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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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 明けましておめでとうございます。2015年の幕開けです(^^)。第3新東京市に使徒がやって来たり、マーフィ・マクフライが30年過去の世界からデロリアンに乗ってやって来ますよ!(^^)。

 毎年恒例の元旦走行。以前は自転車で遠出していたけど、3年前に運転免許を取得してから実家の車を借りて出かけるようになった。
 



 今回の目的地は埼玉県上尾市にある「オートパーラー上尾」。国道17号線沿いにある24時間営業の自販機ドライブインだ。



 自販機コーナーにはドリンクの他、トーストサンドやそば&うどん、カップ麺やお菓子も売っている。24時間開いているのでドライブの休憩にはもってこいだ。
 
 トーストサンドやそば&うどんの自販機は機械の中で調理するタイプ(トーストは温めのみ)で、現在は生産終了になっているらしい。それにもかかわらず機械は新品のよう。すごく手入れが行き届いている。



 TVアニメ「それでも町は廻っている」のアニメオリジナル回に、似たような自販機が登場する。アニメではドライブインではなくコインランドリーだが、自販機の雰囲気はほぼ同じだ。



 トーストサンドの販売機。



「チーズハム」と「コンビーフ」の2種類がある。値段は200円。お金を入れ商品ボタンを押すと「ト-スト中」の表示が出る。焼き上がるまでしばらく待つ。



 トーストはアルミホイルに包まれた形で出てくる。左が「チ-ズハム」、右のマジック印が付いているものが「コンビーフ」。



 中身はこんな感じ。食べてみると、想像通りの味。しかし200円でこれだけ食べられれば上等であり、店内の雰囲気もあって食べた満足度は高い。



 そば&うどんの自販機。アニメはほぼ忠実に再現している。



 アニメとは違い、取り出し口の中に内蓋があるため中の様子は見えない。しかし機械の中ではアニメのように湯切りと汁出しが全自動で行われている。完成まで25秒。早っ!(^^;)。



 トーストを2つ食べたので「天ぷらそば」だけにした。これで200円。
 200円でこれだけ食べられれば上等だ。



 この機械はすでに生産中止であるだけでなく、こういうタイプのドライブインそのものが営業終了になっているケースが多くなっているので、この機械で作るそば&うどんを食べられることが希少になっている。食べに行くなら今のうちだ!。



 You Tubeに動画がアップされていた。管理人さんへのインタビューがある。
 管理人さん、ええ人やぁ~っ!(^^)。



 昔懐かしの瓶コーラまで置いてある。まさにレア物だ。



 しかし自販機コーナーは店内の1割程度のスペースしかない。他の9割はパチ台やゲーム機が占めている。
 ヤンキーの溜まり場になっているのかもしれない。そのせいヵ店内が少々ヤニ臭い(^^;)。

 こういうドライブインは埼玉、群馬に点在するらしい。機会があれば別のドライブインにも行ってみようと思う(^^)。
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 あけましておめでとうございます。
 写真は元旦の初日の出です。

 今回は、運転免許を取ったこともあり、車で元日走行をしてきました。

「謎の県境」


 
 今回の走行は上の地図にある赤丸の場所まで行くことにした。埼玉、群馬、栃木、茨城の4県がつながっているポイントだ。
 よく天気予報で関東の地図が出るので、その時に4県がものすごく近くに隣接していることが分かり、いつか実際にこの場所に行って何があるのか確かめてみたいと思っていた。それを今回実現させようという訳だった。



 実家にある軽自動車を借りた。初日の出を見てすぐ後なので、まだ朝の寒さでフロントガラスに霜がビッシリ付いている(^^;)。



 エンジンをかけて暖気し、暖房も入れて霜を溶かす。
 霜が溶けてから出発した。



 国道4号を走っている途中、茨城県五霞町に「道の駅」があり、そこで休憩を取った。



茨城県五霞町のご当地キャラクターで「ごかりん」というらしい。ゆるキャラってどこにでもいるね(^^;)。

 

 休憩を終えて道の駅をあとにする。目的地はもう近いはずだ。

 

 実家から車で2時間半、目的地に到着した。
 そこには大きな湖があった。

 

 
 
 
 湖の入口に看板があった。ここ一帯は「渡良瀬遊水地」というらしい。その中でこの湖は「谷中湖」という。



 県別に色分けをしてみた。見事に4つの県をつなぐように湖が存在する。



 入口から湖の中央を横切るように道が続いている。



 とにかく湖が広い!。写真2枚を合成してみたが、それでも全体を収めきれていない(^^;)。



 湖左側。遠くに山が見える。



 湖右側。ただただ広い!。

 
 実はこの湖は、今から約100年前、足尾銅山から渡良瀬川に流れた鉱毒を沈殿、無害化させるために作られた人工の湖だった。
 しかも以前ここには「谷中村」があったが、鉱毒によって川魚や農作物が汚染されたため、明治政府は村を強制買収してそこに湖を作った。村を1つ潰して鉱毒を沈殿させるための湖を作った訳だ。

ウィキペディアより↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E8%89%AF%E7%80%AC%E9%81%8A%E6%B0%B4%E5%9C%B0



 湖の水際に立つ。この湖底に鉱毒が沈殿している。それは足尾鉱毒事件から100年たった現代でも時たま検出されることがあるという。



 湖から張り出した野鳥観察所がある。ここには多くの水鳥が飛来するらしい。実にのどかな様子だ。とても鉱毒のために村ひとつ潰して出来た湖とは思えない。




 湖の北側に、谷中村の一部が残されているエリアがある。「旧谷中村遺跡」というらしいが、100年前まで普通に人々が生活して地域が「遺跡」呼ばわりになってしまうのが何だか物悲しい。




 遺跡の中は入って見学できるようになっている。道なりにある枯木のためか何だか寂しい。まさに廃村だ。



 時折、小川に掛かった小さな橋を見かける。当時の橋を復元したものだろうか?

 

「雷電神社」があったという場所に出る。あの田中正造も鉱毒事件反対のために谷中村に移り住んでいたらしい。



 小高い丘に登る。その頂上にはかつて神社があったようだが、今は何もない。雷電神社の名が書かれた看板とベンチがあるのみだ。



 雷電神社跡地から望む。田中正造も見たであろう景色を見る。当時は人の営みもあっただろうが、今はただ葦の野原が広がるのみ。



 雷電神社から少し離れた所に半鐘があった。



 半鐘越しに雷電神社跡地を望む。



 少し歩くと村の地図の看板があった。



 この辺りに村役場やお屋敷があったらしいが、今や見る影も無い。

 


 まさか4つの県の県境に湖があるとは思わなかったし、しかもその湖があの足尾鉱毒事件の鉱毒を沈殿させるために村ひとつ潰して出来たものだったとは・・・。
 今回の元日走行は意外な結末で幕を閉じた。



 夕方に帰宅。初のロングドライブで疲れたが、思わぬ収穫があってとても楽しかった。
 何だか燃えるような夕焼けだ。今回の走行をドラマチックに閉めるかのようたった。
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