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徒然なるままに書き記した戯言集です(^^;)。
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09-02-07.jpg 一昨日の不動産のセールス電話に対する不快さが、今日になってもまだ取れない。仕事に没頭すれば気が紛れるかと思ったが、それどころか仕事になかなか集中できない(^^;)。
 これは強制的に気分転換をしないといけないと思い、「葛飾区郷土と天文の博物館」のプラネタリウムを観に行くことにした。日常に起こる不快なことも大宇宙を実感すればホンの些細なことにしか過ぎないと思えるのではないか、と。

 今日は土曜日。そのせいか近所の小学生も数多く来ていた。
 会場内が暗くなり、天井に星空が投影される。画面はこの博物館から見た今夜見られる星空だった。南の空にオリオン座が目立っている。会場内の小学生たちが「オリオン座だーっ!」とはしゃぎだす。今時の子供とは思えないほどテンションが高い。葛飾の下町の子供だからか?ノリが僕らの子供時代のようだ。懐かしい感じがする。
 解説のお姉さんが冬の星空についての説明を始める。星座の説明ごとに小学生たちのリアクションが起こる。これに解説のお姉さんが気を良くしたのか、小学生たちにフッてきた。
 「オリオン座の右肩に明るい星があります。この星は何でしょう?」
 すると小学生たち、
「一等星!」
 お姉さん、苦笑しながら、
「確かにそうですが、名前が付いています。頭に’ベ’が付きます。何でしょう?(正解・ベデルギウス)」
 小学生たち、一斉に、
「ベッカム!」
 おいおい!(^^;)、中には数人「ベデルギウス」と答えた子もいたけど。このおバカ加減とテンションの高さ、時代は変わっても基本的な子供っぽさというのは普遍的なんだなと実感した(^^;)。

 始めのうち僕はこの小学生たちのことを、「元気なのはいいけど、上映中ずっとこの調子だとキツイな」と思っていた。だが、いざ上映が始まると、大迫力の宇宙の映像に皆、目が釘付けになっていた(^^;)。子供っぽいといえばそうだけど。それに小学生たちを黙らせるほどの映像を映し出すこのプラネタリウムもすごい。

 僕はこの小学生たちに好感を持った。そう思った時、僕の右方向3メートル先から妙な音が聞こえたきた。よく聞いてみるとそれは「呼吸音」だった。「寝息」だ!オッサンが熟睡している(^^;)。しかもその「寝息」の音が徐々に大きくなってくる。
 プラネタリウムを観ていて眠くなる気持ちはよくわかる。しかし本編が始まって5分でそれは無いだろ!(^^;)。小学生たちは目を輝かせて画面に釘付けになって観ているんだぜ!。

 プラネタリウムも面白かったけど、それ以上に面白い人間模様を見せていただきました。
 プラネタリウムの外に出たら、セールス電話での不快さがホントに取るに足らない些細なことに思えるようになっていました(^^;)。
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