近くのビルの10階から撮影。歩道橋の先、写真右側中央あたりに「阪神梅田駅」がある「阪神百貨店」が見える。
PM9;00
東京行きの高速バスに乗る。
昼間歩き疲れたせいか、高速バスの中ではグッスリ眠っていた(^^;)。
8月31日AM6:00
東京、北千住に到着。長い高速バスの旅は終わった。7000円で大阪まで行って帰ってこれるというのは本当にスゴイ!。
大阪では他にも面白い発見があった。僕は大阪出身の友人がいるので大阪弁には慣れていたつもりだったが、若い女の子同士の会話が「~するやんかー」という、ほとんど「オセロ松嶋」の口調だったのに新鮮な驚きを感じた(^^;)。
あとはよくいわれる「大阪のエスカレーター」。東京ではエスカレーターで横2列に並ぶ時、エスカレーターの右側を空けて追い越し車線にする。しかし大阪は東京の逆で、エスカレーターの左側を空けて追い越し車線にする。つまり大阪で、東京気分でエスカレーターの右側を足早に駆け上がろうとすると、エスカレーターの右側で立ち止まっている人にぶつかってしまうということだ。
頭では「大阪は東京の逆なんだ」と思ってはいても、エスカレーターの右側に立ち止まっているとなんだか体がムズムズしてくる(^^;)。逆に東京気分でエスカレーターの左側っで立ち止まっていたら、後ろから「どかんかいワレ!」とケリを入れられるんだろうな(^^;)。
高速バスの旅は楽しかった。また仕事終わりにでもどこかに行こうかな(^^)。
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この夏、お台場で、1/1ガンダム像をバラして展示するということを、最終日の今日になって思いだした(^^;)。時間は昼1時。夕方で入場は終わるらしいので、急いで行かなければならない。しかし今は仕事中、」外は小雨、デジカメもちょうど電池が切れていた(^^;)。こんな悪条件の中、ホントに行く意義があるのか?
僕は2年前のお台場でのガンダム立像、昨年の東静岡のガンダム立像も見に行っている。ここでまたお台場の展示を見逃す訳にはいかない!。
急いで電車に乗りお台場へ。お台場駅に2時に到着した。
2年前の展示は、もっと船の科学館寄りの「潮風公園」だったが、今回はフジテレビ社屋の南側の広場だった。
会場までの道のり、フジテレビ周辺はやたら賑やかだった。夏休みのためイベントを多くやっていたというのもあるが、今回は「韓流ドラマ反対のためのフジテレビへ抗議運動」のデモも重なっていた(^^;)。
デモの行進は、なぜかガンダム展示会場に向かい、僕はデモの行進に合流する形になってしまった。周りには報道カメラマンらしき人がいて、パシャパシャ写真を撮っている。僕は写真を撮られたかもしれない。もしそうだとしたら、僕も「韓流反対」のメンバーだと思われるだろう。こっちは韓流どころか、アナログ停波以降、全くテレビを観ていないのに・・・(^^;)。
デモの行進を抜けてガンダムの展示会場に着く。入場料は500円、入場料は東日本大地震の義援金になるらしい。
上の画像は入場券。左が表、右が裏。Suicaの大きさに近かった。絵は新作の「ガンダムAGE」。どうやらターゲットを子供に絞った作品になるらしい。
デジカメの電池切れで写真を撮れなかったので、かわりにユーチューブの動画でどうぞ。こんなかんじでした。
ガンダムのパーツがバラバラに展示されている。最初はずいぶん安直な企画だなと思ったが、実物、特に頭部が至近距離で見られるので、これもアリだなと実感した。
手のパーツには子供が座れて記念撮影ができるようになっている。これを見て僕は思った。「意外と手、小さくないか・・・・?」。ガンダムの手の上は子供が2人、がんばっても3人がやっと乗れるくらいの広さだった。確かファーストガンダムのTVシリーズ第2話で、瓦礫になったガンダムの部品をスーパーナパームで焼き払うため、アムロはガンダムの手にセイラさんを乗せたというシーンがあったが、セイラさんが乗ったガンダムの手は結構スペースがあったように見えた。会場に展示されていた手では、セイラさんが乗ったら、スーパーナパームの熱気を避けきれなかっただろう(^^;)。
今回の展示のスポンサーの一つがカップヌードルの「日清」で、会場内にブースがあった。
そこには1/10ガンダム(1.8メートル)のガンダム像と、ガンダム像を使ったカップヌードルのコマーシャル映像が流れていた。
これは現在、テレビでも流れている。僕も実家のテレビ(デジタル)で観た。この「モビルスーツがリアルに動く感じ」が素晴らしい!。子供の夢が叶ったようなワクワク感がある(^^)。
僕は2年前のお台場でのガンダム立像、昨年の東静岡のガンダム立像も見に行っている。ここでまたお台場の展示を見逃す訳にはいかない!。
急いで電車に乗りお台場へ。お台場駅に2時に到着した。
2年前の展示は、もっと船の科学館寄りの「潮風公園」だったが、今回はフジテレビ社屋の南側の広場だった。
会場までの道のり、フジテレビ周辺はやたら賑やかだった。夏休みのためイベントを多くやっていたというのもあるが、今回は「韓流ドラマ反対のためのフジテレビへ抗議運動」のデモも重なっていた(^^;)。
デモの行進は、なぜかガンダム展示会場に向かい、僕はデモの行進に合流する形になってしまった。周りには報道カメラマンらしき人がいて、パシャパシャ写真を撮っている。僕は写真を撮られたかもしれない。もしそうだとしたら、僕も「韓流反対」のメンバーだと思われるだろう。こっちは韓流どころか、アナログ停波以降、全くテレビを観ていないのに・・・(^^;)。
デモの行進を抜けてガンダムの展示会場に着く。入場料は500円、入場料は東日本大地震の義援金になるらしい。
上の画像は入場券。左が表、右が裏。Suicaの大きさに近かった。絵は新作の「ガンダムAGE」。どうやらターゲットを子供に絞った作品になるらしい。
デジカメの電池切れで写真を撮れなかったので、かわりにユーチューブの動画でどうぞ。こんなかんじでした。
ガンダムのパーツがバラバラに展示されている。最初はずいぶん安直な企画だなと思ったが、実物、特に頭部が至近距離で見られるので、これもアリだなと実感した。
手のパーツには子供が座れて記念撮影ができるようになっている。これを見て僕は思った。「意外と手、小さくないか・・・・?」。ガンダムの手の上は子供が2人、がんばっても3人がやっと乗れるくらいの広さだった。確かファーストガンダムのTVシリーズ第2話で、瓦礫になったガンダムの部品をスーパーナパームで焼き払うため、アムロはガンダムの手にセイラさんを乗せたというシーンがあったが、セイラさんが乗ったガンダムの手は結構スペースがあったように見えた。会場に展示されていた手では、セイラさんが乗ったら、スーパーナパームの熱気を避けきれなかっただろう(^^;)。
今回の展示のスポンサーの一つがカップヌードルの「日清」で、会場内にブースがあった。
そこには1/10ガンダム(1.8メートル)のガンダム像と、ガンダム像を使ったカップヌードルのコマーシャル映像が流れていた。
これは現在、テレビでも流れている。僕も実家のテレビ(デジタル)で観た。この「モビルスーツがリアルに動く感じ」が素晴らしい!。子供の夢が叶ったようなワクワク感がある(^^)。
現在、埼玉県南部が集中豪雨&雷雨にみまわれている(^^;)。連日暑い日」が続いていたので、雨のおかげで少しは涼しくなったが、雨がヒドくて1歩も家の外に出られない(^^;)。
前回の「コスプレ父」の動画、「ニコニコ動画」が観られない人のために今回は誰でも観られる「ユーチューブ」版をアップしました。
「仮面ライダー クウガ」の動画はユーチューブに無かったので、あしからず(^^;)。
「ニコニコ動画」にて発見。子供のために特撮ヒーローに扮する父。コスチュームはなんと自作。しかもクオリティがメチャメチャ高い!。父親がこんな姿で現れたら、子供は大喜びだよ。
子供のためにここまでする父親、ある意味本当にヒーローだ(^^)。
下の動画は「仮面ライダー クウガ」「仮面ライダー ディケイド」「シンケンレッド」の制作過程。どれもクオリティ高くてスゲェ!(^^;)。特にクウガは主題歌ですでに燃える!(^^;)。
日本のスーパーコンピューター「京」、世界一に↓。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/513450/
蓮舫、ざまぁぁぁぁぁぁぁっ!!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/513450/
蓮舫、ざまぁぁぁぁぁぁぁっ!!
前回髪を切ってから、もう半年になる(^^;)。さすがに最近暑くなってきたので床屋で髪を切ることにした。
僕の行きつけの床屋は、八潮駅前、フレスポ八潮内にある。10分1000円のとてもリーズナブルな床屋だ。
店の名前は「QBハウス」。アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を観た人ならこの店名で「おっ!」と思うハズだ(^^;)。
1000円という「契約金」を支払えば、たった10分で「髪を切りたい」という僕の願いを叶えてくれる。主人公・鹿目まどかは契約して「神」になったが、僕は「髪」を切った(^^;)。
僕の行きつけの床屋は、八潮駅前、フレスポ八潮内にある。10分1000円のとてもリーズナブルな床屋だ。
店の名前は「QBハウス」。アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を観た人ならこの店名で「おっ!」と思うハズだ(^^;)。
1000円という「契約金」を支払えば、たった10分で「髪を切りたい」という僕の願いを叶えてくれる。主人公・鹿目まどかは契約して「神」になったが、僕は「髪」を切った(^^;)。
なんだか仕事で忙しい日々が続いています(^^;)。
ニコニコ動画で見つけた中国と韓国の特撮ヒーロー物。
中国
韓国
明らかに日本の特撮ヒーロー物を意識している。ツッコミ所も多いけど、結構クオリティが高くて驚いた。
てゆーか、その国独自のオリジナルを目指すのではなく、日本特撮のエッセンスをいかに取り入れるかに苦心しているように見える。 皆、日本特撮が好きなんだな(^^;)。
中国
韓国
明らかに日本の特撮ヒーロー物を意識している。ツッコミ所も多いけど、結構クオリティが高くて驚いた。
てゆーか、その国独自のオリジナルを目指すのではなく、日本特撮のエッセンスをいかに取り入れるかに苦心しているように見える。 皆、日本特撮が好きなんだな(^^;)。
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